乾燥に負けない!「ファンデーション」で”艶肌”にする4つの方法
冬は、お肌が乾燥しがちです。そのため、気になるのがファンデーションの粉ふきです。そして、ファンデーションの上から小皺やほうれい線が。。。それを回避するために、お肌の保湿の方法から、化粧下地、ファンデーションの選び方、塗り方をご紹介します。
- 2017-01-20
- 松澤ますみ
一生懸命メイクしているのに…
冬は、お肌が乾燥しがちです。そのため、気になるのがファンデーションの粉ふきです。朝、一生懸命メイクしているのにちっともファンデーションが乗らない、粉っぽいとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
また、お肌が乾燥していると、ファンデーションの上から小皺やほうれい線が目立ちます。それを回避するために、お肌の保湿の方法から、化粧下地、ファンデーションの選び方、塗り方をご紹介します。
1.お肌を健康な状態にする
ファンデーションが乗らない原因のひとつは、お肌の表面に古い角質層が残ったままになってしまっていることです。お肌がごわごわしているのでファンデーションを塗った時に皮がむけやすく、またツヤ感もありません。まずは古い角質を落としてお肌を柔らかくすることが先決です。
2.保湿を入念にする
乾燥が治らないうちは、いくらファンデーションを替えてもツヤ肌にはなれません。お肌の水分補給をしっかりして、油分で蓋をするという保湿の基本を守って、肌の潤いを逃がさないようにしましょう。また日中も、化粧直しの際に保湿をするなど、徹底した保湿対策をしていきましょう。
3.化粧下地の選び方
最近の化粧下地は、ファンデーションを使用しなくても、お肌が綺麗になるほどに優秀です。たくさんあってどれがいいの?と思う方もいらっしゃるのかもしれません。基本は、保湿力がとても優秀なクリームタイプの化粧下地を選ぶことです。オススメの成分としては、コラーゲン、セラミド、グリセリン、スクワラン、レシチンなどです。成分表には、配合量が多い順に記載されていますので、どんな保湿成分がどのくらい配合されているか、確認する際の参考にしてください。
また、ヴァセリンを化粧下地として使うと、皮脂が浮き出るのを抑えて化粧が崩れにくくなります。乾燥がひどい場合は化粧下地とヴァセリンを半々か、ヴァセリン多めで混ぜます。そこまで乾燥していない場合は、化粧下地8:ヴァセリン2くらいの割合で混ぜるのがオススメです。
4.ファンデーションの選び方
夏用と冬用のファンデーションがありますが、一般的に夏用はUVケア重視、冬用は保湿ケア重視でつくられているため、乾燥が気になりはじめたら冬用に切り替えましょう。ファンデーションのなかには、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が配合されたものもあるので、成分表示も忘れずに確認してください。この時期はやはり、保湿効果が続くリキッドタイプのファンデーションがオススメです。
リキッドタイプのファンデーションを塗るときのコツ
リキッドタイプのファンデーションを上手にのばす塗り方です。
ます、最初に、手の甲にのせて、肌温に温めてから、手、ブラシやスポンジでとって顔全体にのせていきます。
- 手の場合:手の甲にファンデーションをおいて、人差し指と中指と薬指の3本の指でなじませます。
- ブラシの場合:手の甲にファンデーションをおいて、ブラシをクルクルまわしてなじませます。
- スポンジの場合:手の甲にファンデーションをおいて、指先で広げスポンジになじませます。
顔に塗る順序は、頬→おでこ→鼻筋→あごの順で、パーツごとにファンデーションを付け足します。ファンデーションの量はできるだけ控えめにしましょう。テカりやすいTゾーンや、乾燥が気になる目元や口元は特に控えましょう。具体的には、パール粒1個分と少量でOKです。(メーカーによっても異なるので、パッケージに書かれている使用量をチェックするようにしましょう)。
リキッドファンデーションの厚塗りを防ぐためには、スポンジなら軽く叩いて肌になじませ、ブラシの場合はサッと伸ばすことです。また、崩れやすいおでこ、目元、口まわりは頬よりも少ない量でつけましょう。
<<注意したいポイント>>
- 乾燥を隠そうとしてファンデーションを厚く塗ると、目元や口回りなどの動くところにシワが寄ります。
- スポンジを肌に強くこすりながら塗るのは、お肌に刺激を与えますから気をつけましょう。刺激がシミやたるみの原因になるのでやさしく塗るようにします。
- 肌に触れるスポンジは菌の温床になりやすいため、不衛生なまま使用すると肌のトラブルになりますから、汚れたら洗うようにします。
- シミ、そばかすを隠すための重ね塗りは厚塗りになるので、コンシーラーを使いましょう。
ファンデーションをつけ終わったら、手のひら全体で包むようにしてなじませると、しっとりとした仕上がりになります。リキッドファンデーションの後はフェイスパウダーで化粧崩れを防ぎましょう。
- 手の甲でフェイスパウダーをなじませます。
- 顔の中心から外側に向かってパフを滑らせるようして塗ります。
- 小鼻や目元の細かい部分はパフを折り曲げて塗ります。
その後は、ブラシなどで余計なフェイスパウダーをオフします。
冬は、ファンデーションの選び方や使い方によって、仕上がりに差が出やすい季節です。今回ご紹介した方法は、どれも気軽に取り入れられるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。ファンデーションを上手に活用して、冬もみずみずしい艶肌をキープしましょう。
※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。