どんな美女でもポーチが汚いと興ざめである

誰もが振り向くような美女。そんな女性がパウダールームでメイク直しをしていた。あまりの美しさに「どんなコスメを使っているのかしら？」と思ってチラリと見てみたら・・・ポーチが「汚」、コスメも「汚」。これでは一気に美女に見えなくなってしまいますよね。そして「きっとのこの女性はバッグの中身もお部屋もぐちゃぐちゃなのだわ・・・。」とショックを受ける。これは、男性女性、誰もが感じること。メイクポーチが汚いだけで、一気に生活がだらしない認定を受けるのです。

それに、こういった女性ってよくよく見ると、歯に口紅がついていたり、アイシャドウがまつ毛にのっていたり、アイラインがガタついていたり・・・とにかくメイクが汚い。そしてなぜか肌荒れしている率も高い。これって、ポーチが不衛生なせいでは？と思わずにはいられませんよね？

メイクポーチの清潔感を維持するためには、日頃の小さな心がけが大切なのです。

メイクポーチを清潔に保つテク

ブラシは生で入れない

基本中の基本です。メイクブラシをポーチに生で入れてしまうと、どうしても毛の中に入っている化粧品のお粉がコーチの中にばらまかれてしまいます。すると、ポーチの内側も一緒にポーチに収納されているコスメたちにも粉が付着し、悲惨なことに・・・。ブラシは使用後頻繁に専用のクレンザーでお手入れするのはもちろん、ブラシだけを入れるポーチを別で作るようにしましょう。

コスメは使う度にふき取る

ブラシは洗っても、コスメそのもののお手入れはあまりしていない。という方が多いのではないでしょうか。だけど、パウダーアイシャドウやチークは使う度に粉が飛んでいます。リキッド系のアイテムは、フチに液が溜まりやすいです。これらを一回一回使用後にふき取ってあげるだけで、コスメもポーチも大きな掃除をせずとも長期間清潔な状態を保つことができるのです。

割れたパウダーコスメは家で待機させる

パウダーアイシャドウやパウダーチーク、ハイライトなどは、どうしても残量が減ってくると割れやすくなります。粒子が細かいタイプは、大きな衝撃で割れてしまうこともしばしば。「水とサランラップを使ってプレスし、復活させる」等のテクニックもありますが、一度割れてしまったコスメはどうしても粉飛びしてしまいますし、軽い衝撃で再度割れてしまいます。こうなってしまった場合は大人しく「家用コスメ」にし、持ち歩きを控えましょう。

コスメのフタをしっかり閉める

使用後のコスメのフタ、最後まできちんと閉めていますか？意外にも、半開きになってしまって閉まっていることが多く、そこから液漏れを起こしてしまうことが多いです。「カチ」と音がするまでやフタと本体が密着をするまでなど、きちんと最後まで閉めることを心がけてくださいね。

なるべく洗濯できる素材のポーチを選ぶ

お洋服や下着は洗うのに、毎日持ち歩く、しかも顔に直接つけるコスメを収納しているポーチは洗わないっておかしいですよね？コスメポーチも一定のペースで洗濯をするようにしましょう。

洗濯を行うためには、当然洗濯ができる素材のポーチを選ぶ必要があるので、ポーチ選びの段階でこれを意識すると、清潔を保ちやすくなります。

洗濯できない場合は拭き取り除菌

ミラー付、ベロア素材、ファー素材など、洗濯機に入れるどころか手洗いすら難しい素材のポーチをどうしても使用したい場合は、ふき取りタイプのメイク落としや除菌シートを使って、内側の汚れや菌だけは最低限落とすようにしましょう。

本来は、先のトピックで触れたように、洗濯のできるポーチを選んでいただきたいですが、自分のテンションがもっとも上がるデザインや使い勝手の良いポーチを使用したほうが、メイクをする事自体が楽しくなるので、お手入れ方法を臨機応変にすると良いですよ。

汚れたポーチは容赦なく捨てる

洗ってもいよいよ綺麗に出来る限界が来た、洗えないためふき取りもいよいよ厳しい・・・。そんな時は、どんなにお気に入りのポーチであっても容赦なく処分して。あなたにとってはお気に入りでも、他者から見た感想は「汚らしい…」です。それに、汚いポーチから出したコスメは当然不潔。

なお、こういった理由から、大切な人にもらったポーチや高額なポーチは、コスメを入れる用途には使用しないことをオススメいたします。

ポーチの綺麗はお顔の綺麗に直結する

不衛生な状態のポーチから出てきたコスメを直接肌につけるのは嫌ですよね？それでは肌荒れも起こしてしまいそう・・・。コスメやメイクポーチが綺麗な女性はメイクもお顔も美しい。まずは持ち物から美しく変えていきましょう。