プロのアドバイスによる“肌に効く”冷蔵庫の中にある「食材」5選
いつも美しく輝く肌でいるためには「お金を使わないといけない」なんてことを言う人もいるかもしれません。でも、美しい肌は「冷蔵庫から生まれる」のです。一流のモデル達はアドバイザーがいて、肌にいいものを冷蔵庫にそろえるようにアドバイスを受けています。肌が輝く食材とはなんでしょうか。
- 2016-12-24
- Maki.C
時代によって違う「美意識」
少し前まで、肌の調子が悪いときは、栄養ドリンクやサプリを摂ったり、美容点滴をしたり、整形外科に相談したりしていました。
ですが時代によって美容に対する意識も違います。
では今は?流れはどんどんナチュラルな方向になってきています。そう。昔からある「おばあちゃんの知恵袋」が今の美容トレンドです。昔からある方法が一番簡単でコストも安く、肌に優しいと再認識されています。この昔からあるナチュラルな美容方法は今では、セレブをはじめ、美容のスペシャリストたちも勧めている新しいトレンドとなています。
整形外科医のAnthony Youn先生も「肌が老化と戦い、より若く見せるためには冷蔵庫の中身を見直すこと」と説明しています。冷蔵庫の中に置いておきたい「アンチエイジング作用」たっぷりの食材で肌を輝かせる方法です。今回は冷蔵庫にある食材ですが、食べるのではなく肌に直接使う方法です。モデルたちもしている美容法で、とても効果的で仕上がりに満足感を感じます。それでは早速、冷蔵庫に置いておきたい食材を見ていましょう。
1. カスピ海ヨーグルト
砂糖の入っていない物を購入しましょう。アンチエイジングの成分が豊富で「ラクトース」が古い細胞を取り除くのを助けます。肌に直接塗ると、とても優しい方法でピーリングをしてくれます。赤くなった肌や、ストレスを感じている部分にも効きます。シミとも戦ってくれて、ヨーグルトパックをした後の肌は、一皮むけたツルリとした輝きと潤いを感じさせます。
この方法は、賞味期限が切れたヨーグルトでも安心して使っていただけます。天然オイル(ココナッツオイル、ホホバオイル、エクストラバージーンオリーブオイルなど)をボウルに入れて混ぜて使ってもいいですよ。
おふろに入りながら湿った顔に使い、マッサージを優しくしながら使ってみましょう。その後、少しそのまま置いておいてぬるま湯できれいに洗い流します。ヨーグルトの成分のおかげで肌に潤いを感じます。もちろんそのあとは、保湿クリームでケアしてくださいね。
2. 緑茶
世界中で注目されている日本の食材です。カフェインとナチュラルな抗酸化作用がたっぷり含まれています。
- 乾燥などによってひりひりとする肌の刺激を和らげる
- 目の周りの腫れを抑える
- 血行を良くし、毛細血管を引き締める
- 特に年齢による肌へのダメージを緩和する
先ほど紹介したヨーグルトと緑茶のパックが老化に効果的です。
スプーン3杯のヨーグルト、大さじ1の緑茶の葉を粉にしたものをボウルに入れてよくかき混ぜます。これを顔や首に直接塗り、20分おいておきます。その後、ぬるま湯で洗い流します。1週間に1~2回このケアをするとアンチエイジングになります。
3. リンゴ酢
肌の再生を促進させながら、肌をピーリングします。Youn先生のアドバイスよると、卵の白身大さじ2杯を加えるとタンパク質がたっぷりで肌がさらに引き締まり、毛穴が見えにくくなるとのことです。
リンゴ酢にはベータカロチンが含まれていて、肌や細胞を再生させるように働きかけます。肌のpHレベルを整えながら肌を清潔に掃除し、毒素なども取り除いてくれます。
4. 卵
Youn先生によると卵は、肌にとって一番効果がある食物です。卵の白身を加えるとタンパク質が増えます。肌をキュッと引き締めてコンパクトにします。白身部分は、肌の上に薄い膜を作り、守ってくれます。全卵を混ぜると目の周りのマスクになります。目尻にできる嫌な「鳥の足型ジワ」を防ぎます。
5. アボカド
保湿と栄養を肌に与えます。肌を柔らかく緩和する作用がアボカドの油に含まれていて、ビタミンと抗酸化作用は外の刺激から肌を守ります。柔らかいアボカドの身をつぶし顔全体のマスクとして使い、洗い流します。肌がうるうる、プルプルになるのを感じ取れますよ。
アボカドのつぶした実とヨーグルトを混ぜたパックは、肌にとって栄養補給になります。アボカドに含まれるビタミンB、ビタミンCが肌に浸透し、上質なアボカドの油が肌を滑らかにします。シワ予防としてもとても効果的なマスクです。しわの発生を防ぎ、しわの形成を遅くしてくれます。
ナチュラルなケアをしたい理由
保湿クリームや美容液をつけることも大切なケアです。また、最終的には進んだ技術があり、整形外科に行くと専門的な治療もできます。でも一番大切なことは、予防をしながらナチュラルな方法で肌のもともとの輝きを取り戻すこと。一つ一つ、成分表を見て、肌にあっているか、本当に体にいいものなのか知ることは難しいですよね。いろいろな美容液などを重ねて塗ることによって肌に負担をかけていることもあるかもしれません。もう一度ケアをシンプルに見直してみるのも、お肌が喜んでくれます。
ヨーグルトやアボカドを食べずに肌に使うのはもったいない、と思う方もいると思いますのが、コストを見ると他のパックなどに比べるとはるかに安く、効果的な方法です。入浴中にゆっくりと時間をかけてパックをすると潤いが上がり効果を感じますよ。
※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。
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通訳・翻訳家。ヨーロッパで発信されている流行やトレンドを一早くキャッチするために日々情報収集しています。ヨーロッパ発の健康法やライフスタイルで心から健康に美しくなれる方法を毎日を忙しく過ごしながら、おしゃれ・恋愛・仕事に励む女性にお届けしています。