「ハンドクリーム」と「ボディクリーム」。その”違い”と使い分ける理由は?
ハンドクリームとボディクリームの違いをご存知でしょうか?名前の通り「手に塗る」ものと「体に塗る」という意味を持つクリームですが、「ちゃけ手に塗ることも体に塗ることと同じだし、別に分ける必要あるのだろうか?」と思っている方も多いと思います。今回は、ハンドクリームとボディクリームの違いについてご紹介します。
- 2016-11-11
- beautyfan
ハンドクリーム、ボディクリームの違いって?
ハンドクリームは「手」専用のクリーム
ハンドクリームは名前の通り「手」に塗るクリーム。とはいうものの、ボディクリームも「手」で塗りますよね?ずっと「ハンドクリームと、ボディクリーム、なぜ分けるの?」と思っていたという方もいるのではないでしょうか?筆者も、これがずっと疑問でした。ボディクリームは体に塗るのだから、別に「ハンドクリームとして別で使用する必要もないかな?」と思っていました。
成分的にも大きな違いはない
「では何が違うの?」と疑問を持つ方にご説明していきます。もちろん、ブランドやメーカーによって考え方は異なるのですが、ボディクリーム(ボディーローションやボディバターも含める)と、ハンドクリームの成分に大きな違いはないのです。厚生労働省が決める法律上、「基準」という意味では同じ分類になるようです。しかし、配合されている成分によっては控えた方がいいものはあるものの、基本的にはハンドクリームを身体や顔に使うことに関して問題はないようです。
名前が違う理由
コスト面を踏まえた上で、使用部位に最も効果的な処方を取り入れています。要するに、成分的な違いはそれほどないものの、肌に触れた時のテクスチャーや使用感に違いがあるのです。確かに、物を触ったりする手につけるハンドクリームがベタベタしてしまうと困ってしまいますよね。
ハンドクリーム、ボディクリームのテクスチャーや使用感
そこで最も違いがあると言われている「テクスチャー」や「使用感」についてご紹介します。
ハンドクリームのテクスチャーや使用感
物だけではなく、水にも触れる機会も多い手先。そのために、ハンドクリームは耐水性をもたせるためにも、固形の「油分」や「粘度」の高い油分を多く使用しているのです。確かに言われてみれば、ボディクリームと比べると固めのテクスチャーをしていますよね。また、持ち運びが簡単な小さいサイズになっているのも特徴です。
ボディクリームのテクスチャーや使用感
ボディクリームは、身体の広い部分に伸ばしやすいように油分を控え、テクスチャーを調整しているのです。ハンドクリームに比べると伸びが良いものが多いですよね。