”自分ブランディング”にはマスト!あなたの「パーソナルカラー」は?
自分ブランディングという言葉をご存知でしょうか?自分のことをよく知り、もって生まれた良さを最大限に発揮しよう!という思いから作られた言葉です。自分を良く見せるのも悪く見せるのも、プロデュースする自分次第。色選びは人に与える印象を変え、上手く使えば強い味方になることもあります。パーソナルカラー診断を受けることにより、自分を知る近道になります。自分のセンスに自信がない方や、何色を買ったらいいかわからないという方は診断に行ってみることをお勧めします。
パーソナルカラー診断の魅力と、どういった根拠で診断されているかに触れながらご説明していきます。
- 2016-09-12
- 森田 玲子
パーソナルカラー診断の定義
パーソナルカラー診断とは、生まれ持った色素を元に、似合う色を診断するというものです。決められた理論的な定義と、ドレープという布地を上半身に当て、顔周りへの色の反射を見ながら診断していきます。あくまでも目安であって、あなたはこの色じゃなきゃダメ!という断定的な診断ではありませんのでご安心ください。似合わない色だけど、直感的に好きと感じる色の取り入れ方や、似合う色をさらに自分のものにする取り入れ方まで理解することができます。
パーソナルカラーの分類
パーソナルカラーは大きく2つに分けられます。
イエローベース
イエローといっても単純に黄色が似合うということでなく、色に1滴黄色のインクを垂らしたような色が似合う色素を持つ人のことを言います。
例えば、同じ黄色でもマスタードのような落ち着きのある黄色~レモンのような鮮やかな黄色まで様々な色がありますよね。その中で、より黄みが強い色が合う方を指します。
ブルーベース
こちらも先ほどのイエローベースと同様にただ青が似合うということではなく、ブルーのインクを1滴垂らしたような青みの強い色が似合う色素をもつ人のことを言います。その為、ブルーベースの人も黄色が全く似合わないわけではありません。数ある黄色の中でも、ブルーベースの人に似合う黄色もあるんです。
こちらを更に詳しく分類したものが下の4つです。
スプリング(イエローベース)
元気で生き生きとしたイメージ。
サマー(ブルーベース)
梅雨の時期を思わせる品のある女性らしいイメージ。
オータム(イエローベース)
落ち着きのある、紅葉のようなイメージ。
ウィンター(ブルーベース)
大胆で、注目を浴びるようなクリスマスのようなイメージ。
パーソナルカラーはこちらの4タイプに分類されます。
なぜ診断できるのか?
パーソナルカラー診断の基準は、人それぞれの色素によって判断されます。 目の色(裸眼の状態で)、肌の色(素肌の状態で)、肌の質、髪色(カラーリングをしていない状態で)、髪質など、様々な要素から似合う色を診断します。
パーソナルカラーでいう似合うとは、主観的なイメージや好きな色ではなく、客観的に見た色を指します。似合う色を身に着けることによって、顔色が明るく見えたり、お肌の粗が目立ちにくくなったり、目力がアップしたりします。これは、人の性格やキャラクターには関係のないものですので、私の診断された要素ってちょっと苦手な色が多いな…なんて感じてしまうこともあるかもしれません。その時は好きな色と、似合う色の取り入れ方を変えるだけでいいのです。
パーソナルカラー診断で新しい自分発見!
パーソナルカラー診断をされる際はなるべく先入観のないように、初対面のプロの方に見ていただくのがお勧めです。診断を受け、客観的なアドバイスを貰うことにより、新たな自分の可能性が広がります。そしてコスメやお洋服の色選びをする際の自信につながったりします。
最後に注意点をお伝えします。まじめな方は特に陥りやすいと思うのですが、診断された色が持っている物と全く違うからといって落ち込んだり、全てを買い替えたりする必要はありません!もちろん、お買い物の時にこの色しか買えないとキッチリ守らなくてはいけないわけでもありません。診断された色をベースに、自分の好きな色を取り入れ方を考えたらいいだけなのです。一つの色選びの目安として考えるのが大前提です。
“好き”という気持ちと、客観的な”似合う”色を取り入れながら、自分のセンスを磨くきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
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メイクアップとコスメの魅力に人生を注ぎたいと思い、美容ライターとして活動。資格による知識をもとに、コスメ情報やメイクアップテクなどを中心に執筆。