運動が苦手でもできる!ジャンプダイエットでヤセ体質を目指そう
有酸素運動&筋トレの両方ができるジャンプは、ダイエット中の運動にぴったり。部屋の中でぴょんぴょん跳ぶだけなので、運動が苦手な人でもチャレンジしやすいですよ。
ジャンプダイエットの効果とやり方をチェックして、ダイエット成功を目指しましょう。
- 2023-04-21
- 森本悠希
ジャンプダイエットとは
食べる量を減らせば体重は一時的に落ちますが、30代以降のダイエットは食事制限だけでは限界があります。なぜなら、加齢にともない筋肉量が減り、基礎代謝も低下するからです。
食事制限で体作りに必要な栄養が不足すると、痩せても貧相な体つきになります。長い目で見ると、筋肉量が減ってリバウンドしやすい&痩せにくい体質になることも。
だからこそ、30代以降なら「バランスの良い食生活+適度な運動」でダイエットに取り組むのがおすすめです。
とはいえ、ダイエットに運動が効果的とわかっていても、「運動する時間がない」「運動が苦手」「大変なことはしたくない」など、さまざまな理由で取り組めない方も多いことでしょう。
そんな方におすすめなのがジャンプダイエットです。
ジャンプダイエットの魅力
ジャンプダイエットの魅力は以下のとおりです。
- 運動のために着替える必要がない
- ウォーキングやランニングのように外出する必要がない
- ジムに通う必要がない
- 短い時間(1回1分)でOK
運動へのハードルが低く、取り組みやすそうと感じませんか?
ちなみに、もともとジャンプには運動効果があると言われていましたが、それをより具体的なダイエット法として確立したのが、国立大学教授の伊賀瀬道也さんの「ゆるジャンプ・ダイエット」です。
ご自身の体型をなんとかしたいと考え、1年間ゆるくジャンプするのを続けた結果、-10kgの減量に成功したのだとか。TVで紹介されたこともあり、SNSなどでも人気のダイエット法になりました。
ジャンプダイエットの効果
それでは、ジャンプダイエットに期待できる効果をチェックしておきましょう。
体を燃焼モートにシフト
ジャンプダイエットは、下半身の筋肉を鍛える&1日の消費カロリーを増やす効果が期待できます。
筋トレ効果
太りにくく痩せやすい体質になるには、筋肉を鍛える必要があります。特に、下半身を鍛えるとダイエット効果がUP。
これは、体の大きな筋肉が下半身に集中しているためです。大きな筋肉が鍛えられると、基礎代謝が上がって脂肪が燃焼しやすい体を目指せます。
ジャンプダイエットは全身の筋肉にアプローチしますが、一番使われるのが下半身の筋肉です。ジャンプしているとき、太ももやふくらはぎなど大きな筋肉が鍛えられます。
有酸素運動になるので消費カロリーUP
ジャンプするだけとはいえ、立派な有酸素運動になります。実はジャンプは、ランニングの約1.2倍の消費カロリーがあると言われているんですよ。
全身すっきり
ジャンプダイエットでは、お腹にぐっと力を入れてジャンプします。そのため腹筋にもアプローチでき、お腹周りすっきりに役立ちます。
また、下半身が鍛えられて脚のむくみがすっきりする、脂肪燃焼がサポートされて脚がほっそりするなどの効果も期待できます。
体幹が鍛えられる
ジャンプして着地するとき、バランスが崩れたら転んでしまいますよね。そうならないために、着地の際、姿勢を安定させようとするのですが、このとき、体幹が鍛えられます。
体幹とは読んで字の如し、体の幹となる胴体のこと。体幹トレーニングでは体の奥にある筋肉が鍛えられます。
体の幹がしっかりして良い姿勢がキープできるようになると、「ボディラインが美しく整う」「腰痛や肩こり対策になる」「体のめぐりがスムーズになる」など、メリットがたくさんあります。
今日からはじめよう!ジャンプダイエットのやり方
それでは、ジャンプダイエットの基本のやり方とポイントをチェックしていきましょう。
やり方
ジャンプ前は、足首回し、アキレス腱伸ばしなどをして、十分に体をほぐしてからトライしてください。
体がかたいままだと、思わぬ怪我につながりかねません。
- 背筋を伸ばして立つ。お腹にぐっと力を入れてキープしておく
- 膝を軽く曲げて真上にジャンプ
- 軽く膝を曲げて着地
- 1分間ジャンプを続ける
1分間のジャンプを1日3回行いましょう。トータルで1日3分だけですので、運動が苦手な方、時間がないという方でも取り組みやすいですよ。
ポイント
ジャンプダイエットをするときは、以下のポイントをおさえておきましょう。
- 怪我を防ぐため、準備運動は必ず行う
- ジャンプの衝撃から体を守るために、ヨガマットなどを敷いて実施する
- ジャンプした位置と着地した位置は同じに。低いジャンプでOKなので、その場で上に跳ぶ
- とにかく跳び続けるのが大切。低いジャンプからはじめて、慣れてきたら高くジャンプすると○
- 全身の筋肉(特にお腹)にぐっと力を入れるイメージで。真っ直ぐな棒になったつもりでジャンプする
- バランスを崩したときのために、体を支えられる壁や椅子などのそばでジャンプする
- ダイエット目標を達成したあとも、リバウンド防止のために継続する
ジャンプするだけですが、適当にジャンプしていたら効果は得られません。ポイントをおさえて正しく取り組んでくださいね。
どれくらいで効果を感じられる?
個人差はありますが、早い方で1~2ヶ月くらいです。
1日3分のお手軽トレーニングですので、数週間で劇的な変化はありません。ですが、継続すれば「少しずつ体重が減少する」「鏡を見たときにボディラインがすっきりした」などの変化を感じられるようになるはずです。
なお、運動を取り入れたからといって、高脂質&高糖質な食事をしていては ダイエット効果は得られません。バランスの良い食事とジャンプダイエットで、ぜひ理想の自分を叶えてくださいね。
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教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。