冬の乾燥肌を加速させるNG行為!肌のうるおいを守るために今すぐやめたいこと5つ
毎日の保湿ケアを頑張っても、粉を拭くような強い乾燥、肌荒れ、毛穴トラブル、エイジングサインなどに悩んでいませんか?もしかしたら、NGスキンケアをやっているかもしれません。外気の乾燥が厳しい冬、間違えたスキンケアは肌に大ダメージ!
今すぐやめたいNG行為をチェックして、肌コンディションを立て直しましょう。
- 2023-01-17
- 森本悠希
冬のお肌はとってもデリケート
最近、こんなトラブルに悩んでいませんか?
- 乾燥がひどくて、粉を拭いたようになる
- 肌荒れが続く、ピリピリした痛みが出る
- 毛穴の開きが目立つ、角栓が気になる
- 吹き出物ができる
- 肌がざらつく
- 肌がくすんで見える
- シワやほうれい線が以前よりも目立つ
どんなにスキンケアを頑張ってもトラブルが解消されないなら、冬特有のNGスキンケアをしている可能性があります。
外気の乾燥が厳しい冬は、肌のうるおいが失われがち。肌の細胞が生まれ変わるターンオーバーが乱れたり、外的刺激から肌を守るバリア機能が低下したりと、肌はとってもデリケートな状態です。
さらに、エアコンの影響や外気温低下による体の冷えも、肌コンディションを低下させる原因に。
ただでさえトラブルが起こりやすい状態なのに、間違えたスキンケアをしてしまっては、どんなに高品質な化粧品を使ってもケアしきれません。今すぐやめたい冬のNGケアをチェックして、肌コンディションを立て直しましょう。
今すぐやめたいNGスキンケア5つ
冬にやりがちなNGケアを紹介します。NGケアを続けていては、理想の美肌には近づけませんよ。
熱いお湯で顔を洗う
美肌を目指すには、洗顔の水の温度は33度程度のぬるめがベストです。しかし、外気温が下がる冬は、33度程度のぬるま湯では「冷たい」と感じ、熱いお湯で顔を洗っている方も多いのではないでしょうか。
熱いお湯は、顔に付着した皮脂汚れをしっかり落としてくれますが、同時に、肌に本来必要な皮脂まで奪い去ってしまいます。皮脂は汗と混じり合って皮脂膜になり、肌内部のうるおいを守る自家製クリームの材料です。
寒いからと熱いお湯で洗顔を続けていると肌の乾燥は進行するばかりですし、保湿ケアの効果を十分に感じられません。
保湿ケアは夏と同じ
「気に入っているから」「肌に合うから」などの理由から、一年中、同じスキンケアアイテムを使っていませんか?季節ごとに気温や湿度、紫外線の強さは違いますし、そのときどきで心や体の状態も変わります。
肌はとてもデリケートなので、少しの要因でトラブルを起こしかねません。季節ごとの乾燥レベル、紫外線ダメージの有無、心身の状態に合わせてスキンケアを選ぶのが大切です。
乾燥が厳しい冬なら、スキンケアの保湿力を上げるのがベター。夏と同じスキンケアでは保湿力不足ですよ。
お気に入りの化粧品だから変えたくない、敏感肌で他の化粧品が使えないという方は、スキンケアの最後にワセリンをプラスするのも一つの手です。
ワセリンについては「コスパ抜群&低刺激な保湿剤『ワセリン』で乾燥シーズンを乗り切ろう!上手な使い方とは」で紹介しているので、チェックしておきましょう。
汗をかかないので水分補給はあまりしない
激しいスポーツなどをしない限り、冬は汗をかくことがほとんどないのではないでしょうか。汗をかかず、かつ気温も低いため、冬は水分摂取が少なめになりがち。無自覚なまま体から水分が失われる「かくれ脱水」になる方も多いと言われています。
肌のうるおいは、なにも無いところからは生まれません。化粧水で水分を補えば良いと考えるかもしれませんが、それはあくまで外側からのケア。美肌づくりにはインナーケアも大切ですから、体の内側の水分量をしっかりキープしておきましょう。
体内の水分が不足すると、肌のうるおいが失われるだけではありません。体のめぐりが滞り、肌作りに必要な栄養が細胞に届かない、老廃物が蓄積して肌トラブルが起こりやすくなるなどします。また、慢性的なだるさ、めまい、頭痛、胃腸の調子が悪いなど、健康面でも悪影響です。
季節を問わず、1日2リットル前後(食事からの水分補給を含む)の水分を摂るように心がけましょう。
室内の湿度管理は無頓着
うるおい肌を守るために良い湿度は60~65%です。湿度が50%をきると、肌内部の乾燥が少しずつ進行します。
空気が乾燥し、かつエアコンなどを使う冬の室内の湿度は、環境によりますが20~40%に低下。肌の水分蒸散が一気に増えてしまいます。
少しの工夫で湿度を上げられますので、できる対策から始めてみてください。ちなみに、湿度計は1つはもっておくことをおすすめします。湿度計をまめにチェックすれば、湿度管理への意識も高まりますよ。
【こんな対策で室内の湿度をUP】
- 洗濯物を室内に干す
- 水を入れた洗面器を置く
- 観葉植物に水をやる
- 霧吹きで室内に水をまく
- 加湿器を設置する
日中の保湿ケアをしない
朝スキンケアしたら、夜までノーケアなんてことはありませんか?乾燥しやすい冬は、日中の保湿ケアがかかせません。朝晩のようにフルコースでスキンケアをする必要はありませんが、簡単な保湿ケアはしておきましょう。
日中の保湿ケアというと、ミストタイプの化粧水が手軽ですが、化粧水だけでは水分が蒸発する際に肌のうるおいが奪われます。かならず油分でフタをしてくださいね。
メイクをしているから保湿ケアが難しいという方は、乳液を活用しましょう。乳液は水分と油分をバランスよく含んでいので、日中の保湿ケアにおすすめです。メイク直しに乳液を使えば、手軽に保湿ケアができますよ。
【やり方】
- 綿棒やコットンに乳液をつけて、メイクが崩れている部分をそっと拭き取る(こすらないよう注意)
- 乳液を適量取り、手のひらに広げる
- 顔をこすらないように注意しながら、乳液のついた手のひらを顔に押し当てる
- 軽くティッシュオフして、崩れたメイクを落とす
- 乾燥が気になる部分に、指の腹で乳液をうすく塗る
- 乳液の油分が肌になじんだら、メイクを直す
下地、コンシーラー、ファンデーションなど、フル装備でメイクを直すと厚塗りになるので注意。ベースメイクは薄くつけるのが○です。
肌コンディションを立て直してうるぷる肌に
NGケアに心当たりがあった方は、 今すぐストップを。正しいスキンケアで肌コンディションを立て直し、うるおいあふれる美しい肌を叶えてくださいね。
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教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。