美髪をキープしていく上で今すぐ実践したい、浴室でのちょっとした“ひと手間”とは?
2022年の今年もいよいよ本格的な乾燥シーズンが到来し、思わぬ髪のトラブルに悩まされる予感が濃厚に。
そこで今回は美髪の運命を左右すると言っても過言ではない、浴室で実践するべき“ひと手間”をお届けします。
- 2022-11-03
- NTM
美髪の鍵はバスルームでの“ひと手間”にあり!
真夏に受けたヘアダメージが枝毛や抜け毛として一気に現れてしまう秋冬。応急処置として決して安くはないトリートメント製品を取り入れてみたものの大きな改善が見込めず、解決策が分からないまま悶々とした日々を過ごしているという方も少なくないのではないでしょうか。
そんなときに思い返してみて欲しいのが、浴室での“ひと手間”を怠っていないかどうかということで、自分が思っている以上に髪や頭皮に不純物が残されたままになっていたり、トリートメントに含まれる美容成分が毛髪の隅々にまで行き渡っていなかったりすることも多々あります。
さっそくここからは、浴室で今すぐ実践してみて欲しい、タフな美髪を維持していくための簡単な“ひと手間”を見ていきましょう。
シャンプー時に実践したい“ひと手間”はこちら!
予洗い前にブラッシング
ぬるま湯で髪全体を予洗いする前に行なっておきたいのが、クッション性が高く目の荒いヘアブラシで、頭皮から毛先まで全体を優しくブラッシングするというひと手間。
髪の絡まりをリセットしながら、表面に付着した汚れを事前に浮かせておくことで、シャンプー時にかかる摩擦ダメージを最小限に抑えることができるだけではなく、同時に白髪の原因でもある頭皮の血行不良を改善することにも大きく繋がります。
5箇所に分けてシャンプーを塗布
泡立てたシャンプーは1箇所ではなく、「生え際」「こめかみ(左右)」「襟足」「後頭部」の計5箇所に分けて塗布することで、満遍なく全体を洗うことができます。
指にお湯を伝えながら念入りにすすぐ
どんなに高級なシャンプーでも頭皮に残ったままになってしまっては、痒みやフケの発生を引き起こす原因に。
シャンプーを洗い流す際には、すすぎ残しが多い耳の後ろ~襟足に注意し、髪の内側に指を通しながらヌルつきが完全に無くなるまで十分にすすぎましょう。
トリートメント&コンディショナー時に実践したい“ひと手間”はこちら!
ホットタオルで髪全体を覆う
美容成分を髪の深層部にまで届けるためには、温かい厚手のタオルで髪全体を覆い、事前にキューティクルの隙間を開かせておくのが効果的。
さらに頭部の血流が促されることで、抜け毛の改善効果にも期待できます。
塗布する前に髪の水気をきる
トリートメントやコンディショナーの濃度が薄まってしまうことを防ぐために忘れないでいたいのが、シャンプー後にしっかりと水気をきるというひと手間。
その後は手のひらで毛束を包み込みながら、毛髪表面のキューティクルの方向を上から下へと整えるように適量を塗布していくことで体温も伝わり、美容成分の浸透力がさらにブーストされます。
塗布後にコーミング
トリートメントやコンディショナーに含まれる美容成分を満遍なく髪の隅々に行き渡らせるためには、塗布後に濡れ髪専用のヘアブラシでコーミングするというひと手間をお忘れなく。
髪の乾燥&カラーの色落ちを回避するなら「リバースケア」がおすすめ!
美髪を制する海外セレブたちも実践しているという「リバースケア」とは、その名の通りシャンプーとトリートメントをあえて逆の手順で行うという知る人ぞ知るお手入れ方法。
乾いた髪全体を丁寧にブラッシングした後、濡れた髪にトリートメントを揉み込むことで髪内部の水分が流出しにくい状態になり、シャンプー時の摩擦を大きく軽減させることができます。
その後はぬるま湯で洗い流してから通常通りシャンプーを行い、髪のコンディションが悪いと感じた日には再度トリートメント(もしくはコンディショナー)を塗布して洗い流すだけで、毛先までみずみずしい潤いと艶めきを纏った柔髪に出会えるはず。
こんな方におすすめ
- 乾燥ダメージによる髪のパサつきが目立つ。
- ヘアカラーの色落ちを未然に防ぎたい。
- 猫っ毛で毛先が絡まりやすい。
- 髪のうねりや広がりが気になる。
- 枝毛が増え続けているように感じる。
- 髪の指通りが悪い。
美髪から遠ざかるタブーな習慣とは?
毎朝お出掛け前にシャンプーをしている
必要以上に皮脂が取り除かれることで、紫外線のダメージを受けやすくなるためNG。
洗髪後はドライヤーを使用せず自然乾燥させている
髪表面のキューティクルが傷つきやすくなり、悪臭の元となる雑菌が繁殖するためNG。
シャンプーを頭皮に直接塗布してから泡立てている
摩擦が生まれやすくなり、洗い残しの原因になるためNG。
シャワーの温度を高めに設定している
髪と頭皮の乾燥が進む原因になってしまうためNG。
開封から1年以上が経ったヘアケア製品を使用している
配合成分の劣化によって炎症を引き起こす恐れがあるためNG。
いかがでしたか?
365日、常に外的刺激や紫外線にさらされている部分だからこそ、日々の細やかなお手入れが欠かせない髪や頭皮。
徐々に冷え込みが強まることで入浴時間が長くなる秋冬の到来を皮切りに、これまで浴室で省略してしまっていた“ひと手間”を習慣化していきましょう。