初秋にやりたいスキンケア!季節の変化に耐え抜ける肌づくりを!
初秋になると「くすみや透明感の低下」「肌荒れや赤みがでる」「シミ・そばかすが増える」などのトラブルが起こりやすくなります。原因は「紫外線」「乾燥」「花粉」「ダニ」などが挙げられます。
肌トラブルを予防するために、初秋にやりたいのは「保湿を強化する」「ハトムギ入りの化粧品を使う」「美白ケアをする」スキンケアの3つです。
- 2022-09-16
- KOROTKMN
9月に入って少しずつ涼しくなり、秋を感じるようになりましたね。
夏から秋の季節の変わり目は、肌がゆらいで調子を崩しやすいので注意が必要です。お手入れを秋仕様にかえて、季節の変化に負けない肌づくりを目指しましょう。
本記事では、初秋にやりたいスキンケアについて解説します。
初秋の肌について
季節の変わり目は、肌が環境の変化についていけず、トラブルが起こりやすくなります。ここでは、初秋の肌に起こりやすい「肌トラブル」と「原因」について解説します。
初秋の肌に起こりやすい肌トラブル
初秋になるとよくみられる肌トラブルの例として、次の3つがあります。
くすみや透明感の低下
夏に浴びた紫外線によるダメージでメラニンが蓄積され、肌に表面化することで、くすみや透明感の低下がみられます。
また、秋は気温と湿度の低下により肌が乾燥します。すると、肌のうるおいが不足してくすみがちとなり、肌の透明感が失われるのです。
肌荒れや赤みがでる
秋になると肌のうるおいが失われて、肌表面のバリア機能が低下するため、ちょっとした刺激にも敏感に反応し、肌荒れや赤みが出やすくなります。
また、秋は花粉が飛ぶようになるため、バリア機能が低下した肌に付着するとアレルギー反応が起こり、肌荒れの原因になる場合があります。
シミ・そばかすが増える
秋は気温が低下して体の血流が悪くなるため、ターンオーバーが乱れます。
すると、夏の紫外線でできたメラニンの排出ができず、シミ・そばかすとなって肌に見られることがあります。
初秋に肌の調子が崩れる原因
ここでは、初秋に肌の調子が崩れる主な原因について解説します。前述でも少し触れましたが、より詳しく触れていきます。
紫外線
秋の肌は、夏の紫外線によってダメージを受けており、バリア機能が低下しているため、季節の変化に対応できず調子を崩しやすくなります。また、紫外線を浴びるとメラニンを過剰に分泌させて、シミを引き起こす原因にもなるのです。
さらに、紫外線のUV-A波は肌の奥まで届いてコラーゲンやエラスチンを破壊するため、たるみやシワなどのエイジングサインにもつながります。
乾燥
秋になると空気が乾燥するため、肌のうるおいも低下します。すると皮膚のバリア機能が低下して、トラブルが起こりやすくなります。
ターンオーバーの乱れにもつながり、メラニンの排出が遅れてシミの原因にもなります。また、水分を失った古い細胞で肌が埋め尽くされることで、肌は弾力を失いたるみやシワもできやすくなるのです。
花粉
秋は、ブタクサやヨモギなどの花粉が飛び、皮膚に触れることで皮膚炎が起こりやすくなります。
花粉によって肌が敏感になると、アトピー性皮膚炎の悪化にもつながるため、アトピーもちの方はとくに注意が必要です。
ダニ
秋は夏に繁殖したダニの死骸が増える時期で、触れるとアレルギー反応を起こして肌荒れやかゆみ、赤みの原因となります。
初秋にやりたいスキンケア
初秋にトラブルのない丈夫な肌でいるためには、毎日のスキンケアが重要です。ここでは、初秋にやりたいスキンケアについて紹介します。
保湿を強化する
秋の肌トラブルは乾燥によってバリア機能が低下することで起こるため、保湿を強化することが極めて重要です。保湿をすれば肌も焼けにくくなるため、紫外線によるダメージを軽減することにもつながります。
保湿ケアは、洗顔をしたあと速やかに行いましょう。化粧水 → 乳液 → クリームの順に重ねて水分と油分を肌の奥までしっかりと取り込みます。化粧水は、セラミドやヒアルロン酸など高保湿成分配合のもので、とろみのあるものを使うと保湿効果を高められます。
クリームは使う量が多すぎるとべたつきの原因になるため、小豆粒大を目安につけましょう。クリームを適量つけることで、12時間以上肌のうるおいをキープでき、保湿強化ができますよ。
毎日朝晩、化粧水、乳液、クリームの3つを欠かさず使ってケアしましょう。
ハトムギ入りの化粧品を使う
秋は、バリア機能が低下して肌荒れをしやすいので、ハトムギエキスが入った基礎化粧品を使ったお手入れをおすすめします。
ハトムギエキスはアミノ酸をバランスよく含んでおり、ビタミンB群も豊富に含んでいるため、肌の調子を整える効果に優れています。具体的には、保湿効果、ターンオーバー促進効果があり、肌の再生を促して肌状態を整えてくれます。
ハトムギエキスが配合された化粧品は多く販売されており、とくに保湿力に優れているため、化粧水に配合されていることが多いのが特徴です。
いつも使っている化粧水をハトムギエキス入りの化粧水に変えてもよいですし、プレ化粧水として使うことで肌を整え、普段のお手入れの質を高めるのに利用してもよいでしょう。
美白ケアをする
夏は紫外線が強くなるため多くの方が美白ケアを行いますが、9月を過ぎるとやらなくなる方が多いです。しかし、11月までは美白ケアを続けることをおすすめします。
9月になると確かに紫外線量は減りますが、メラニンの分泌量は減らないため、シミの元は作られ続けます。そのため、美白ケアをやめてしまうとメラニンの働きを抑えられず、シミやそばかすが肌に出てきてしまう恐れがあるのです。これをシミのリバウンドと言います。
シミのリバウンドを防ぐためにも、初秋から冬までは美白ケアを続けましょう。美白ケアはビタミンC誘導体、アルブチン、トラネキサム酸など美白有効成分が配合された美容液を使うと、即効性もあり効果を実感しやすいのでおすすめです。
まとめ
初秋になると「くすみや透明感の低下」「肌荒れや赤みがでる」「シミ・そばかすが増える」などのトラブルが起こりやすくなります。それらを引き起こす原因は「紫外線」「乾燥」「花粉」「ダニ」などが挙げられます。
肌トラブルを予防するために、初秋にやりたいのは「保湿を強化する」「ハトムギ入りの化粧品を使う」「美白ケアをする」スキンケアの3つです。
スキンケアも秋用に衣替えして、季節の変化に耐え抜ける肌づくりを意識しましょう!