ヨーロッパのビューティーフォーラムって、どんな感じ?

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ヨーロッパのビューティーフォーラムって、どんな感じ?

ヨーロッパの夏は、バカンスはどこへ行くの、行ったの?そんな話題でもちきり。サマードレスや水着を新調したり、ネイルやヘアーの準備に忙しかったり、こんがり焼けた日焼けの跡をアピールしながら、サマータイムを満喫中です。

旅先で、海外の見本市の雰囲気を体験して、お土産に最新美容グッズを購入するのもあり。これから計画される方も、ぜひ参考までに。今回は、ヨーロッパのビューティーフォーラムの雰囲気を紹介します。

海外のビューティーフォーラムの開催時期

海外のビューティーフォーラム
出典:byBirth

通常、ヨーロッパも日本と同様に、春と秋に大型の見本市が開催されます。秋は特に新学期も始まりますし、まさに学びの季節。これからヨーロッパ方面へ旅行の計画を立てる方は、現地の美容見本市にも注目すると、いつもと違った楽しみ方が出来るかもしれません。

ヨーロッパの見本市は、子供連れでも歓迎されるので、安心して家族でも入場できます。ただし、日本とはマナーも違い、展示品を触ったりの事故は親である保護者の責任ですので、しっかり目は離さずに楽しんでください。会場によっては、キッズコーナーもありますのでご安心を。

入場券も当日その場で購入できますし、日本と比べると比較的安価で手に入ります。クレジットカード決済が主流なので、特に構えることもないでしょう。

ヨーロッパといえばビオコスメ

ビオコスメ
出典:byBirth

チェコは、ビオコスメ大国。なんて異名を耳にすることもありますが、広大な土地を活かし栽培され、原料からこだわりを持つ自然派コスメがたくさんあります。ビオやオーガニックと言えば同じ意味を持つ言葉ですが、ヨーロッパ全体的に見ても、人気の高いものです。

また、コスメだけに留まらず、生活用品や食品などでも関心が高く、近年はどこもかしこもビオという言葉がキーワードな程よく耳にします。もともと、自家製のもので何かを造るようなプロセスが、生活習慣として根強いチェコですので、当たり前と言えばそうなんですけどね。

会場でも、ナチュラルな木材を基調としたインテリアと組み合わせた、こちらのハンガリーからのメーカーさんに人だかりができていました。

最新美容といえばアジア

最新美容といえばアジア
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Kビューティー(韓国美容)、Jビューティー(日本美容)と年々加速するアジアンビューティー人気もチェコでは注目です。昔に比べると、美容に対する関心自体が高まっていることも言えますが、随分と日本のコスメも手に入りやすくなりました。見本市では、日本製のコラーゲンやサプリが売られていて、一気にテンションが上がりました。

日本人は若く見えるとよく現地の方から声を掛けられます。どんな美容法を試しているのか、など。私自身は特別なことはしておらず、どちらかと言うと、チェコでのコスメ選びに難儀している方ではあるのですが…。

強いて言うならば、悩んでいるポイントが違うと思います。チェコ女性の肌悩みNo.1はシワ。凹凸のある顔の造りであったり、乾燥した土地柄など、どうしてもアジア女性よりは、低年齢でのシワが現れてきやすいです。

韓国のLED美容マスク
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韓国のLED美容マスクにも人だかりが。実は私、チェコの美容インフルエンサー達が使用しているのは知っておりましたが、現物を見るのは初めて。興味津々で食い付いてしまいました。まだまだ、一般市場では見かけないのです。

好みの違い

好みの違い
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海外の美容見本市を見て、最新美容自体は世界中そこまで大きな違いは感じられないかもしれませんが、何といってもテイストの違いを痛感することはできると思います。

中でも、カラーバリエーションは圧倒的に違いを感じるところです。日本ではあまり見かけないカラーだと、使えるかどうかはさておき、お土産にも面白いかもしれません。

タッチアップ
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タッチアップもあって、長丁場で楽しめます。こちらのタッチアップは、グリッターリップのお試し。近年、よく撮影現場で目にすることがありましたが、リップ専用の接着剤でグリッターをのせていく代物。発色が強く、一般市場だとパーティーや発表会で活躍しそうですが、どうでしょう。

色味自体はレッド系が人気ではありましたが、中には青や緑をチョイスされる方々もちらほら。個人的感想は、口にしか目がいかず、まるで鳥のくちばしの様だと思いました。インパクトがあるので、撮影用に購入検討中ですが、あれからだいぶたってもまだ手元にはないところを見ると…(笑)

サステナビリティとヨーロッパビューティー

サステナビリティとヨーロッパビューティー
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最後に、今回私が一番注目したオーストリアのメーカーです。既に、サステナブルやサステナビリティという言葉は、ヨーロッパのビューティーやファッション業界でも、しっかりと影響を受けています。サステナビリティとは、地球環境や社会の持続可能性を意味する言葉として定着していますね。

元々、チェコやヨーロッパの環境問題への関心の高さや、オーガニックやビオにこだわる姿勢などは、ヨーロッパへ越してきた10年以上前から知っていましたが、今やすっかりトレンド化しています。

サステナブル
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こちらの商品のパッケージは、出来る限り包装しない、など色々な工夫が凝らされてます。容器をプラスチックではなくガラスにし、回収作業を取り入れたりもしています。例えば、10本分ためてリサイクルするとプレゼントが貰える、などの特典も。消費者のリサイクル意識を上手に高めているな、と感じました。

また、そういう取り組みをしているところから購入することも、私たち消費者が出来るサステナブルな行動の一つなのかもしれません。

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Macelova

Macelova

ヨーロッパはチェコの片田舎で、三姉妹の母親業の傍らネイルアーティスト、ライターとして活動中。美容専門学校ネイル講師、プライベートネイルスクール&サロン主宰を経て、夫の故郷チェコへ移住。

https://www.instagram.com/macelova_nailartist/