首にシワやたるみなどエイジングが起こりやすいワケ!適切に対処すれば-5歳若返る!
首の皮膚は体のほかの部位に比べてデリケートで、些細な刺激でもダメージを受けてトラブルが起こりやすいのが特徴です。
首にシワ・たるみを引き起こす主な原因として、「乾燥」「加齢」「紫外線」「首に負担がかかる姿勢」の4つが挙げられます。
対処法は「保湿をする」「紫外線対策をする」「長時間同じ姿勢でいることを避ける」「マッサージをする」ことの4つです。
- 2022-06-13
- KOROTKMN
年齢を重ねると気になり始める首のシワやたるみ。首は顔に比べてお手入れ不足になりがちで、年齢が表れやすく老けて見える原因になります。
逆に言えば、首のシワやたるみを解消できれば、若々しく見えることにつながるということ。適切に対処して、首のエイジングを予防しましょう。
本記事では、首にシワやたるみなどが起こる原因と対処法について解説します。
首のシワ・たるみについて
首は、体のほかの部位に比べてシワ・たるみができやすいのが特徴です。ここでは「首の皮膚の特徴」と「首にシワができる原因」について解説します。
首の皮膚の特徴
首の皮膚は、皮脂腺が少なく皮脂膜が十分に作られないため、バリア機能が低いのが特徴です。
バリア機能が低いと外的刺激から肌を守る力が弱いため、紫外線、乾燥、花粉などのダメージを受けてトラブルが起こりやすくなります。
また、肌内部の水分蒸発も起こりやすいので、乾燥してかさつきやツヤのない状態になりやすいのが特徴です。
このように首の皮膚は体のほかの部位に比べてデリケートで、些細な刺激でもダメージを受けてトラブルが起こりやすいといえます。
首にシワ・たるみができる原因
首は皮膚が薄くバリア機能が低いことから、シワ・たるみなどのエイジングも目立ちやすい傾向にあります。ここでは、首にシワ・たるみを引き起こす主な原因を4つ紹介します。
乾燥
首はもともと乾燥しやすい部位で、お手入れ不足などによりさらにうるおい不足になると、小ジワの原因になります。
また肌が乾燥すると日に焼けやすくなるため、紫外線の影響でコラーゲンやエラスチンが破壊されて弾力を失い、たるみにつながります。
加齢
年齢を重ねると肌の弾力をつかさどるコラーゲンなどが減少するため、シワ・たるみができやすくなります。
とくに女性の場合は女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌も年々減っていくため、肌のうるおい、ハリ、弾力が低下していくことも原因の一つです。
紫外線
紫外線を浴びると肌のコラーゲンが壊れて、ハリ・弾力が失われる原因になります。とくに首はバリア機能が低いので、紫外線のダメージを受けやすく注意が必要です。
首に負担がかかる姿勢
猫背でうつむいたままパソコンやスマートフォンを見続ける、高さのあっていない枕で寝るなど、首に負担をかけたままの姿勢でいると、シワ・たるみが起こる原因になります。
首のシワ・たるみの対処法
首の皮膚は薄くデリケートなので、シワやたるみは普段の何気ない行為の積み重ねで起こります。予防するには、日ごろからお手入れや過ごし方に気をつけることが大切です。
ここでは、具体的に首のシワ・たるみの対処法を4つ紹介します。
保湿をする
首は乾燥しやすいため、保湿をしっかりと行いましょう。保湿することで、バリア機能も高まりシワ・たるみなどのトラブル予防ができます。
保湿ケアは朝晩、化粧水、乳液、クリームを使って顔と同じようにケアをするとよいでしょう。日中も乾燥が気になる場合は、ミスト化粧水などを使ってこまめに保湿することをおすすめします。
紫外線対策をする
紫外線ダメージは首のエイジングに大きく影響を与えるため、しっかりと対策をしましょう。
朝、顔に使用する日焼け止めクリームを首まで塗る習慣をつけることが大切です。保湿ケアと紫外線対策は、顔だけでなく首まで行うよう意識するといいですね。
とくに紫外線量が増える5~8月は、日焼け止めクリームと併せてストールや日傘などを使用して、万全な対策を心掛けましょう。
長時間同じ姿勢でいることを避ける
長時間同じ姿勢でいることは避けましょう。
同じ姿勢を続けると、首の同じ箇所にシワがよってしまい、深く刻まれていきます。また、使われない筋肉が衰えてたるみにつながることも。
スマートフォンやパソコンを見るときは、姿勢を固定せず角度や高さを変えることが大切です。ただし、猫背や下向きの姿勢が続くとシワやたるみを悪化させるため、背筋はまっすぐに保ちながら、スマートフォンやパソコンの位置を調整するようにしましょう。
マッサージをする
首の筋肉がこっていると、老廃物が溜まってシワやたるみの原因になることがあります。定期的にリンパを流すマッサージをして、コリをほぐすようにしましょう。
リンパマッサージの仕方は次の通りです。
- ホットタオルで首、デコルテを温める
- 首にクリームやオイルを塗る
- 人差し指と中指を顎下のくぼみに添えて、耳の下に滑らせる
- 耳の下から首の付け根に向かって指を滑らせる
- 胸の中央に手のひらを当てて鎖骨の下を通り、脇に向かって滑らせる
マッサージを行う前にホットタオルで温めることで血流がよくなり、コリがほぐれやすくなります。
クリームやオイルは多めに取り、摩擦が起こらないように注意しましょう。圧が強いと肌に負担となり、痛すぎるとストレスとなって効果が半減するため、痛気持ちよい程度の力加減で行うことが大切です。
まとめ
首の皮膚は体のほかの部位に比べてデリケートで、些細な刺激でもダメージを受けてトラブルが起こりやすいのが特徴です。
首にシワ・たるみを引き起こす主な原因として、「乾燥」「加齢」「紫外線」「首に負担がかかる姿勢」の4つが挙げられます。
対処法は「保湿をする」「紫外線対策をする」「長時間同じ姿勢でいることを避ける」「マッサージをする」ことの4つです。
首に負担のかかることを避けながら、適切なお手入れと生活習慣を意識して、実年齢より5歳若く見られる美しい首元を手に入れましょう!