梅雨時期にピッタリのスキンケア方法!べたつきに負けず健やかな肌を維持しよう!
梅雨時期は、肌から汗と皮脂が分泌されやすくなり、ニキビ、炎症、毛穴の開きなどさまざまなトラブルが起こりやすくなります。
とはいえ、「洗顔の回数を増やす」「紫外線対策をしない」「乳液・保湿クリームを避ける」といった間違ったケアをしても、肌トラブルはなかなか解消しません。
梅雨に最適なスキンケア方法は、「洗顔を丁寧に行う」「保湿を十分に行う」「紫外線対策を徹底する」ことの3つです。
- 2022-06-12
- KOROTKMN
湿度が高くなりジメジメする梅雨時期は、何かと肌トラブルが多くなりがち。普段のスキンケアをしても、なかなかトラブルが解決しないと感じる方も多いかもしれません。
梅雨時期の肌は、普段の肌状態とは異なるため、お手入れの方法を少し工夫する必要があります。
そこで本記事では、梅雨時期にピッタリのスキンケア方法について紹介します。
梅雨時期と肌の関係
梅雨になると、肌状態が変化します。ここでは、梅雨時期の「肌状態」と「やってしまいがちな間違いケア」について解説します。
梅雨時期の肌状態
梅雨になると気温と湿度がともに高くなるため、この時期の肌は汗と皮脂が分泌されやすくなるのが特徴です。
すると顔がべたついてテカり、毛穴が開き目立つようになります。また、顔に汗と皮脂汚れが溜まるため、毛穴に詰まってニキビや炎症を引き起こす原因になります。とくにTゾーンは元から皮脂分泌が多い部位のため、トラブルがより起こりやすいといえるでしょう。
皮脂が増えるとメイクの密着力も弱くなるため、崩れやすくなり、メイク直しの回数が増えるのも梅雨時期ならではといえます。
梅雨時期にやってしまいがちな間違いケア
肌トラブルが増えるとスキンケアを頑張りたいと思うものですが、間違った認識でケアをしてしまうと、かえってトラブルの元となります。
ここでは、梅雨時期にやってしまいがちな間違いケアを3つ紹介します。ご自分のお手入れ方法を見直してみましょう。
洗顔の回数を増やす
汗と皮脂でべたつき汚れが溜まるからといって、顔を洗う回数を増やすのはやめましょう。
洗顔をしすぎると肌に必要な皮脂や角質まで落としてしまい、肌の乾燥を招きます。肌が乾燥するとバリア機能が低下して、余計に肌トラブルを引き起こすことになります。
また、肌はバリア機能を守ろうと働くため、皮脂を過剰に分泌させ、さらにべたついてしまう原因にもなるのです。
洗顔の回数はむやみに増やさず、朝・晩の2回にとどめましょう。
紫外線対策をしない
梅雨時期は雨が多く太陽が出ない日が続くため、紫外線対策を怠りがち。しかし、5~6月の紫外線は、曇りの日で80%、雨の日でも60%が地上に降り注いでいるため、知らず知らずのうちに肌はダメージを受けています。
紫外線に当たると、肌は守ろうとして角質を厚く硬くします。すると、毛穴が狭まり皮脂が排出されず、詰まってニキビができやすくなるのです。
梅雨時期の肌トラブルを悪化させないためにも、紫外線対策はしっかりと行うことが大切です。
乳液・保湿クリームを避ける
梅雨時期は、べたつくからといって油分を多く含む乳液や保湿クリームを避ける方が多くいます。
しかしこの時期はエアコンなどの使用も増えるため、油分を補わないと肌内部のうるおいが蒸発して乾燥してしまい、かさつきやニキビの原因になります。また、肌は乾燥を感じるとさらに皮脂を分泌させるため、べたつきがひどくなる恐れもあります。
インナードライ肌を避けるためにも、梅雨時期はしっかりと乳液、保湿クリームをつけることをおすすめします。
梅雨時期に最適なスキンケア方法
梅雨時期の肌トラブルを避けるには、梅雨の肌状態にあった正しいスキンケアを行うことが大切です。ここでは、梅雨時期に最適なスキンケア方法を3つ紹介します。
洗顔を丁寧に行う
梅雨は汗と皮脂が出やすく汚れが溜まりやすいので、いつもより丁寧に洗顔をしましょう。正しい洗顔の手順は次のとおりです。
- 35℃以下のぬるま湯で2~3回顔をすすぐ
- 洗顔料を泡立てて、弾力のあるきめ細かい泡をつくる
- Tゾーン → Uゾーン → 目元の順に泡をのせて、軽く円を描くようになじませる
- ぬるま湯で30回程度すすぐ
すすぎのお湯が熱すぎると肌の水分が蒸発するため、人肌より少し冷たい程度の湯温を守りましょう。泡のきめ細かさが汚れの吸着力を高めるため、手と肌が触れないほどしっかりとした泡を立てることが重要です。
洗う順番は、皮脂が出やすい部位から洗っていくことで、肌への負担を軽減できます。さらに洗顔時間は、1分程度にとどめるよう意識できるとよいでしょう。
洗い残しがあるとニキビなどの肌トラブルの原因になるため、すすぎの回数は多めに丁寧に行いましょう。
保湿を十分に行う
梅雨時期はエアコンの使用や紫外線の影響により肌が乾燥しやすいため、保湿ケアを重点的に行うことが大切です。
うるおいを補給する化粧水はもちろん、乳液・クリームを重ねて蓋をしてうるおいを持続させましょう。
乾燥がひどく気になる場合には、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなど、高保湿成分が配合された化粧品を使用することをおすすめします。保湿有効成分の配合量が多い美容液を取り入れてもよいでしょう。
紫外線対策を徹底する
雨や曇りの日が多くなる梅雨時期も、紫外線対策は必ず行いましょう。
紫外線量は、冬の終わりである3月末から徐々に増えていき、UV-A波に関しては5~6月の梅雨時期にピークを迎えます。雨の日でも、晴れの日の60~80%は地上に降り注いでいるため、油断できません。
紫外線は肌を乾燥させて表面を硬くし、毛穴を詰まらせてニキビや炎症を起こすほか、活性酸素を発生させて細胞を酸化させ、シワやたるみなどのエイジングを招く原因になります。
朝のスキンケアの最後には日焼け止めクリームを塗る習慣をつけ、常に紫外線対策は万全にしておくことが大切です。
まとめ
梅雨時期は肌から汗と皮脂が分泌されやすくなり、ニキビ、炎症、毛穴の開きなどさまざまなトラブルが起こりやすくなります。
とはいえ、「洗顔の回数を増やす」「紫外線対策をしない」「乳液・保湿クリームを避ける」といった間違ったケアをしても、肌トラブルはなかなか解消しません。
梅雨に最適なスキンケア方法は、「洗顔を丁寧に行う」「保湿を十分に行う」「紫外線対策を徹底する」ことの3つです。
梅雨の肌の特徴を理解し、正しいスキンケアをして、べたつきに負けず健やかな肌を維持しましょう!