唇の黒ずみの原因と対策!くすみのないキレイなピンク色の唇を取り戻す!
唇の黒ずみが起こる原因には「唇の乾燥」「摩擦」「紫外線」「クレンジング不足」「血行不良」「喫煙によるビタミンCの過剰消費」の6つがあります。
唇の黒ずみ対策として、スキンケアでは「クレンジングで汚れをしっかり落とす」「こまめな保湿で乾燥を防ぐ」「リップパックで集中保湿ケアをする」「紫外線対策をする」ことの4つです。日常生活では「鼻呼吸を意識する」「水分補給をしっかりと行う」「ビタミン・ミネラル豊富な食事をする」ことの3つを心掛けましょう。
- 2022-05-18
- KOROTKMN
唇に黒ずみがあると不健康そうに見えたり、老けた印象を与えてしまうことがあります。口紅を塗っても発色が悪いので、メイク映えもイマイチ…ということも。
唇の黒ずみは、原因を知り適切な対策をとることで、キレイなピンク色を取り戻すことができます。本記事では、唇の黒ずみの原因と対策について解説します。
唇の黒ずみが起こる原因
唇の黒ずみが起こる原因として、次の6つが考えられます。
唇の乾燥
唇が乾燥すると、軽い炎症が起こりメラノサイトを刺激するため、メラニンが過剰に分泌して黒ずみにつながります。
摩擦
乾燥の時と同様に、唇をこすって摩擦が起こると炎症となり、メラニンが過剰に分泌して黒ずみの原因となります。
紫外線
唇に紫外線が当たるとメラニンが分泌され、斑状の黒ずみの原因となります。唇は皮膚が薄く、肌と比較してお手入れ不足になりがちな部位なので、紫外線ダメージの影響を受けやすく、黒ずみができやすいのです。
クレンジング不足
口紅などリップメイクをしっかりとクレンジングで落とさないと、色素沈着となり黒ずみの原因となります。ゴシゴシと強く落としてしまうと、摩擦でさらに黒ずみを悪化させるため、専用のリムーバーでやさしく落とすことが大切です。
血行不良
血行不良になると唇に老廃物が溜まってくすみ、黒ずむ原因となります。代謝が悪くなるため、ターンオーバーが乱れてメラニンの排出が遅れると、さらに黒ずみが悪化します。
喫煙によるビタミンCの過剰消費
喫煙者は、タバコを吸わない人よりも唇の黒ずみになりやすい傾向があります。
煙草を吸うと、メラニン色素の生成を防ぐビタミンCを大量に消費するため、メラニンの過剰生成を抑えきれず黒ずみを起こすのです。
唇の黒ずみ対策~スキンケア~
唇の黒ずみは、毎日のスキンケアと日常生活での過ごし方に気を付けることで予防ができます。
ここでは、唇の黒ずみ対策をスキンケアの観点から紹介します。
クレンジングで汚れをしっかり落とす
唇はリップメイク、食べ物の汚れ、空気中の汚れなどで汚れています。お顔のメイクを落とすタイミングで、唇のクレンジングも忘れずに行いましょう。
唇は皮膚が薄くデリケートで、摩擦を起こすとかえって黒ずみの原因となります。クレンジングをする際は、専用のリムーバーをコットンになじませて、やさしくふき取りましょう。
こまめな保湿で乾燥を防ぐ
唇の乾燥を防ぐために、リップクリームやリップバームを使って保湿することは大切です。
さらに、唇は食事や会話などでよく動く部分で、リップクリームを一度塗るだけではすぐ取れてしまうため、こまめに塗りなおしをすることが重要です。
リップクリームを塗る際は、唇のシワを埋めるように縦方向に塗ると取れにくくなり、保湿効果を高められます。強い力を加えずやさしく塗って、摩擦を起こさないよう注意しましょう。
リップパックで集中保湿ケアをする
リップパックには美容成分が豊富に含まれており、唇にうるおいを与えて黒ずみを和らげる効果が期待できます。
リップパックには、シート状で唇の上に乗せて使用するものや、泡を乗せるものなど種類が豊富です。自分に合ったものを選びましょう。
もし、唇用の美容液をすでに持っている場合は、唇に多めに塗ってラップをかぶせて10分おけば簡単にパックできます。
とくに乾燥が気になる日や紫外線を浴びてしまった日は、リップパックをしてしっかりと唇を保湿することをおすすめします。
紫外線対策をする
唇も肌と同様に紫外線対策をしましょう。とくに唇は肌よりも皮膚が薄く、紫外線ダメージを受けやすいので、入念なケアが大切です。
唇の紫外線対策では、UVカット効果のあるリップクリームを使いましょう。リップクリームは取れやすいため、紫外線カット効果を持続させるにはこまめに塗りなおすようにします。
また、唇は皮膚が薄くデリケートなので、リップクリームに含まれるUVカット効果は弱めに設定されているのが一般的です。そのため、帽子、日傘なども併せて使用し、唇に紫外線が当たらないよう工夫しましょう。
唇の黒ずみ対策~日常生活~
唇の黒ずみを引き起こす原因は、日常生活の中にも潜んでいます。ここでは、日常生活における唇の黒ずみ対策について紹介します。
鼻呼吸を意識する
唇の黒ずみを予防するのに、鼻呼吸は重要です。口から呼吸をすると、口の中が乾いて唇も乾燥し、黒ずみを引き起こすきっかけとなるため避けましょう。
もしアレルギーや風邪などで鼻づまりがある場合は、マスクや加湿器を使用し、唇が乾燥しないように工夫しましょう。
水分補給をしっかりと行う
体内の水分が不足すると、唇に乾燥が表れやすくなります。実際に、脱水症状を推測する基準として、唇の乾燥が使われているといわれています。
唇のうるおいは、リップクリームを使って外側から満たすと同時に、水分補給をして体の内側から補給することも大切なのです。
ビタミン・ミネラル豊富な食事をする
唇の黒ずみを予防するために、ビタミンやミネラルが豊富な食事を心掛けましょう。
揚げ物やスナック菓子など脂肪や糖分の多い食事をすると、血流が悪くなり老廃物が排出されないため、唇の色が悪くなります。また、冷たい飲み物の摂りすぎも、血流を悪化させ唇を暗くさせる原因となります。
冷え性や血流悪化には、ビタミンEをしっかりと摂取しましょう。またビタミンAやCもメラニン色素の生成を抑えて、黒ずみ予防に役立ちます。
普段の食事ではなかなか摂れないという場合は、サプリメントを利用して毎日欠かさず摂れるよう工夫しましょう。
まとめ
唇の黒ずみが起こる原因には「唇の乾燥」「摩擦」「紫外線」「クレンジング不足」「血行不良」「喫煙によるビタミンCの過剰消費」の6つがあります。
唇の黒ずみ対策として、スキンケアでは「クレンジングで汚れをしっかり落とす」「こまめな保湿で乾燥を防ぐ」「リップパックで集中保湿ケアをする」「紫外線対策をする」ことの4つです。
日常生活では「鼻呼吸を意識する」「水分補給をしっかりと行う」「ビタミン・ミネラル豊富な食事をする」ことの3つを心掛けましょう。
唇の黒ずみをスキンケアと生活習慣で解消し、くすみのないキレイなピンク色の唇を取り戻しましょう!