食べるだけで脂肪を燃やす!30代からのダイエットには“ラズベリー”を食べるべき理由
見た目が可愛らしいラズベリーですが、実はその香り成分には脂肪燃焼効果があり、ダイエットに役立てないと勿体ない食材です。抗酸化作用など美容に役立つ成分も多いため、30代からはぜひラズベリーを意識して食生活に取り入れてみてくださいね!
- 2022-04-22
- naomiimai
効率よく行いたい!30代からのダイエット
30代以降は、基礎代謝量が低下するため、若い頃と同じような食事をしているとなかなか痩せないことがあります。そのため、筋肉をつけたり、代謝を上げる食材・脂肪を燃やす働きがある食材を取り入れるなどの工夫が必要です。
今回ご紹介する“ラズベリー”には、脂肪を燃やす働きがあることが分かっています。効率よくダイエットをするために、ぜひ役立てましょう!
ラズベリーには、ダイエット効果だけでなく、美容や健康に嬉しい栄養素が豊富に含まれているため、ご紹介していきます。
魅力たっぷり!“ラズベリー”に含まれる栄養素
ラズベリーケトン
ラズベリーの香り成分である「ラズベリーケトン」。脂肪細胞に働きかけて、脂肪を分解する効果があることが分かっています。
同じく脂肪燃焼効果がある、唐辛子の辛味成分の「カプサイシン」よりも、なんと3倍もの効果があるのだそう。そのため、ラズベリーの香りを取り入れるだけで、効率よくダイエットに役立てることができますね。
また、ラズベリーケトンには、毛髪を生やす細胞を増やすことで、育毛を促す効果もあると報告されています。薄毛に悩む人にも良いですね。
エラグ酸
赤いラズベリーに含まれるエラグ酸という成分は、抗酸化力が強いため、老化の原因となる活性酸素の生成を防いでアンチエイジングに役立ちます。
また、メラニン色素の生成を防ぐ働きもあり、美白効果のあるハイドロキノンという成分と似た効果もあるのだそう。そのため、肌の老化や、シミやくすみなどが気になる人におすすめです。
アントシアニン
ラズベリーには、ポリフェノールの一種であるアントシアニンも豊富に含まれています。
アントシアニンにも抗酸化力があるため、アンチエイジングに役立つ他、視力を高める効果など目に嬉しい働きがあります。スマートフォンやパソコンをよく使う人は、意識して摂りたい栄養素といえます。
ビタミンC
ラズベリーにはビタミンCも含まれているため、美肌・美白効果も期待できます。また、ストレス時にはビタミンCが大量に必要になるため、ストレス対策にも効果的です。
葉酸
葉酸は、妊娠中や授乳中に必要な栄養素として知られているかと思います。その他にも、赤血球の合成に関与して貧血を予防する働きや、動脈硬化を防ぐ働きなど、健康に役立つ働きをもちます。
食物繊維
ラズベリーには食物繊維も豊富に含まれています。そのため、余分な糖質やコレステロールが腸で吸収されるのを防ぎ、病気の予防だけでなくダイエットにも役立ちます。
また、腸内の善玉菌を活発にする働きもあるため、腸内環境を整える効果も期待できます。
そして、ラズベリーは低カロリー&低糖質であることも特徴的です。ダイエット中でも、罪悪感少なく食べることができますよ。
ダイエット&美容に役立てよう!“ラズベリー”の効果的な食べ方
スムージーにする
ビタミンCや葉酸は水溶性なので、ラズベリーを「生」で食べられるスムージーがおすすめ。
豆乳やヨーグルトとあわせてスムージーにすれば、腹持ちも良くなるのでダイエットに効果的ですよ。
お酢と組み合わせる
株式会社ミツカンによると、お酢を毎日大さじ1杯(15ml)摂取すると、内臓脂肪が減るのだそう。
先にご紹介したスムージーにお酢を加えたり、リンゴ酢にラズベリーを漬けて、炭酸などと割って飲むのもおすすめです。
ヨーグルト/チーズと組み合わせる
ラズベリーに含まれる食物繊維は、「プレバイオティクス」といい、腸内で善玉菌のエサとなって腸内環境を整えるのに役立ちます。
一方、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は、「プロバイオティクス」といい、善玉菌そのもので、腸内環境を整える働きがあります。
プレバイオティクスとプロバイオティクスを同時に摂取すると、腸内環境を整える効果が最大限に発揮されると報告されています。
腸内環境が整うと、スムーズに栄養素の消化・吸収がおこなわれ、老廃物も体外に排出されるため、代謝の良い体をつくることができ、ダイエットにも役立ちます。
そのため、「ラズベリー × ヨーグルト」「ラズベリー × チーズ」などの組み合わせがおすすめです。
いかがでしたか?
冷凍のラズベリーも、栄養価は生と比較して劣らないといわれています。生でも冷凍でも美味しく、そしてダイエット効果や美容効果が高いラズベリー。ぜひ食生活の中に、ラズベリーを意識して取り入れてみてくださいね!
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元病院勤務の管理栄養士。栄養指導、チーム医療、献立作成、学会発表など管理栄養士業務を経験。妊娠を機に退職、現在はフリーランスで1児の母。 糖尿病療養指導士、サプリメント管理士の資格有り。 根拠のある「内面からの美容」の情報をお届けいたします。