利き目とは…？

人はものを見る時には両目で対象物を見ようとしますが、左目は左側を、右目は右側をと分担されている訳ではありません。実は、見る事に主導権を握っている目が対象物にピント合わせて、もう片方の目は足らない所を補完する事で対象物を’見る’事ができているのです。

そして、その主導権のある目が、自分にとっての利き目となるわけです。一般的には利き目の方が視力が良い事が多く、利き手や利き足と必ずしも同じ方が利き目になる訳ではありません。

利き目の調べ方

1. まず左右の手を前に伸ばし左右の親指と人差し指で輪をつくり、その輪の中に何か対象物を入れます。
2. その状態で左右の目を交互につむります。
3. 輪から見えてた部分が変わらず見える目が利き目、対象物が輪からずれてしまう方が非利き目です。

利き目に頼りすぎることでデメリットが？！

利き目にばかり頼って目を酷使してしまうと、逆の目の視野がせまくなるだけでなく、脳で重ね合せる認識の中心軸がずれてしまい、その結果姿勢が崩れ身体の歪みの原因ともなり得ます。使わない目の筋肉が衰えてしまうと顔も歪んでたるみやすくなってしまうのです。

でも大丈夫！利き目による歪みの解消法

時々、利き目をつぶり、逆側の目で物を見るように心がけてみて下さい。初めは見づらいと感じるかもしれませんが、だんだん慣れて来るはずです。利き目は思っている以上に日々酷使されているため、目の周囲の筋肉も疲れています。

顔面の左右差に影響を与える前に逆側の視力も鍛えてあげれば、利き目による歪みのやたるみを解消する事ができますよ。

※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。