【冬こそ摩擦レス(1)洗顔編】摩擦の影響とは?洗顔のやり方を見直して美肌の土台作りをしよう

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【冬こそ摩擦レス(1)洗顔編】摩擦の影響とは?洗顔のやり方を見直して美肌の土台作りをしよう

最近、お肌の乾燥が進んだ、メイクのりが悪い、透明感が低下したと感じていませんか?外気の乾燥が進む冬は、肌トラブルが出やすい季節です。だからこそ「いかに肌への負担を減らすか」が美肌づくりのカギに。摩擦レスを意識して、うるぷる肌を守りましょう。
摩擦でトラブルが起きる理由、摩擦レスな洗顔方法をチェック!

本当にこわーい摩擦のお話

摩擦
出典:byBirth

毎日、頑張ってスキンケアしているのに、肌の乾燥、くすみ、吹き出物などに悩んでいませんか?空気の乾燥が強くなる冬は、肌内部のうるおい不足から、とくに肌トラブルがでやすくなります。そこに拍車をかけかねないのが「摩擦」なんです。

肌の一番外側にある角層は、ラップ1枚程度の厚さしかありません。とても薄いのに、肌のうるおいを守り、外的刺激が肌内部に悪影響を与えるのを防ぐバリア機能の役割をします。肌が摩擦されると薄い角層は傷つき、バリア機能が低下。肌内部のうるおいを守れず、乾燥が悪化します。

また、細胞が生まれかわってすこやかな肌を作るターンオーバーを乱す原因にもなります。さらに、紫外線や外気の乾燥、ちり、ほこりなどの外的刺激により、くすみ、肌荒れを引き起こす場合も。

洗顔は肌に負担が大きい

洗顔は肌に負担が大きい
出典:byBirth

クレンジングや洗顔は肌への負担が大きい行為です。どんなに肌にやさしいと言われるアイテムを使っても、洗うことで肌のうるおいは多かれ少なかれ奪われます。

そうはいっても「メイクを落とさないとだめでしょう?」「肌の汚れを落として、基礎化粧品を浸透させる」…など、肌を洗うのは美肌づくりの基本になります。だから、毎日のルーティンとして、あまり気に留めずに「洗う行為」をしている方も多いはず。

ですが、クレンジングをメイクになじませるとき、洗顔料を肌にのせるとき、顔をすすぐときなどを思い出してみてください。「絶対に、肌をこすっていない」と自信をもって言える方は少ないのではないでしょうか。

洗顔のたびにうるおいが奪われ、摩擦ダメージを受けた肌は、どんなに高品質な化粧品でお手入れしても、美肌からは程遠い状態になりかねませんよ。

摩擦レスな洗い方を知ろう

摩擦レスな洗い方
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それでは、摩擦ダメージから肌を守るために、摩擦レスな洗顔方法を知っておきましょう。やり方を紹介するので、今日からトライしてくださいね。

クレンジング

クレンジング
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クレンジングの種類を問わず、使用する量はメーカー推奨量を守りましょう。使用量が少ないと、汚れがきちんと落ちない、肌と指が触れて摩擦が起きるなどトラブルにつながりかねません。

【基本の流れをおさらい】

  1. クレンジングを適量とる
  2. Tゾーン ⇒ Uゾーン ⇒ 目元、口元の順になじませる
  3. ぬるま湯ですすぐ(オイルなどは乳化してから)

【ここがポイント!】

1. クレンジングを肌にのせるとき、メイクとなじませるときは、指が肌に直接触れないように心がける

クレンジングはどうしても、指が肌に触れやすくなります。今使っているクレンジング剤で「肌に触り過ぎかも?」と感じるなら、使用アイテムの見直しを。

クレンジング剤を手にとったときに、適度な厚み(クッション性)があるタイプだと、摩擦を起こしにくくなります。

2. すすぐときは「手を滑らせない」

シャワーですすぐのは控えましょう。シャワーの水圧で、角層が剥がれたり傷ついたりする可能性があります。

手にお湯をためてすすぐのが○です。このときやりがちなNGは、顔にお湯があたると同時に、手をすべらせる行為。お湯が広い範囲に届いてすすぎやすいですが、摩擦が起きています。

顔を手に近づけて、お湯を垂直に当てるようにすすぎます。手にためたお湯に顔を浸けるイメージです。こうすることで、摩擦ダメージを軽減できますよ。

洗顔

洗顔
出典:byBirth

もこもこ泡で洗えば、摩擦ダメージを軽減できます。適度な泡を作るために、メーカー推奨量を使いましょう。使用量が少ないと、十分な泡ができずに摩擦が発生しますし、量が多すぎると洗浄力が高くなり、肌に刺激になる場合があります。

【基本の流れをおさらい】

  1. 顔をぬるま湯でぬらす
  2. 洗顔料をとり、適量の水を加えてしっかり泡立たてる。泡立てネットを活用しても○
  3. Tゾーン ⇒ Uゾーンの順に洗う
  4. ぬるま湯ですすぐ

【ここがポイント!】

1. 泡でプッシングして洗う

弾力のあるもこもこ泡を作っても、肌をこするように洗ったら意味がありません。手のひらに泡を乗せたら、もふもふもふっと泡で肌を押すように洗いましょう。

動かすのは垂直方向のみで、手を横に滑らせないようにしてください。もちろん、肌に手が触れるのも×。

2. クレンジング同様、すすぎに注意

すすぐときは、手にためたお湯を顔に垂直に当てるようにします。

3. タオルで水滴を吸い取るように拭く

タオルをゴシゴシ動かして顔を拭くのは、絶対にNGです。タオルをそっと肌に押し当てて、水滴を吸い取るようにして拭きましょう。

使用するタオルにも気を配って!

使用するタオル
出典:byBirth

そっと肌に当てるだけでも「硬い」「痛い」と感じるタオルは、角層を傷つける可能性も。肌当たりの良いふわふわのタオルを使いましょう。タオルのふわふわを維持するためには、洗濯のときに工夫が必要です。

洗濯機は「水量多め」で設定

節水タイプの洗濯機がありますが、水が少ないと汚れがタオルの繊維に残って、ごわつきの原因になります。洗濯機に入れた衣類やタオルがゆらゆらと泳ぐ程度を目安に、水量を設定しましょう。

おしゃれ着洗い用洗剤を使う

洗顔や入浴の後に肌を拭いたタオルは、比較的汚れが少なめ。おしゃれ着用洗剤で、十分汚れが落とせます。おしゃれ着用洗剤は、衣類を柔らかく仕上げてくれますよ。

柔軟剤は使いすぎない

柔軟剤=衣類を柔らかくする ⇒ だからたっぷり使う…という方もいるかもしれません。ですが、使うたびに柔軟剤がタオルの繊維に付着するので、タオルに汚れが残りやすくなる場合も。そうすると、タオルがごわつきやすくなります。

また、柔軟剤によってタオルの吸水性が落ちるので、タオルを洗うときは「使わない」という選択がベターです。使うなら少量を心がけて。

バサバサしてから干す

タオルにある輪っか状の繊維「ループ」が倒れていると、タオルはふわふわになりません。空気を含ませるように、タオルをバサバサ振ってから干しましょう。

1枚あたり20回程度バサバサすると○。面倒な方は、乾燥機を使うのもおすすめです。

摩擦から肌を守ろう

摩擦から肌を守ろう
出典:byBirth

顔を洗うときに何気なくしている行為で生じる摩擦によって、肌は傷ついてしまいます。クレンジングや洗顔のやり方、使用するタオルを見直して肌を摩擦から守り、冬も美肌をキープしたいですね

【冬こそ摩擦レス(1)洗顔編】摩擦の影響とは?洗顔のやり方を見直して美肌の土台作りをしよう

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森本悠希

森本悠希ライター

教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。