お腹痩せしたい!ぽっこりお腹をぺたんこにするメソッド
ダイエットを頑張っても、なかなかぺたんこにならないのがお腹。体重は減った・ウエストはくびれた…なのに、ぽっこりお腹のしぶとさに辟易していませんか?
実は、お腹がぽっこり出るのは脂肪のせいだけではありません。原因を知り、きちんと対策すれば、理想のぺたんこお腹が目指せますよ。
今日からやりたいことを紹介します。
- 2021-06-13
- 森本悠希
お腹ぽっこりの原因は?
ぽっこりお腹=脂肪がたっぷり…とイメージする方も多いのではないでしょうか。しかし、お腹がぽっこりする原因はそれだけではありません。
筋肉の衰え
お腹周りの筋肉には、内臓を支えるコルセットのような役割があります。筋肉が衰えると、支えられなくなった内臓が下がって下腹部がぽっこり…。さらに、内臓に脂肪がつくと、お腹のぽっこり度はさらにUPします。
お腹周りの筋肉が衰える理由は、運動不足、加齢、出産などさまざま。筋肉を鍛え、脂肪を燃やす&コルセットの役割を復活させるのが、ぺたんこお腹のために必要です。
骨盤の歪み
骨盤の歪みも内臓が下がって、お腹ぽっこりになる原因の1つ。
姿勢が悪い、頬杖をつく、背中や腰を丸めて座る、足を組む、どちらか片方の足に重心をかけて立つ癖がある、かばんを持つのはいつも同じ手…など些細なことでも骨盤の歪みにつながります。
冷え
体の冷えは、代謝ダウンで溜め込みやすい体に。お腹周りに老廃物や不要な水分、脂肪が溜まってぽっこりお腹になってしまいます。
お腹ぺたんこのためのメソッド
ぽっこりお腹を本気で何とかしたいなら、努力が必要です。「1日数分のエクササイズ」や「少しだけ生活習慣を見直す」なら、無理なく続けられるのではないでしょうか。
お腹をぺたんこにするために毎日やりたいことを紹介します。
1日数分でOK!エクササイズ
【おなかの筋力UP(1)】プランク
プランクは、ぽっこりお腹解消におすすめの定番トレーニングです。慣れるまでは少しつらいですが、短時間からはじめて徐々にトレーニング時間を増やしていきましょう。
やり方
- 肩の下に肘をつく(point:肘の角度は90度に)
- 腕(肘から下)・肘・つま先を床につけて体を持ち上げる(point:頭から足まで板のようにまっすぐに)
- 30~1分キープ × 2~3セット行う
腕の力だけで支えるのではなく、以下のポイントを意識しましょう。
- お腹とお尻に力を入れてぐっと引き締める
- 上に引き上げられるイメージで肩甲骨を持ち上げる
- 呼吸を止めず、吐くときにお腹が薄くなるように
【おなかの筋力UP(2)】舟のポーズ
プランクに慣れたら、舟のポーズを追加しましょう。体幹を使ってポーズキープするので、お腹周りをしっかり刺激できますよ。
やり方
- 背筋をピンッと伸ばして体育座りする
- 両手を前に伸ばし、ふくらはぎが床と水平になるよう持ち上げる(point:背中はまっすぐをキープ!)
- 呼吸を止めず、30秒~1分キープ × 2~3セット行う
慣れるまでは、背中が丸まりやすいので注意しましょう。ポーズが辛くて背中が丸まる場合は、手をお尻の横について体を支えてもOKです。
余裕がある場合は、足をまっすぐ伸ばして持ち上げられるところまで上げましょう。
【骨盤の歪みを整える】キャットアンドカウ
骨盤を歪ませないためには、美しい姿勢が大前提。姿勢の改善にはプランクなどで体幹を鍛えるのが有用ですが、合わせて骨盤周りの緊張をほぐすとベター。肩こりにもおすすめのエクササイズです。
やり方
- 手を肩の下(肩幅に開く)、膝を骨盤の下につく
- 鼻からゆっくりと息を吸いながら、5~10秒かけて視線を上に向けていく(point:胸を開き、喉を伸ばすように)
- 息を吐きながら、おへそを覗き込むように背中を丸める(point:吐く息とともに、お腹が薄くなるよう引き締める)
- 2~3を10回行う
視線を上にするときは、首から上だけを向けるのはNG。胸とおへそが遠ざかるイメージで上半身を伸ばしましょう。
毎日意識したいこと
お腹のスイッチは常にオン
仕事や家事をしているとき、何も意識しなければお腹の力は抜けてしまうもの。下腹にぐっと力を入れて生活するようにしましょう。
さらに、吐く息に合わせてお腹をギューッと収縮させると、プチエクササイズになります。
体ぽかぽか&すっきりのための食事を
ぽっこりお腹の原因になる冷えと便秘を何とかしたいなら、食生活の見直しがかかせません。
【体ぽかぽかのために】
- 朝食は必ずとる。温かい汁物があるとベター
- 水分補給は常温かホットの飲み物で
- ぽかぽか効果が期待できるスパイスを料理にプラス(シナモン、ショウガ、唐辛子、ターメリックなど)
【体すっきりのために】
- 美腸食材と言われる食物繊維と発酵食品を使ったメニューを食べる
- 腸内環境を整えるオリゴ糖を砂糖代わりにする(パッケージに記載されているオリゴ糖の摂取目安量は守りましょう)
まるで栄養士が考案したようなメニューでなくても、自分ができる範囲で食生活を工夫しましょう。
例えば…、
- コーヒーや紅茶にスパイスをプラス
- ヨーグルト+フルーツを食べる
- 1日1杯の味噌汁を習慣にする
忙しくて朝食抜き!という方は、何でもいいので朝食を口にするところからはじめてみるのもの良いですね。
湯船に浸かる
季節を問わず、体は意外に冷えているもの。お腹やお尻に手を当てるとひんやりしているなら、シャワーではなく湯船に浸かるのを習慣にしましょう。
入浴は体を温めるのに、非常に有用です。また、代謝UPやリラックス効果などのうれしいメリットがたくさんあります。40度程度のお湯に肩まで10分浸かり、体の芯からぽかぽかになりましょう。
継続するのが大切
「数分のエクササイズを続け、生活習慣を見直す」or「一生、ぽっこりお腹と付き合う」。どちらを選ぶかはあなた次第です。
ぺたんこお腹は1日にしてならず!と心得て、毎日ちょっとしたことを続けてみませんか?
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教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。