腹筋だけじゃダメ!?ぽっこりお腹が解消されない原因、知ってますか?
腹筋はもちろん、食事にだって気を付けているのに、なぜか下腹がぽっこり…。
なんてお悩みの方はいらっしゃいませんか?それは、ぽっこりお腹の原因が“脂肪”だけではないからなんです!
下腹をヘコませるためには“腹筋”を鍛えることと、“あと2つ”知っておかなければならないことがあります。お金をかけずに努力で手に入る、“くびれくっきりな美腹”を作る方法をご紹介します♪
- 2016-06-26
- 片山侑貴
ぽっこりお腹の原因は“脂肪”だけじゃなかった!
ぽっこりお腹の原因としてよく言われるのが「脂肪と便秘」。もともと大切な臓器を守るために脂肪がつきやすいお腹は、ちょっと気を緩めるとすぐぽっこりしますし、カロリーを気にして食事を制限すると便秘でぽっこり…なんてことも。しかし原因はこれだけではないんです!
実は結構多いぽっこりお腹の原因
◆内臓下垂
◆腸腰筋(ちょうようきん)の衰え
がんばっているのに効果を感じられなかったり、痩せたのにお腹だけヘコまないという方も、この2つに原因があるかもしれません。さっそく詳しく見ていきたいと思います!
ぽっこりお腹の原因① 内臓下垂
内臓下垂とは、腸や胃などの内臓が、通常の位置より下がってしまうことを言います。よく知られているのが「胃下垂」。これも内臓下垂の症状の一つで、胃が下がってしまっている状態のことです。
「内臓が下がる=胃周辺の臓器が下腹にたまってしまう」ということ。つまり、この臓器がお腹をぽっこりさせてしまう原因だったのです。
それだけではありません!
臓器が大渋滞した骨盤は開いた状態となり、放っておくとウエストをどんどん太くしていきます。また臓器同士が圧迫し合うことで血流が悪くなり、基礎代謝を悪くさせ太りやすい体になってしまうなど、内臓下垂はダイエットにおいて様々なデメリットをもたらします。
内臓下垂の原因は?
◆腹筋や骨盤底筋などの筋肉不足
◆骨盤のゆがみ
主にこの2つがあげられます。内臓を支えるためには筋肉と骨盤がとにかく重要◎
内臓下垂の改善・予防法
(1)内臓を支える筋肉(インナーマッスルや体幹)を鍛え、内臓を元の位置に戻す
お腹まわりのインナーマッスルを鍛えるなら「ドローイン」がおすすめです。1日最低6回~10回やってみましょう!
1.背筋を伸ばし、鼻から大きく息を吸い込みながらお腹を大きく膨らませる
2.口からゆっくりと息を吐きながら、お腹が一番へこんだ状態で30秒キープ
(2)姿勢を正す+ゆがみ解消法で骨盤を正しい位置に戻す
猫背・反り腰は骨盤をゆがませる大きな原因の1つ。胸を張り、天井から体が糸で吊られている感覚を意識して、重心を上に引き上げる正しい姿勢を常に心掛けましょう!これだけでも十分効果があります◎そして、ゆがみ解消は通勤・通学時間にやっちゃいましょう♪
やり方
1.吊り革を持ち、両足の土踏まずとかかとをくっつける
2.太ももの間をぎゅっと閉じてそのまま30秒キープ
慣れてきたら回数を増やしてみてくださいね!
ぽっこりお腹の原因② 腸腰筋(ちょうようきん)の衰え
腸腰筋(ちょうようきん)とは、骨盤や背骨を支える重要な筋肉の総称で、腸腰筋が衰えると内臓が下がるだけでなく、お尻が下がり、骨盤がゆがみ、腸の運動も衰え、腰周りに脂肪がつきやすくなります。この筋肉は30代から急速に衰えはじめることから、いわゆる「中年太り体型」の原因とも言われているんです。
腸腰筋の鍛え方
(1)両足を肩幅ぐらいに立ち、その姿勢から片足を上げ、大きく一歩前方に踏み出す
(2)出した脚に体重をのせ、ひざが90℃になるまで曲げて後ろ足を伸ばすことを意識しながら5秒間キープ
(3)いったん「(1)」の直立状態に戻り、足を替えて同じ動作を繰り返す
左右5回ずつで計10回の1セットを1日2セットが目安です
まとめ
今回ご紹介した方法はどれも手軽にできるものばかりなので、「腹筋+内臓まわりのインナーマッスルトレーニング+腸腰筋トレーニング+骨盤ゆがみ解消」、この4点セットを夏まで続けてみてください。シェイプアップした体で、さらにおしゃれを楽しんじゃいましょう♪
※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。
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企業の採用コンサル、個人のキャリアアドバイザーとハードな日々の中体調を崩し、自分の身体と向き合うことで「食・美容」に目覚める。そこから美容食学などを学び、現在美容をテーマに幅広く執筆中。みなさんの“美”に役立つ情報を発信していきたいと思います!