肌の水分が奪われてカピカピ!?自宅で簡単に作れる「保湿ミスト」で乾燥肌対策を始めよう
冬の季節は、冷たい外気によって一気に肌が冷たくなり肌がカサつく、室内にいてもエアコンや暖房の風で肌が乾燥すると感じることはありませんか?
日々スキンケアをおこなっていても、日中の冷気やエアコンなどの風による乾燥をなんとかしたい…という人のために、今回は簡単に作れて、お家でも外出先でもサッとケアできる「保湿ミスト」の作り方と使い方について、エステティシャンである筆者がお教えします。
- 2021-02-06
- 寒川あゆみ
なんとかしたい!冬の乾燥肌の原因は?簡単に作れる「保湿ミスト」で乾燥対策
冬のあいだは気温や湿度が低下し、冷たく乾燥した空気となります。その乾燥した空気に触れ、肌の表面にある水分が奪われることで、肌が乾燥する、カサつくと感じます。
さらに、寒さ対策としてつけている暖房のきいた室内で長時間過ごしたり、それらの風を浴び続けることで、肌の乾燥が加速し、肌がつっぱるような感じや、粉っぽくなる、シワっぽくなる、うるおい感がない、肌がくすんだように見えます。
そうならないためにも、日々のスキンケアによって水分量と油分量を高めて肌を乾燥させない予防対策と、うるおいを与えて守る保湿ケアをすることが大切です。
そうは言っても、出先や仕事中にメイクの上からスキンケアをすることができない、面倒だと感じる方も多いですよね。サクッと簡単に、メイクの上からでも保湿できるものが良いですよね。
そんな方にもおすすめなのが「保湿ミスト」。
準備するもの:普段使っている化粧水、ホホバオイル、ミストボトル
- ミストボトルの3分の2ほどまで普段使っている化粧水を入れます。
- ミストボトルの3分の1にホホバオイルを入れます。
- ボトルを閉めてよく振り、化粧水とオイルを混ぜると「保湿ミスト」が完成。
空気の乾燥によって肌表面のうるおいがなくなったと感じる時は、化粧水で水分を補うことがポイントですが、水分だけだと再び蒸発して乾燥を感じやすくなることもあるため、ホホバオイルによる油分を足すことで水分を逃しにくいようにし、肌にうるおいを与えることができます。
ホホバオイルには、人の皮脂と似た成分が含まれているため、肌なじみが良いこともポイントです。
細かなミスト状にすることで、自然なうるおいを与えて保湿ケアができること、メイクが崩れたりすることもなく自然にツヤ感が出るので、肌の質感もよくなります。
エステティシャンおすすめ「保湿ミスト」の使い方
メイクの上から乾燥対策として使う
メイクをしていても、冷たい風を浴びたりエアコンなどの風に当たると、肌がカピカピに乾燥します。
肌が乾燥しすぎると粉っぽくなる人は、メイクの上からおでこ、両頬、あごと約20cmほど離したところからシュッシュッとミストをしましょう。
Tゾーンなどはテカるけど頬は乾燥するという人は、ティッシュで軽くポンポンと皮脂を吸い取ったあと、メイクの上からおでこ、両頬、あごと約20cmほど離したところからシュッシュッとミストをしましょう。
ミストを吹きかけたあとは、メイクが崩れないように優しくポンポンとなじませるだけで大丈夫です。
バッグの中に常備しておき、外出先でミストしたり、デスクの上に置いておき仕事の合間にも簡単に乾燥対策が出来ます。
日々のスキンケアとして使う
今の季節は特に乾燥を感じやすい季節です。肌が乾燥していると角質がかたくなり、ゴワつきを感じたり、スキンケアの浸透が悪いと感じることはありませんか?
そんな時は、朝夜の洗顔後、保湿ミストを顔全体に10プッシュほどまんべんなく吹きかけ、手のひらを密着させて肌になじませます。
保湿ミストに含まれている化粧水と皮脂に似たホホバオイルによって、角質がやわらかくなり、のちのスキンケアの浸透がしやすくなります。
保湿ミストがなじんだら、化粧水をたっぷり浸透させて、乳液、クリームを重ねる使い方もおすすめです。
出先やおうちでハンドやボディケアとして使う
アルコール消毒や手洗いなどで手の乾燥を感じたり、静電気やニットの毛が引っかかるなど手荒れの時も、ハンドクリームを塗る前に保湿ミストでうるおいを与えるのもおすすめです。
他にもお風呂上がりの衣類を着る前に、乾燥が気になる部分にシュッシュッとミストしてからボディクリームを塗ると、保湿効果が高まります。
このように、いつも使っている化粧水とホホバオイルをミストボトルに入れるだけで、簡単に保湿ミストが出来ます。ミニボトルに入れておくことで持ち運びにも便利ですし、デスクワーク中も簡単に乾燥対策ケアができます。
乾燥によるカピカピ感やカサつき、粉っぽさを放置すればするほど、肌トラブルの原因になります。また、これから春にかけて出てくる紫外線ダメージを受けやすい状態にもなるため、こまめな乾燥対策ケアをおこなってみてはいかがですか?
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大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。