「ゴルゴライン」ができる原因は？

ゴルゴラインの主な原因は「表情筋のたるみ」です。

目の周りや頬の筋肉が衰えることで、筋肉の上にある皮膚が低下し、目頭の下から頬にかけてくぼんだように見えたり、笑ったときなど表情の動きによって線が目立ちます。

ほかにも、パソコンやスマートフォンを頻繁に見る、普段表情をあまり使わない、クマができやすいなど、表情筋を使わない、血液やリンパの流れが悪い人はゴルゴラインができやすくなります。

今は気にならなくても「ゴルゴライン予防」を始めておこう

今はまだゴルゴラインらしきものはない、あまり目立たないし、気にならなくても、今のうちからゴルゴライン予防を始めましょう。

目の疲れはその日のうちにケアをする

パソコンやスマートフォンを長時間使用する、テレビをよく見る人は目が疲れやすくなっています。

目の周りの筋肉が硬くなり、疲れ目や眼精疲労、クマ、ゴルゴラインの原因になるので、一日の終わりにはホットアイマスクで目元を温めたり、こまめに休憩をとり、遠くを見たりして目を休めましょう。

表情グセに気をつけよう

表情筋の使い方によって入りやすいシワがあります。

鼻の周りにキュッと力を入れて笑うと、ゴルゴラインが入りやすくなるので、口角を引きしめて笑う、眉間にシワを寄せないなど、表情筋の使い方を意識しましょう。

スキンケアをサボらない、保湿を徹底する

肌が乾燥していると、シワが入りやすくなります。

肌を乾燥させないように、化粧水をたっぷり浸透させ、肌のハリ感を高めるヒアルロン酸やコラーゲン入りの美容液、乳液、クリームで肌の保湿力を高めましょう。

ゴルゴ線を目立ちにくくするフェイスマッサージ法

準備するもの

• マッサージオイル
• 化粧水
• シートマスク
• フェイスタオル

（1）マッサージオイルを顔全体に塗布する

クレンジング、洗顔後、マッサージしやすいようにオイルを塗布します。

人の肌の皮脂に似ていて、保湿効果のあるホホバオイル、アルガンオイル、ココナッツオイルなどがおすすめです。

（2）フェイスラインから全体を流す

顔全体の筋肉をほぐすように、あご先に両手の指先を置き、手のひらを密着させながら口角、頬をとおり、耳の付け根に向かって流し、こめかみ、おでこへとゆっくり5回流す。

（3）フェイスラインを集中的に流す

あごから耳の付け根、口角から噛み合わせの2ラインの筋肉をほぐすように、人差し指の面を密着し、少し圧をかけながらゆっくり5回流す。

指の関節を使いながら、あごから耳の付け根、口角から噛み合わせの2ラインの筋肉をほぐし、リンパをゆっくり5回流す。

（4）頬を集中的に流す

人差し指の面を鼻の側面にそわせ、頬の筋肉を横にひらくイメージで、耳の付け根に向かってゆっくり5回流す。

人差し指から小指までの4指の面を使って、小鼻から目の下、頬骨の下から目尻の下、噛み合わせからこめかみに向かってゆっくり5セット流す。このときに関節でグリグリ押したりするのではなく、面ですべらせるイメージで。

（5）目元を集中的に流す

目頭の下に中指と薬指を置き、目尻に向かってゆっくり5回流します。目の周りの皮膚は薄いので優しくがポイント。

こめかみのあたりをクルクルと円を描くようにほぐします。

眉頭の下にあるくぼみに親指をそわせて、上に持ち上げるようにぐーっと3秒押します。

（6）おでこに向かって流す

人差し指の面を鼻の側面にそわせ、こめかみに向かってゆっくり流し、人差し指で眉毛をすくいながらおでこに向かって流すを5回繰り返す。

マッサージが終わったら、コットンに化粧水を含ませて、サッと表面のオイルをふき取ります。

新しいコットンにたっぷり化粧水を含ませて、優しく肌をおさえるように化粧水を浸透させます。

シワを作らない、肌を乾燥させないためにも、化粧水をたっぷり浸透させたあと、シートマスクなどで保湿力を高めましょう。

プリッとハリのあるみずみずしい肌を作る為には、「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などの保湿タイプのマスクがマスト。シートマスクのふちをキュッと持ち上げて、リフトアップを意識して。

シートマスクの上に鼻と口を開けてラップし、フェイスタオルを水で絞り、レンジで約50秒温めた蒸しタオルを顔にのせて5分温パックをすると、血行がよくなり、硬くなった筋肉をほぐします。

蒸しタオルとラップをはずし、残り5分シートマスクを置いたあと、シートマスクを外します。

最後に、乳液とクリームを塗って水分をお肌に閉じ込めるとゴルゴラインが目立ちにくく、顔全体がすっきりします。

疲れた印象に見えてしまうゴルゴラインをなんとかしたい！という方は、スキンケアのついでにフェイスマッサージを取り入れてみてはいかがですか？