肌の乾燥で化粧水が入らない理由と対処法!肌のうるおい約3倍アップを目指す!
肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れて、古い角質や毛穴の汚れが溜まり、化粧水の浸透力が悪くなります。
化粧水の浸透力を高めるための対処法は「角質や毛穴の汚れを落とす」「プレ美容液で肌を柔らかくする」「肌の血流を促進する」ことの3つです。
- 2021-01-20
- KOROTKMN
肌の乾燥予防に、多くの女性は化粧水を使います。しかし、肌の乾燥がひどいと化粧水の浸透さえ悪くなり、なかなか効果が出ずに改善まで時間がかかります。
とはいえ、なぜ肌の乾燥で化粧水が入らなくなるのか理解できない人もいるでしょう。本記事では、肌の乾燥で化粧水が入らない理由と対処法について説明します。
化粧水の浸透力を高めるための対処法は、「角質や毛穴の汚れを落とす」「プレ美容液で肌を柔らかくする」「肌の血流を促進する」ことの3つです。
肌の乾燥について
肌の乾燥は、多くの人が感じやすい肌トラブルの1つです。ここでは「肌が乾燥した状態」と「肌が乾燥すると化粧水が入らない理由」を説明します。
肌が乾燥した状態とは?
肌が乾燥した状態とは、肌の角質層の水分量が少なくなってうるおいがなくなった状態で、ドライスキンといわれることもあります。
肌が乾燥すると、皮膚にツッパリ、かさつき、ひび割れなどを感じやすくなります。また、外的刺激から肌を守るバリア機能が低下するため、紫外線のダメージを受けやすくなり、シミやそばかすなどの肌トラブルも増えます。
さらに、肌が乾燥するとスキンケアで使用する化粧水の浸透力も低下するため、なかなか効果が実感できず改善まで時間がかかることもあります。
肌が乾燥すると化粧水が入らない理由
化粧水は、主成分が水分で肌にうるおいを補給するために有効なアイテムです。しかし、肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れて古い角質が増え、ざらつきやごわつきが起こって化粧水の浸透力が低下します。
また、ターンオーバーが乱れると、角質とともにほこりや落ち切らなかったメイク汚れなども毛穴に詰まり、化粧水の浸透を妨げます。
化粧水を肌に浸透させるには、ターンオーバーを正常化するケアが大切です。
肌の乾燥で化粧水が入らない時の対処法
前述のとおり、肌の乾燥によって化粧水が入らないときは、ターンオーバーを正常化するケアが有効です。
ここでは、ターンオーバーを促進する3つの対処法を紹介します。
汚れや不要な角質を落として、化粧水の浸透力を高める
毎日のスキンケアで、しっかりと汚れや不要な角質を取り除き、化粧水が浸透できる肌づくりをしましょう。使用するアイテムは、クレンジング料、洗顔料、ピールオフパックの3つです。
クレンジング料
クレンジングは、メイクなど油性の汚れを落とすために行います。油性の汚れは、水や洗顔では落ちないため、メイクをした日の夜は必ず専用のクレンジング料を使って落とすことが大切です。
クレンジング料は適量を守り、顔や手が乾いた状態で行います。汚れたクレンジング料を肌にとどめておかないように、1分間以内を目安に終わらせましょう。
洗顔料
洗顔は、ほこり、汗など水溶性の汚れを落とすために行います。基本的に1日2回、就寝中の汚れを落とすために朝1回、日中の汚れを落とすために夜1回行います。
洗顔料は汚れの吸着力を高めるために、ネットや手のひらでかために泡立てて使います。手のひらと顔が触れないほどの弾力の泡をつくり、転がすようにして優しく洗いましょう。
ピールオフパック
ピールオフパックは液状で、顔に塗って乾かしてからはがします。角質や毛穴に密着して、汚れを吸着して取り除くので、化粧水の浸透がよくなります。
ただし、頻繁に行いすぎると必要な角質まで剥がして、かえって肌の乾燥がひどくなるため、メーカーが指定する頻度を守って正しく行うことが大切です。
導入美容液で保湿して肌を柔らかくする
肌が乾燥しているときは、化粧水を使う前に導入美容液を使って肌を柔らかくすると、化粧水の浸透がよくなります。導入美容液は、保湿力の高い成分が配合されたものを選ぶようにしましょう。また、乾燥した肌はバリア機能が低下しているため、できる限り低刺激であることも大切です。
高保湿成分の中でも、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸が入った美容液を選ぶことをおすすめします。どの成分も生体内に存在するため、刺激が少なく敏感になった肌にも安心して使えます。
血流をよくしてターンオーバーを活発にする
肌の血流がよくなると、酸素と栄養が細胞に届き、ターンオーバーを正常化して乾燥が和らぎます。血流をよくする方法は次のとおりです。
顔のマッサージをする
顔をマッサージすると、血流がよくなってターンオーバーが整います。マッサージの効果は1日しか持たないため、毎日継続して行うことが大切です。
具体的なやり方は以下の記事を参考にしてください。
【 美肌の条件は皮膚温が高いこと!温度を1℃上げる顔マッサージ方法! 】
十分な睡眠をとる
睡眠中は細胞の修復が行われるため、血流も改善し、肌の乾燥が緩和します。夜10時~午前2時はゴールデンタイムと言われており、成長ホルモンが大量に分泌されて修復が進むため、できる限り就寝していることが理想です。
しかし、難しい場合は、夜中0時を回るまでに寝て、6時間以上の睡眠をとるように心がけましょう。
毎日軽い運動を行う
運動をすると、筋肉がついて血流がよくなり、代謝が上がってターンオーバーが活発化します。筋肉をつけるためには、継続して運動を行うことが大切なので、毎日15分程度の軽い運動を続けましょう。
例えば、階段昇降やヨガなどは、自宅で家事などをしながらでもできるので、忙しい人でも気軽に取り組めておすすめです。
まとめ
肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れて、古い角質や毛穴の汚れが溜まり、化粧水の浸透力が悪くなります。
化粧水の浸透力を高めるための対処法は、「角質や毛穴の汚れを落とす」「プレ美容液で肌を柔らかくする」「肌の血流を促進する」ことの3つです。
化粧水をたっぷり吸いこむ肌をつくり、うるおい感に満ちた肌を目指しましょう!