顔の産毛の正しい処理方法!産毛ケアを習慣化すると肌の調子がよくなる!
顔の産毛処理の効果は「ニキビ予防」「トーンアップ」「メイクノリアップ」の3つです。
「カミソリ/シェーバー」「シェービングクリーム/フォーム」の2つを使って行い、肌の負担をできる限り軽減するため、産毛は毛流れに沿って剃り、剃る前と後のケアにも配慮しましょう。
- 2020-11-19
- KOROTKMN
顔の産毛は体毛より目立ちにくく、普段の生活であまり気にされない傾向にあります。しかし、顔の産毛は正しく処理すると肌の調子がよくなるので、習慣化したいケアの1つです。
とはいえ、顔の産毛をこれまで気にしたことがなければ、処理方法もピンとこない人も多いでしょう。本記事では、顔の産毛の正しい処理方法について説明します。
肌の負担をできる限り軽減するため、産毛は毛流れに沿って剃り、剃る前と後のケアにも配慮しましょう。
顔の産毛処理について
顔の産毛は、定期的に処理しておくことをおすすめします。顔の産毛処理について詳しく知っておくと、なぜ処理が必要なのかが分かり、お手入れに対するモチベーションも上がります。
ここでは、顔の産毛処理の「メリット」と「必要なアイテム」について説明します。
顔の産毛を処理するメリット
顔の産毛を処理すると得られるメリットは、次の3つがあります。
ニキビができにくくなる
顔の産毛を処理すると、ニキビなどの炎症ができにくくなります。
ニキビは、余分な皮脂が毛穴に詰まって雑菌が繁殖することで起こります。定期的に顔の産毛をシェービングすると、顔に残った余分な皮脂も取り除けるため、ニキビの予防ができます。また、皮脂をエサにする顔ダニの除去もシェービングによってできるため、肌荒れを起こしにくくなります。
とくに、皮脂の過剰分泌によるニキビや肌荒れに悩んでいる人は、定期的にシェービングをすると肌の調子がよくなります。
くすみが取れて肌がワントーン明るくなる
顔の産毛を処理すると、毛の黒さによってできた影がなくなり、肌がワントーン明るくなります。
また、シェービングをすると、古い角質も一緒に除去してくれるため、くすみが取れて肌が明るくなります。
古い角質がとれると化粧品の浸透もよくなり、うるおいが十分に補給されるので、肌に透明感が戻ってますます明るくなっていきます。
メイクのノリがよくなる
顔の産毛を処理すると、ファンデーションなどのメイクが肌に密着し、ノリがよくなります。また、シェービングによって余分な皮脂を取り除けるので、メイク崩れもしにくくなります。
産毛の処理により皮脂の分泌を抑えられると、肌の調子が整いキメ細かい滑らかな肌になるため、メイクのりもさらによくなります。
顔の産毛処理に必要なアイテム
顔の産毛処理に必要なアイテムは次のとおりです。
カミソリ/シェーバー
カミソリとシェーバーは、産毛を取り除くために必要です。
カミソリは、安価で入手しやすい反面、注意して使用しないと怪我をする恐れがあります。使用する場合は、ガード付きタイプや刃先を確認できるL字タイプを選ぶことをおすすめします。
一方、シェーバーは、刃先が丸く怪我をしにくいので、初心者でも安全に使用できます。ただし、カミソリよりも値段が高いことがデメリットとしてあります。
シェービングクリーム/フォーム
カミソリで処理をする場合、肌を傷つけないようにシェービングクリームやフォームを使用します。
なかでも、のびがよく、なめらかなテクスチャのものは、摩擦を防ぎしっかりと肌の負担を軽減してくれるのでおすすめです。
顔の産毛の正しい処理方法
顔の産毛を処理するときは、肌を傷つけないように注意して行うことが大切です。ここでは、顔の産毛の正しい処理の手順について説明します。
前準備
顔の産毛を処理する前は、肌を清潔にして柔らかくしておきましょう。
シェービングは、クレンジングと洗顔を行った後に行います。メイクや皮脂などの汚れが顔についたままシェービングをすると、雑菌が繁殖して肌トラブルに繋がる恐れがあります。
また、入浴や蒸しタオルで肌が温められると、産毛に水分が含まれて柔らかくなっているため、剃りやすくなり、カミソリやシェーバーによる肌への負担を軽減できます。
産毛を安全に剃るために、前準備も忘れずに行いましょう。
顔の産毛を剃る
顔の産毛を剃るときは、シェービングフォームまたはクリームを顔全体にのばし、毛流れに沿って行います。
剃る順番は次のとおりです。
1. 額、こめかみ
髪の生え際から1cm離れたところから、上から下に向かって剃ります。
2. 頬
頬骨部分は、顔の内側から外側に向かって剃ります。頬骨より下は上から下に向かって剃ります。
3. 鼻まわり
鼻筋と小鼻は、上から下に向かって剃ります。小鼻はできる限り丸みに沿って剃りましょう。
鼻の下は、皮膚を伸ばして凹凸をなくし、上から下に向かって剃ります。
4. 口まわり
口角は、顔の外側から内側に向かって剃ります。口の下とあごは、上から下に向かって剃りましょう。
5. フェイスライン
生え際を残して、上から下に向かって輪郭に沿って剃ります。
アフターケア
産毛を剃り終えたら、シェービングクリームと剃った毛を優しく洗い流し、クールダウンと保湿を行います。産毛を剃った後の肌は、負担がかかっていて炎症を起こしやすいため、冷たいタオルや保冷剤などで冷やして鎮静しましょう。
また、シェービングによって角質が取れて肌が乾燥しやすくなっているので、保湿効果の高い化粧品でしっかり保護することが大切です。
保湿ケアには、ヒアルロン酸やセラミドなどの高保湿成分配合の化粧水や、油性成分の配合量が多く、水分蒸発を防ぐ乳液やクリームなどを使用することをおすすめします。
まとめ
顔の産毛処理は「ニキビ予防」「トーンアップ」「メイクノリアップ」の3つの効果があります。顔の産毛は「カミソリ/シェーバー」「シェービングクリーム/フォーム」の2つを使って処理します。
肌の負担をできる限り軽減するため、産毛は毛流れに沿って剃り、剃る前と後のケアにも配慮しましょう。
正しい顔の産毛処理を習慣化して、肌の調子を高めましょう!