エステティシャンが教える!自宅でできる足の冷え・むくみ予防マッサージ&ストレッチ
立ちっぱなしや座りっぱなしが続くと足のむくみを感じる、夕方になると足がパンパンになる、足先の冷えを感じるという方に、自宅でできる足の冷え&むくみを予防するマッサージとストレッチ法を、エステティシャンである筆者がご紹介します。
- 2020-07-26
- 寒川あゆみ
立ちっぱなしや座りっぱなしが続くと足のむくみを感じる、夕方になると足がパンパンになる、いつもすっきり感がなく、重だるいと感じる、足先の冷えを感じるという方も多いのではないでしょうか?
今回は自宅でできる足の冷え&むくみを予防するマッサージとストレッチ法を、エステティシャンである筆者がご紹介します。
足の冷え、むくみがおきる原因とは?
私たちの体の作りは骨の上に筋肉があり、運動や日常生活で筋肉を動かすことでポンプの役割となり、全身に血液やリンパが流れ代謝を高め、不要な老廃物は汗や尿、便となって循環と排出を繰り返しています。
大人になると、子供の頃に比べて運動量が低下することで筋肉のポンプが鈍くなるため、血行不良によって心臓から遠い足先や手先の冷えを感じたり、リンパの流れが悪くなることでむくみや疲労感、重だるさを感じます。
それらをどんどん繰り返すことで、脂肪を燃焼する力が低下し、脂肪がたまる、セルライトが蓄積することで、血行不良や老廃物の蓄積をエンドレスで繰り返し、結果として太ったと感じます。
冷えやむくみ、サイズアップしないために、日頃から運動を取り入れたり、1日の終わりにマッサージやストレッチを取り入れて、老廃物を流すようにしましょう。
足の冷え、むくみに効果的なマッサージ&ストレッチ
(1)指の関節を使いながら、かかとから指の付け根に向かって足裏のつまりをほぐすように往復10回ほど流す。
(2)かかとや土踏まず、指の付け根や指の周りなど、足裏全体を押しながらもみほぐす。
足先の冷えを感じやすい人は、足裏のマッサージを重点的におこないましょう。
(3)足首に手のひらを密着させ、少し圧をかけながら持ち上げるようにひざ裏に向かって10回流す。
(4)手をグーにし、ふくらはぎの内側と外側に手を置きます。指の関節を使いながら、足首からふくらはぎ全体を約1分もみほぐす。
(5)両手のひらを太ももに密着させ、少し圧をかけながら持ち上げるように太ももの付け根に向かって10回流す。
(6)手をグーにし、太ももの内側と外側に手を置きます。指の関節を使いながら、ひざ上から太もも全体を約1分もみほぐす。
ふくらはぎのむくみや重だるさを感じやすい、太もものセルライトが気になる、お尻や腰が冷たい人はマッサージやストレッチ、入浴による温めによってしっかりほぐすことがポイントです。
(7)椅子に浅く座り、背筋をまっすぐ伸ばし、足を肩幅に広げます。つま先をつけたまま、かかとを上下に20回動かす。
(8)背筋をまっすぐ伸ばしたまま、足をまっすぐ伸ばします。かかとをつけたまま、つま先を上下に20回動かす。
座りっぱなしの作業が続くときに、休憩のついでにふくらはぎを伸ばして足首を動かしましょう。足首を動かすことでふくらはぎの筋肉が動き血行促進、リンパ促進につながります。
(9)椅子に右足をのせて、左足をまっすぐ伸ばします。背筋を伸ばし、体重を前にかけてストレッチが効いているところで15秒キープ×3回繰り返す。
(10)逆側も同じように、椅子に左足をのせて、右足をまっすぐ伸ばします。背筋を伸ばし、体重を前にかけてストレッチが効いているところで15秒キープ×3回繰り返す。
(11)仰向けに寝転び、左足をくの字にし、右ひざを曲げて太ももをお腹に引き寄せて15秒キープ×3回繰り返す。
(12)逆側も同じように、右足をくの字にし、左ひざを曲げて太ももをお腹に引き寄せて15秒キープ×3回繰り返す。
日頃運動する時間がないという方は、お尻から腰、太ももが硬くなりやすく、筋肉が衰えやすくなります。お風呂上がりなど体が温まっているうちにしっかりほぐすことで、太ももの付け根まわりにあるそけいリンパの流れもよくなるのでおすすめです。
足の冷えやむくみを繰り返さないためには、日頃から入浴によって温めたり、運動によって筋肉を動かしましょう。運動する時間がない、運動するのは面倒という方は、マッサージやストレッチによって血液やリンパの流れを促進し、冷えやむくみを予防してみてくださいね。
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大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。