夏のクッションパフは雑菌だらけ!?メイクツールのお手入れ方法をご紹介

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夏のクッションパフは雑菌だらけ!?メイクツールのお手入れ方法をご紹介

メイクに欠かせないパフやブラシ。毎日使っている方も多いと思いますが、きちんと管理ができているでしょうか?実は、洗わずに放置していると雑菌が繁殖して、肌荒れの原因にもなってしまうんです。
今回は、ツール別のお手入れ方法や洗う頻度をまとめました。

その肌荒れ、メイクツールの雑菌が原因かも…

その肌荒れ、メイクツールの雑菌が原因かも
出典:byBirth

日頃メイクをしている私たちにとって、メイクブラシやパフは欠かせないですよね。しかし気をつけて欲しいのが、メイクツールの雑菌やカビ。スキンケアに気をつけているのに、なぜか肌荒れが治らない…という場合、もしかするとブラシやパフに潜んだ雑菌が原因かもしれません。

肌に直接触れるメイクツールは皮脂や汚れが付着しやすいため、肌荒れの原因になるだけでなく、メイクのノリも悪くなってしまいます。特に暑い夏は他の季節に比べても繁殖リスクが高く、こまめにお手入れをする必要があるのです。

そこで今回は、ツール別に正しいお手入れ方法をご紹介していきます。

【メイクツール別】お手入れ方法をご紹介

スポンジ・パフ・チップの洗い方

スポンジ・パフ・チップの洗い方
出典:byBirth
  1. まずはぬるま湯を用意してパフを浸します。
  2. パフが湿ったら中性洗剤もしくはクレンジング剤を直接垂らし、揉み込むように泡だてながら汚れを浮かせます。その際、力を入れてゴシゴシと洗うと、形が崩れて劣化が早まる恐れがあるので、指の腹で優しく洗うのがポイントです。
  3. 汚れが浮いて水が濁ってきたら、流水で洗い流します。泡や汚れがでてこなくなるまでしっかりと洗い流し終わったら、水気を切って完了です。

メイクブラシの洗い方

メイクブラシの洗い方
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メイクブラシは毛の種類によって洗い方が異なるため、最初に確認してから手入れを行いましょう。毛がナイロンなどの化学繊維でできている場合は、中性洗剤で洗うことが可能です。

しかし、リスやウマなどの動物の毛でできている場合は、繊細で扱いに注意が必要なため、専用のメイクブラシクリーナーなどで洗った方が良いでしょう。ここでは、中性洗剤を使う場合の洗い方をご紹介します。

  1. まず、容器にぬるま湯200に対して1の割合で中性洗剤を溶かします。
  2. ブラシを根元までしっかり浸けたら、振り洗いをしながら汚れを浮かしていきます。
  3. ある程度水が濁り汚れが取れたら、綺麗な水と入れ替えて再び振り洗いをしながらすすぎます。完全に泡や汚れがでなくなるまで、水を交換しながらすすいだら完了です。
  4. 洗浄後、水を絞る時は手のひらで優しく包んで、軽く絞りましょう。

ビューラーのお手入れ方法

ビューラーのお手入れ方法
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マスカラやアイシャドウが付着しやすいビューラーも、きちんとお手入れをして清潔を保たなければいけません。汚れを溜めないためにも、使うたびに除菌ウェットティッシュなどで拭き取るようにしましょう。

だんだんカール力が悪くなってきたと感じたら、ゴムの買い替えどきのサインです。ビューラーを購入した際には替えのゴムがついていることが多いので、ある程度使い始めてから期間がたったら交換してくださいね。

湿気が多い時期は“すぐに乾かす”ことが大事

すぐに乾かすことが大事
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メイクツールを清潔に保つためには、洗うことだけが大切なのではありません。特に湿気の多い時期は乾燥する時期に比べて、乾きが悪いということを理解しておかなくてはいけないのです。雑菌は湿度の多いところに発生しやすいため、せっかく綺麗に洗ったのに生乾きで保管してしまうのでは元も子もありません。

そして、最近流行りのクッションファンデ。時短にもなる便利アイテムなので愛用している方も多いのではないでしょうか?リキッドファンデは基本的にファンデをある程度肌に乗せてからパフで伸ばすのに対して、クッションファンデは直接ファンデを馴染ませたパフを使用し、そのまま元に戻してしまうため雑菌が増えやすいのです。クッションファンデが主流の韓国では、毎日パフを洗う方が多いというくらい、特に注意が必要なアイテムと言えます。

メイクツールをすぐに乾かすためのポイント

乾かす過程がいかに大事か分かったところで、洗浄したパフをすぐに乾かすコツをご紹介します。

まず先ほどご紹介した方法で汚れを綺麗に落としたら、タオルやキッチンペーパーなどで包んで水分をできるだけ吸い取ります。そして、水分が取れたら湿度の低い場所に干して、完全に乾くまで放置します。できれば1~2日ほどそのまま乾かした方が確実なので、替えのパフを2、3個用意して交換しながら使うのが良いでしょう。

ブラシの場合も同じく、洗った後はタオルなどでしっかり水気を吸い取ってから、湿度の低い場所で1~2日乾燥させます。一見ドライヤーなどで風を当てた方が早く乾くと思ってしまいがちですが、熱による劣化や毛並みの崩れの原因にもなりますので、基本は自然に乾くのを待ちましょう。

洗う頻度は?

洗う頻度は?
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スポンジやパフなどは、可能であれば毎回使うたびに洗浄することをおすすめします。最低でも汚れが気になり始めたら新しいものに交換するか、ぬるま湯で洗うようにしましょう。もし忙しくてなかなか洗えない!という場合は、100均などの安めのパフを使い捨てで利用するのがおすすめです。

ブラシは洗いすぎると毛を傷めてしまうため、基本的には使うたびにティッシュなどで粉をオフして保管します。週に数回程度、粗めのコームで毛を梳かすと、より綺麗な状態を保つことができますよ。ぬるま湯での洗浄は汚れの状態を見て、2週間~1ヶ月を目安に行いましょう。

いかがでしたか?

メイクツールの汚れ
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意外と見落としがちなメイクツールの汚れ。買ってから1度も洗ったことがないという方も多いようですが、長く使うためには普段のケアがとても大事なのです。

ぜひ定期的なお手入れでメイクツールを清潔に保ち、快適にメイクを行なってくださいね!

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りりー

りりー

コスメをこよなく愛する駆け出し美容ライター。『ココロがときめく記事』をモットーに、誰でも簡単にできる美容法や最新のコスメ情報をお届けします。/日本化粧品検定一級/