夏のケアによって秋の美肌が決まる！

これからの季節、ちょっと外出するだけでも日焼けが気になりますよね。紫外線は肌老化の大きな原因になるため、できるだけ防ぎたいもの。

紫外線による肌ダメージは、シミの原因になるだけでなく、シワの元にもなります。そのため、どれくらい夏のケアに気をつかうかによって、秋の美肌が決まります。

• 夏の日焼けによる肌老化を防ぎたい
• 白い肌を保ちたい
• 肌の潤いを保ちたい
• 夏が終わったときにシミやシワを作りたくない

これを実現するためにも、紫外線による肌の乾燥を防ぎ、潤いを保ちながら白い肌をキープしていきましょう。日焼け止め以外にも秋老けを防ぐ方法があるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

そもそも「秋老け」って何？

そもそも「秋老け」とは何なのでしょうか？

秋老けとは、夏に蓄積したダメージが秋に現れること

「夏のスキンケアによって秋の美肌が決まる」とご紹介しましたが、夏は肌にダメージが蓄積しやすい季節です。

夏の間は変化が出ていなくても、秋になると一気に肌ダメージが表面化し、肌老化が進行してしまうのです。これを「秋老け」といいます。夏のダメージが蓄積されるため、「夏老け」と呼ばれることもあります。

秋老けは、肌だけでなく体調にも現れる

秋老けは、肌の老化だけではありません。夏から秋にかけては体調を崩しやすく、それが体の老化にもつながってしまうのです。そのため、秋老け対策は肌の表面からのスキンケアだけではなく、体の中から美しくしていくケアも大切です。

「与えるケア」で秋老けを防ぐ方法

秋老けを防ぐには、紫外線から肌を守るケアだけでなく、与えるケアにも注目してみましょう。

肌にうるおいを与える

美肌の基本は、何といっても肌を乾燥させないこと。乾燥すると肌の弾力が失われ、シワの原因になってしまいます。

また、肌が乾燥するとターンオーバーが乱れがちになり、シミやニキビ跡ができやすくなります。秋老けを防ぐには、夏の間にしっかりと保湿ケアをして、肌にうるおいを与えることが大切です。

肌に栄養を与える

保湿成分を肌に与えることはもちろん、さまざまな美容成分で肌に栄養を与えることも大事。加齢とともに減少するコラーゲンやエラスチンなどを与え、肌のハリや弾力を保つことが秋の美肌をつくります。

睡眠をたっぷり与える

夏は屋外と室内の温度差が激しく、頻繁に出入りすることで自律神経のバランスが乱れやすくなります。

自律神経が乱れるとストレスがたまりやすくなり、体の疲労も蓄積されてしまいます。そのため、たっぷりと睡眠をとり、体を休ませてあげることが大切です。

夏は寝苦しい夜が多いので、なるべく21～23℃の室温を保ち、快適な睡眠をとれるように心がけましょう。

目に休息を与える

スマホやパソコンを長時間使用している人は、日頃から目を酷使しています。眼精疲労がひどくなると自律神経のバランスを崩し、肌荒れの原因になることも。

また、眼精疲労によって目のまわりにシワやくすみなどができやすくなるため、目に休息を与えることが秋美肌のためには必要です。

目が疲れたら目を閉じたり、冷やしたりして目の疲れを癒すことを心がけましょう。

体に温かさを与える

秋老けを防ぐには、肌のターンオーバーを正常にしておくことが重要なポイントです。肌の新陳代謝を活発にするには、体を温めて血流をアップさせることが大事。血流がアップすれば肌のくすみやシミなどの予防になり、透明感のある美肌をつくることができます。

また、夏は意外と体が冷えやすい季節。エアコンのきいた室内で過ごしていると、想像以上に体が冷えて、ターンオーバーが乱れがちになってしまうのです。夏こそ湯船に浸かり、体を温めて全身の血行を促進させましょう。

マッサージで適度な刺激を与える

夏の暑い時期は、運動するのが億劫になりがちですよね。すると運動不足によって代謝が悪くなり、ターンオーバーが乱れがちになります。

また、夏は冷たい飲み物を摂ることが多く、体が冷えることでむくみやすくなります。むくみを解消するためには、マッサージで適度な刺激を与えることが大切。お風呂上がりのセルフマッサージで、むくみを解消しましょう。

むくみを解消する簡単セルフマッサージ

むくみが出やすいのは、主に「足」と「顔」です。朝は顔がむくみやすく、夕方以降は足がむくみやすくなります。

これを改善するには、お風呂上がりに足のリンパマッサージをすることが効果的です。夜のうちに足のむくみを解消すれば、翌朝の顔のむくみを予防することにもつながります。

1. まずは、足裏を1分ほど揉みほぐします。
2. アキレス腱とくるぶしのまわりを、つまむようにマッサージします。
3. ふくらはぎを足首から膝まで揉み上げます。
4. 手のひらを内ももに当て、膝から足の付け根まで滑らせます。
5. 最後に、足の付け根を手のひらでさすります。

夏の肌老化を防いで、秋の美肌を手に入れよう！

紫外線の強い夏は、肌老化が進行しやすい季節。夏が終わったときにシミ予備軍をため込まないためにも、日焼け止めなどの「守るケア」で白い肌をキープすることが大切です。

しかし、夏は守るケアだけでなく、「与えるケア」も大事。肌に良い美容成分を与えたり、体に休息を与えたりすることで、秋には今よりもっと美しい肌を実現させましょう。