ずぼら美容でキレイになる!ナチュラルな美しさを引き出す「美肌菌」って?
肌荒れやエイジングサインなどに悩まされていませんか?美肌のためにあれこれ美容法を試している人も多いかもしれませんが、一旦やめてみるのも美肌をキープするポイントなんです。
今回は、美肌菌を増やす「ずぼら美容」についてご紹介します。
- 2020-04-16
- つきのペペロンチーノ
面倒なスキンケアは不要!ずぼら美容で美肌をキープ
疲れてくると、肌トラブルがおきやすいもの。慌ててスキンケアにいそしんでいる人も多いと思いますが、肌はいじりすぎても良くないんです。
そのため「やりすぎ美容」よりも「ずぼら美容」のほうが美肌をキープできることもあります。
芸能界でもトップクラスの美肌を誇る綾瀬はるかさんは、「肌をいじりすぎないことが美肌の秘訣」だと語っていました。
面倒なスキンケアはストレスになることもありますが、「ずぼら美容」なら簡単です。今日からあなたもはじめてみませんか?
ナチュラルな美しさを引き出す「美肌菌」とは?
肌をいじりすぎない「ずぼら美容」は、ナチュラルな美しさを引き出す効果があります。ポイントは、「美肌菌」を育てること。
美肌菌とは肌にもともと存在する常在菌のことで、この美肌菌があることで肌のバリア機能が守られます。「洗いすぎ」や「いじりすぎ」は美肌菌を落としてしまい、かえって肌トラブルの引き金となるのです。
筆者はかれこれ5年ほど肌断食状態で、メイクも基礎化粧品もほとんど使っていません。5年前までは大人ニキビだらけで悩んでいましたが、今ではほとんどニキビができなくなり、乾燥もありません。美肌菌のすごさを体感しています。
会社勤めの人はなかなかノーメイクで出勤することはできませんが、休日くらいは肌断食をしてみるのも良いかもしれません。
腸内の善玉菌も「美肌菌」の一種
美肌菌は肌の表面にある常在菌だけでなく、腸内細菌も含まれます。腸内の善玉菌が増えると体内の老廃物を排出しやすくなり、肌トラブルを防ぐ効果があります。
体内の老廃物がなくなると血流が良くなり、肌表面の美肌菌が繁殖しやすい状態になります。
美肌をキープするには、体の外側と内側に存在する美肌菌のはたらきが欠かせないのです。
美肌をキープする「ずぼら美容」のコツ
では、「ずぼら美容」とは具体的にどのようなことをすれば良いのか見ていきましょう。
朝だけ「水洗顔」
夜はメイクを落とさなければいけないので、クレンジング剤や洗顔料などを使うのはOKです。「ずぼら美容」といっても、メイクはしっかりと落とすことがポイントですよ。
そのぶん、朝は「水洗顔」だけでOK。朝はメイクをしていないので、水洗顔で十分です。ぬるま湯か水で洗顔すれば、顔の皮脂を落としすぎることなく、美肌菌を育てやすくなります。
メイクはしっかり落とす
どんなに疲れていても、メイクだけは落としてから寝ることが大事。メイクが残っていると、美肌菌ではなく悪玉菌が繁殖しやすくなってしまいます。これが肌トラブルのもと。
クレンジング剤はできるだけ肌にやさしいタイプがオススメですが、落ちにくい化粧品でメイクをしている人は、メイクに合ったクレンジング剤を使用しましょう。
肌への刺激を抑えるには、落ちにくい化粧品ではなく、落としやすい化粧品に変えることも効果的です。そうすれば、肌にやさしいクレンジング剤や石鹸でメイクを落とせます。
水分をたっぷり摂る
肌の水分量が十分に保たれていると、健やかな肌状態をキープできます。肌の乾燥を防ぐのはもちろん、ターンオーバーが活発になったり、バリア機能が正常に保たれたりする効果があります。
肌の水分量は加齢とともに減少していくため、水分をたっぷり摂ることが大事。肌の外側からの保湿も大切ですが、水を飲んで体の内側から水分補給をすることがオススメです。
美肌菌を増やす食事を心がける
美肌菌を育てるには、美肌菌を増やす食事を心がけましょう。たとえば、以下のような食べ物を意識して摂ることで、美肌菌を育てることができます。
- 低GI食品……肌の糖化(コゲ)を防ぐ
- 抗酸化食品……肌の酸化(サビ)を防ぐ
- 食物繊維や発酵食品……腸内環境を整える
肌の糖化や酸化はシミやシワの原因になってしまうため、血糖値の上昇を抑える「低GI食品」や、活性酸素を除去する「抗酸化食品」を摂ることが効果的です。
また、腸内の美肌菌を育てるには、「食物繊維」や「発酵食品」を摂って腸内環境を整えることが大切です。便秘は美肌の大敵となるだけでなく、ダイエットの大敵にもなります。
低GI食品を意識するなら、白米よりも玄米、うどんよりも蕎麦などの茶色い糖質が目安。また、ポリフェノールは抗酸化食品の1つなので、アントシアニンが含まれるブルーベリーや、カテキンが含まれる緑茶などを摂ると良いでしょう。
便秘を予防するための食物繊維なら、根菜類やキノコ類がオススメ。発酵食品は、ヨーグルトやキムチ、納豆などを摂るようにしましょう。
美肌菌を増やす「ずぼら美容」で美肌をキープしよう!
美肌菌を育てて美肌をキープする「ずぼら美容」についてご紹介しました。特別なことをする必要はありません。やりすぎている美容をお休みして、肌本来の美しさを引き出していきましょう。
スキンケアが面倒でストレスになっていた人には、願ってもない美容法ですよね。ぜひ今日からはじめてみてくださいね!
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「言葉の力で人を幸せにする」を目指すフリーライター。「ハーブコーディネーター」「メディカルフードコーディネーター」の資格を取得し、ボディメイク・スキンケアに関するコラム執筆多数。エッセイや小説の執筆をしながら、美容や恋愛などのライフスタイル系ライターとして活動中。美しくあり続けたい女性を応援します!