1か月後のきれいを作ろう!春のケアは“クレンジング”が鍵のそのわけ
満開の桜が散り、新緑のあざやかな季節へと変わります。新芽がでるということは…そう!紫外線も一段と強くなりはじめるのがこの時期、ほこりや花粉ももう少し舞いそうです。さぁそんな時期の肌ケア、あたたかいからと侮ることなかれ、この季節最重要の“クレンジング”をマスターして、1か月後のきれい作りをスタートしましょう!
- 2016-04-16
- 上田美穂
溜まったままでは入らない!?
“クレンジング”というと、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?もちろん、メイクを落とすためのもの、なのですが、実はこの時期こそ“落とす”ケアを最重要視してみると、1か月後に変化が!ほこりや花粉は、目には見えなくとも肌に付着しています。「今日はメイクしていないから、クレンジングはしなくてもいっか」と眠った翌日にニキビが出てくるのはこうしたことが原因です。あわてて化粧水をたっぷりとつけるその前に、まずはしっかりと“落とす”ケアをしていきましょう!ちょっとしたトラブルの回復が早くなっていきますよ。
だからといって、洗いすぎも注意!
肌がつっぱるまで洗わないと気が済まない!とシートタイプクレンジングの後に、クリームクレンジング、最後の仕上げに洗顔料で洗い流したりしていませんか?さっぱりした、と思ったのもつかの間、なんだかベタベタしてくる、乾燥してきたなどの症状は、洗いすぎが原因です。また、洗顔10秒!と高速スピードで顔の上をごしごしと、手が動き回っていませんか?実はこうして生まれる“摩擦”も肌トラブルの原因です。肌の上には“皮脂膜”というティッシュペーパー一枚分くらいの保護膜がありますので、これをとりすぎないようにすることが美肌への近道です。
化粧水4倍で1か月後、健やか肌へ
では、クレンジングが上手にできている時はどんな状態になるのか?それは化粧水がぐんぐん入っていくようになる、というのが目安です。入れても入れてもまだ入る、そんな時には肌が満足するまで化粧水をたっぷりと使っていきましょう!いつもの4倍いれるようなつもりで試みると、1か月後には健やかな肌へと生まれ変わっていきます。この季節のポイントを押さえて、充実したスキンケアに臨んでみてくださいね!
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プロのメイクアップアーティストを育成する[フロムハンド]メイクアップアカデミーにて美容を学ぶ。CM、舞台などのヘアメイクに携わった後、リバイタライズサロンSionKyotoの立ち上げに参加、10代~80代と幅広い層の美の悩みをメイクやトリートメントを通して解決する。主な執筆は、現場経験にもとづく、魅力を引き出すメイクやトータルケアでの美容習慣作りなど。