ガサガサ指先がつらい!秋冬の手荒れ対策はどうする?
空気が乾燥する秋冬は、知らぬ間に手や指先がガサガサになってしまいがち。ひどくなると、ピリピリ痛みが出たり、血がにじんだりすることも…。初期のうちなら、ハンドクリームでセルフケアをすればツルスベの手に戻れます。
ハンドケアの方法をチェックして、ガサガサな手や指先とさよならしましょう。
- 2019-12-15
- 森本悠希
秋冬に手荒れしやすいのはなぜ?
手は皮脂の分泌量が少なく、皮膚の中でも特に乾燥しやすいパーツです。もともと乾燥しやすいところに、秋・冬の外気の乾燥が加わり、手の水分は失われてしまいます。すると、手肌や指先がガサガサ・ゴワゴワになって荒れてしまうのです。
ガサガサ・ゴワゴワを放っておくと、赤み、ひびわれ、かゆみや痛みがでることも。ひどい場合は、血がにじむ、じゅくじゅくするなどつらい手荒れに悩まされてしまいます。
だからこそ、手肌や指先の荒れは、早めのセルフケアが大切です。
セルフケアはハンドクリームの選び方が重要
ハンドクリームをこまめに塗り、手にうるおいを閉じ込めるのが手荒れ予防にかかせません。自分にぴったりのハンドクリームを選んで、こまめなケアをしましょう。
ハンドクリームの種類
自分の手のコンディションに合わせて、ハンドクリームを選ぶのが大切です。
保湿タイプ
高保湿成分のセラミドやヒアルロン酸などを配合したタイプです。油分を補い、うるおいを閉じ込めてくれます。手の乾燥を感じたら、まず保湿タイプでケアを。
ビタミン配合タイプ
血液の流れを促し、肌のうまれかわり「ターンオーバー」をサポートするビタミンA、ビタミンB、ビタミンEなどが配合されたタイプです。ひびやあかぎれになってしまったときにおすすめです。
尿素配合タイプ
肌を柔らかくする尿素が配合されたタイプです。ゴワゴワの指先が気になるときにおすすめです。ただし、ひびやあかぎれがある場合はしみるので、使用は避けましょう。
ヘパリン配合タイプ
血液の流れを良くする・炎症を鎮めるなどの効果があるヘパリン類似物質が配合されたタイプです。保湿効果も高いのが魅力。皮膚科で処方される保湿クリームと同じ成分です。
分類もチェック
ハンドクリームは分類が化粧品のものと薬用(医薬部外品)のものがあります。保湿だけなら化粧品分類のハンドクリームで十分です。手荒れがひどくて薬用を選ぶときは、どんな効能・効果があるかを確認してから購入しましょう。
正しいハンドクリームの使い方
ハンドクリームを効果的に使うために、ポイントをおさえておきましょう。
- 手のひらで温めてから塗る→伸びが良くなる。浸透もUP
- たっぷり使う→目安は人差し指の指先から第一関節の半分、眠る前は指先から第一関節までの量を。べたつきが気になるときは軽くティッシュオフして
- マッサージをプラス→ハンドクリームを塗った後に取り入れて。血行が良くなり、肌に必要な栄養が届きやすくなる
- 化粧水でうるおいを補う→ハンドクリームを塗る前にうるおいをチャージすると効果的
それでは、次に、おすすめのアイテムを紹介します。参考にしてください。
おすすめハンドクリーム
ユースキン hanaシリーズ 700円(税抜き)
数あるハンドクリームの中で不動の人気を誇るユースキンAの技術を活かし、香りが楽しめるアイテムとして登場したシリーズです。独自の「高浸透エマルジョン」が乾燥した手肌の角層深くに浸透して、しっかりうるおいをキープしてくれます。
濃厚なテクスチャでありながら、肌になじませるとサラッとしてべたつきません。
香りは全部で5種類。甘さのあるジャパニーズローズ、上品なラベンダー、さわやかなユズ、気持ちをリフレッシュするジャスミン、無香料があります。気分やシーンに合わせて使い分けるのもおすすめです。
アトリックス エクストラ ポイント集中ケア オープンプライス
消炎・保湿効果があるグリチルレチン酸ステアリル、血液の流れを促し肌荒れを防ぐ酢酸トコフェロール、すこやかな肌に整えるパンテノールの3つを有効成分として配合した薬用ハンドクリームです。
ピタッと密着して水分を閉じ込める密封膜が、特にガサガサになりがちな指先のヒビやあかぎれを防いでくれます。水仕事などで指先が常にガサガサという人におすすめです。
プラスαで取り入れたいアイテム
841 シルクハンドウォーマーMAX 1,320円(税込)
ハンドクリームのケアと合わせて、就寝中に取り入れたいのが手袋やハンドウォーマーです。クリームを塗って、手袋をはめて眠れば翌朝しっとり&もっちりの手に!
ハンドウォーマーなら、手袋と違い指先が開いているのでスマホの操作も可能です。841 シルクハンドウォーマーMAXは第1関節あたりまでの長さなので、指先までポカポカなのも魅力。
18種類のアミノ酸たんぱく質で構成され、すぐれた吸湿・放湿性があるシルクをメイン素材に使用しています。(シルク85%、ナイロン15%)
ハンドクリーム&シルクの力で、ツルスベ手肌になれると口コミでも好評の一品です。
手荒れしないために心がけたいこと
ハンドクリームでのセルフケアと合わせて、日常生活のなかで手の乾燥を悪化させる行為に気をつけましょう。
水仕事の際のお湯の温度に注意
熱めのお湯は手のうるおいを奪います。「ぬるいかな」と感じるくらいの温度を心がけましょう。
洗剤の洗浄力に注意
油汚れをさっと落とせる食器洗い洗剤、カビ汚れに強いお風呂用洗剤など、洗浄力が高いアイテムを使うときは、ゴム手袋をするなどして、洗剤が直接手に触れないようにしましょう。
石けんや薬用ハンドソープの使い過ぎに注意
秋冬は、風邪対策として、今まで以上に手洗いが増える人も多いことでしょう。石けんや殺菌効果があるハンドソープなどを毎回使っていると、皮脂の落としすぎにつながるだけでなく、手に刺激を与えることになります。
風邪対策なら、ぬるま湯での手洗いでも十分可能と言われています。気になる場合は、保湿成分が配合されたアルコール製剤で消毒するのもおすすめです。
ハンドクリームでのセルフケアと日々の心がけで、つるすべの手をキープしてくださいね。
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教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。