秋はフローレスな私で魅せる!王道メイクに今時っぽさを出すには?
こなれた抜け感がポイントになる今時メイク。すっぴん風のベースメイクやヌーディなカラーがトレンドですが、今年の秋冬はあえて“フローレス”な王道メイクを目指してみませんか?
隙のない凛とした強さを感じるクラシカルな王道メイクを、今時っぽく仕上げるためのポイントをご紹介します。
- 2019-10-01
- イガラシ
今年の秋はしっかり作り込んだ王道メイクがブーム?
抜け感のあるすっぴん風のナチュラルメイクなど、作り込まないメイクがトレンドとされることが多い昨今。でも、今年の秋冬は少しそのトレンドに変化が訪れようとしているようです。
今年の秋、注目を集めているのは隙のない王道メイク。ベースメイクからそれぞれのパートをきちんと作りこんだ、“フローレス”なメイクが注目を集めているんです。
“フローレス”とは、flawless=「傷ひとつない」「欠点がない」「完璧な」といった意味の英語。完璧に作りこまれた芸術作品のような、凛とした強さと美しさのあるメイクを表す言葉です。ボルドーやシックなブラウン、ネイビーなどダークな色合いのアイテムを使うことが多くなる秋冬のメイクには、フローレスな仕上がりがとても似合います。
今までの秋冬と違った雰囲気を楽しみたいなら、原点に立ち返ったフローレスな王道メイクを目指してみましょう。黒アイライナーや赤リップなど、「もうこれ以上魅力を引き出せない!」と思っていた定番アイテムの魅力を改めて再発見できるかもしれませんよ。
フローレスな王道メイクを、今時っぽく仕上げるためのポイントをご紹介します。
秋にぴったり!今時フローレスメイクのポイント
ベースメイクはシアーマットに仕上げて
今年の秋おすすめのフローレスメイクの基本は、シアーマットな肌。しっかりと作りこんでナチュラル感を出さない仕上がりでありながら、軽やかな雰囲気も出せるので今時っぽく見えるベースメイクです。
まずしっかりと保湿をしたら、テカリ防止効果のあるメイク下地を使っていきましょう。秋は空気の乾燥によって肌の潤いが奪われやすいため、肌が潤いを取り戻すために自ら皮脂を余分に排出してしまうことがあります。そのため、意外とテカリが気になる季節でもあるのです。
下地でテカリを予防したら、ファンデーションをのせます。おすすめはマットな仕上がりのリキッドファンデ。肌に程よく艶を与えながら、しっかりと作りこまれた印象を演出することができます。スポンジでしっかりと伸ばしたら、フェイスパウダーで仕上げてふんわりと見せましょう。
目もとは細め黒アイライン&陰影で魅せる
最近はカラーアイライナーが活躍することが増えたので、黒アイライナーはご無沙汰という方も珍しくないかもしれません。今年の秋は基本に立ち返って、黒アイライナーで印象的な目もとを演出してみましょう。
まずはアイシャドウ。肌なじみのいい明るめのブラウンをチョイスして、目のキワを中心に塗っていきます。上まぶたにも下まぶたにもふわりとのせたら、上まぶたはアイホールにまでぼかして縦長のグラデーション風にしていきましょう。
そこに黒アイライナーをプラス。これまでの王道デカ目メイクでは太めに引いていたラインを、ごく細くまつげの間を埋めるように引いていくのが今年風に仕上げるポイントです。ごくさりげなく仕上げることで、垢抜けた雰囲気を演出しながら、目の輪郭を強調することができます。
最後に目尻と目頭の上に、グラデーションを作ったアイシャドウよりも濃いブラウンのアイシャドウをふんわりとのせてあげましょう。まぶたの陰影を強調して、くっきりアイラインを引かなくても、彫りが深く立体的な目もとに見せてあげることができます。
リップにはリップライナーを活用
リップメイクにおすすめなのが、リップライナーの活用。「リップライナーは今まで使ったことがない!」という方も、ぜひ今年の秋にはリップライナーを使ってみてください。
まず、ボルドーやパープル系の濃い目の赤リップでいつもどおりにリップを彩ります。そこに、同系色のリップライナーで口角にだけ描き足していきましょう。リップライナーは、口角にだけ使うのがポイント。唇全体にリップライナーを使ってしまうと、唇の輪郭が際立ちすぎて硬い印象になってしまいます。口角だけに使うことで、きゅっと引き締まったレディな唇に仕上がるんです。
赤リップに抵抗があるならマットベージュリップも◎
メイク全体をダークカラーでまとめることが多い秋冬。リップもダークにまとめてモードに仕上げるのも素敵ですが、「赤リップは派手になってしまいそうで抵抗がある」という方には、ベージュ系のリップもおすすめです。
ベージュリップは赤リップほど主張が強くないので、デイリーのメイクに取り入れやすいのが魅力。フローレスに仕上げたメイクに、さらっとベージュリップをあわせればバランスよく仕上がります。
ここで重要になるのがリップの質感。秋冬のフローレスメイクにあわせるなら、マットな質感のベージュリップがおすすめです。アイメイクに赤をプラスしたりして、少し血色を与えてあげるとよりバランスがとりやすくなります。
フローレスメイクにぴったりのファッションは?
メイクをフローレスにまとめたら、ファッションも今までの秋とは一味違う雰囲気にしたいですよね。今年の秋のトレンドカラーである“ベイクドカラー”を取り入れて、いつもよりレディに仕上げましょう。
ベイクドカラーとは、こんがりと焼き上げたようなこっくりとしたカラーのこと。具体的には、ボルドーやマスタード、ネイビーなどの原色が少しくすんだようなカラーを指します。秋にぴったりのあたたかみと、大人の女性によく似合う色気を兼ね備えた万能カラーです。
フローレスメイクに特に似合うのは、ボルドーやベイクドパープル。赤みを帯びたベイクドカラーを取り入れたファッションは、華やかでありながら色っぽい雰囲気に仕上がります。メイクにも同系色のカラーを取り入れると、より統一感のある仕上がりになります。
今年の秋はフローレスな王道メイクで、いつもよりちょっぴりレディな自分を見つけちゃいましょう!
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