肌トラブル?!ダイエット後の栄養不足は大丈夫?

BODY CARE

肌トラブル?!ダイエット後の栄養不足は大丈夫?

ダイエット後、お肌の調子がいまいち…。
それ栄養不足が原因かもしれません。ダイエット中もしっかり摂取しておきたい栄養素についてご紹介します。

ダイエット成功!目標体重を達成して楽しい気分。

おでかけ前のメイクスタート!

あれ…?いつものファンデーションがうまくのらない…お肌の調子がいまいち…。

それ、ダイエット中の栄養不足が原因かもしれません。

ダイエット中の栄養不足
出典:GODMake.

ダイエットで起こる肌荒れ

ダイエットで起こる肌トラブルの原因は、栄養不足にあるかもしれません。欠食や偏食によって必要な栄養素が摂取されていないと、肌が荒れてしまいます。

たんぱく質

肌はたんぱく質でできています。ダイエット中の食事では、お肉を避けることが多いのではないでしょうか?

しかし、お肉全般がダイエットに良くないわけではなく、お肉に含まれる脂身を摂りすぎることが良くありません。お肉でも部位に気を付けたり、揚げ物など油を多く使用する調理方法を避ければ、ダイエット中に取り入れたい食品の一つなのです。

また、たんぱく質を摂ることで、筋肉量が保持でき、髪のパサつきも防ぐことができます。もちろんお肉の他にも、たんぱく質源である、魚や卵や大豆製品などもまんべんなく食べることが大切です。

野菜

野菜には、ビタミンや食物繊維が豊富に含まれています。ビタミンCはコラーゲン生成に不可欠な栄養素で、不足すると肌の弾力を保つことができません。また、ビタミンAも不足すると肌荒れ、肌の乾燥につながります。

食物繊維は不足すると、便秘になりやすいです。便秘になると、腸内に有害物質が溜まってしまい、腸内環境の悪化から腸管機能の低下につながり、免疫力が弱くなることがあります。

体の免疫力が低下することで、肌への悪影響を及ぼします。腸内環境の悪化により、肌のターンオーバーも乱れ、ニキビができやすくなります。

生野菜などは、かさが大きく、食べているつもりでも、実際は野菜が足りていないことが多いです。温野菜などにして、積極的に摂取することが大切です。

ミネラル

ミネラルが不足すると他の栄養素が代謝されにくくなり、肌荒れの原因となります。

炭水化物

ダイエット中に、主食を減らしたりと、炭水化物を制限する方は多いかもしれません。炭水化物にも食物繊維が豊富に含まれているため、便秘になりやすく、肌荒れの原因となります。

また、エネルギー源である主食を制限することにより、エネルギー不足になり、脂質を多く含む食品を過剰に摂取してしまうおそれがあります。これも肌荒れの原因の一つです。

脂質

脂質には、動物性脂肪と植物性脂肪の二つがあります。

動物性脂肪は飽和脂肪酸が多く、男性ホルモンの分泌を促し、ニキビが増える原因となります。動物性脂肪である肉類は体にとって必要な食品ですが、脂身の少ないところを食べることがお肌にとって大切です。

おすすめは、不飽和脂肪酸が多く含まれた植物オイルです。適量とることでニキビ予防につながります。

脂質は不足してしまうことにも問題があります。ビタミンAやビタミンEは肌の潤いを守ったり、抗酸化作用によって肌の老化を防ぐために必要なビタミンです。しかし、これらのビタミンは、脂溶性ビタミンのため、脂質が極端に不足するとその吸収が妨げられてしまい、肌荒れの原因となるのです。

お肌の回復に欠かせないビタミンとその摂り方

お肌の回復に欠かせないビタミンとその摂り方
出典:GODMake.

ビタミンA

ビタミンAには皮膚や粘膜を保護する働きがあるので、肌荒れ対策に欠かせない栄養素です。

レバー、うなぎ、緑黄色野菜に多く含まれています。

ビタミンB群

ニキビ改善、肌の乾燥改善、粘膜の保護、皮膚炎の予防などの効果があります。

ビタミンB群は様々な食品に含まれているので、野菜や魚、大豆製品など、バランスよく食べることが大切です。

ビタミンB1

糖質の代謝に関わる。

玄米、豚肉、海苔、豆腐、うなぎ、緑黄色野菜に含まれる。

ビタミンB2

糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関わる。

レバー、うなぎ、納豆、牛乳に含まれる。

ビタミンB6

たんぱく質、脂質の代謝関わる。

バナナ、大豆製品、卵、ナッツ類に含まれる。

ビタミンB12

赤血球の生成に関わる。

レバー、チーズ、魚介類、牛乳に含まれる。

ナイアシン

糖質、たんぱく質、脂質の代謝に関わる。

かつお、まぐろ、あじに含まれる。

パントテン酸

抗ストレスホルモンの生成を促進する。

レバー、魚、ナッツ類、卵に含まれる。

ビオチン

皮膚炎の予防に関わる。

レバー、ピーナッツ、いわし、牛乳に含まれる。

葉酸

造血作用、細胞の新生に関わる。

レバー、枝豆、緑黄色野菜、卵に含まれる。

ビタミンC

食事から摂ったコラーゲンは、すべてお肌に吸収されるわけではありません。体内でアミノ酸ペプチドまで分解されて、再びコラーゲンとして合成されるのです。

その時に、コラーゲンの生成をする酵素の働きを助ける補酵素としての働きをするのがビタミンCです。

つまり、ビタミンCをたっぷり摂ることでコラーゲン生成に役立つのです。

ビタミンE

ダイエットのストレスなどで活性酵素が増えると、それが細胞を酸化させて肌荒れの原因になりやすいです。

ナッツ類やオリーブオイルに含まれています。野菜炒めを作るときは、サラダ油よりオリーブオイルを使う方がお肌には良いですね。

ダイエット後も肌荒れ知らずに

ダイエット後も肌荒れ知らずに
出典:GODMake.

せっかくダイエットが成功しても、お肌の調子が悪いと気持ちも落ち込みますね。

ダイエット中も必要な栄養素が不足しないように気を付けて、綺麗なお肌を保ちましょう!

肌トラブル?!ダイエット後の栄養不足は大丈夫?

この記事をSNSでシェア

この記事を読んだ人におすすめ

ayaka.k

ayaka.k管理栄養士

5年間総合病院にて栄養指導を担当 美味しく健康に美しく!をモットーに、ダイエット記事をお届けします。