美肌のカギは睡眠習慣にあり!良質な睡眠で美肌に

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美肌のカギは睡眠習慣にあり!良質な睡眠で美肌に

肌荒れがなかなか治らない、肌がくすみがちという方は、もしかしたら睡眠不足が原因かもしれません。美しい健やかな肌を目指すには、睡眠は必要不可欠。ただ寝るだけではなく、良質な睡眠が必要です。
良質な睡眠をとるための習慣についてお伝えします。

美肌は寝ている間に作られる!美肌のカギは睡眠習慣

睡眠不足になるとニキビができたり、肌がくすんだり、むくんだりしませんか?それは肌と睡眠は密接に関係しているからです。美肌にとって欠かせない睡眠は、ただ眠るだけでなく「良質な睡眠」をとることが大切。美肌が目指せる睡眠習慣についてお伝えします。

肌は寝ている間に作られる?

肌は寝ている間に作られる?
出典:GODMake.

日中、紫外線・PM2.5・ホコリ・乾燥などのさまざまな外部刺激にさらされた私たちの肌は、ダメ―ジを受けています。ダメージを受けたということは、皮膚の細胞が傷ついたということと同じです。

しかし、皮膚の細胞は睡眠中に細胞分裂を行い、再生することで、日中受けたダメージを修復すると言われています。

皮膚の細胞分列・再生は成長ホルモンの分泌によって促されます。この成長ホルモンは1日のうちで、入眠時に最も分泌されると言われています。眠らないと成長ホルモンは分泌されず、細胞づくりも行われないので、睡眠はとっても重要なのです。

寝るときには副交感神経を優位にする

寝るときには副交感神経を優位にする
出典:GODMake.

寝るときに重要なのは、自律神経の一つである副交感神経を優位にすること。自律神経には、交感神経と副交感神経があります。普段、私たちが生活しているときに優位に働いているのは交感神経、リラックスしたときや寝ている間に優位になっているのが副交感神経です。

このことからもわかるように、入眠時に副交感神経を優位にすることで、良質な睡眠をとることができます。反対に交感神経が優位のまま寝てしまうと、眠りが浅くなったり、夜中に起きたりしてしまい、睡眠不足の原因となりますので気を付けましょう。

良質な睡眠をとるためのおすすめ習慣

良質な睡眠をとるためのおすすめ習慣
出典:GODMake.

良質な睡眠は眠りやすい環境を整えることで、誰でもとることができます。全てのことを実践しなくても、自分に合った方法、続けられるものを選び、お試しください。

就寝3時間前に食事を終える

入眠時、胃の中に食べ物が残っている状態だと、体は消化活動を優先します。すると内臓が休息する時間が短くなり、普段と同じ睡眠時間でも眠りが浅くなったり、疲れが取れにくかったりします。

そのため、就寝時には消化活動が終わっている3時間前に食事を終えていることが理想です。仕事の終了時間が遅く、夜ご飯がどうしても寝る直前にしか摂れないという方は、消化の良いものを少量摂るだけにとどめるのがベスト。

ぬるめのお湯でゆっくり入浴

入眠をスムーズに行い、良質な睡眠を得るためには、体の奥の体温である深部体温を下げる必要があります。それは、眠気は体温が下がるときに生じるからです。

そこで有効なのが入浴です。体温は一度高くすると冷えやすいという特徴を利用します。入浴は寝たい時間の90分前に済ませます。それは90分ほどで深部体温が下がって、睡眠の質が良くなるからです。

また入浴する際に気を付けたいのが、お湯の温度です。熱めのお湯に長く入ると体の覚醒を促してしまううえに、体の負担にもなるおそれがあります。そのため、38℃ほどのぬるめのお湯に入り、深部体温を上げましょう。時間をかけて体温を上げることで緊張をほどき、リラックスすることができます。

寝るときはパジャマを着用

寝るとき、ジャージやTシャツを着用して寝ている方は多いのではないでしょうか?しかし化学繊維の含まれている衣服は、吸湿性・吸水性が落ちるため寝るときにはあまり向いていません。

寝ている間には、コップ1杯分の汗をかくと言われています。吸湿性・吸水性が悪いと、不快感から眠りが浅くなるおそれがあります。

おすすめなのは、綿100%やシルクのパジャマ。吸湿性・吸水性に優れ、睡眠を阻害することがありません。

リラックスできる空間を作る

良質な睡眠のためには、リラックスすることが大切。室内の湿度・照明・香り・音楽などで、リラックスできる環境を整えましょう。暑すぎたり寒すぎたりすると体温調節が上手くいかず、寝つきが悪くなることがあります。

また、蛍光灯などの明るい照明を寝る直前まで付けていると、脳が活性化してしまうので、間接照明など少し暗めの照明をつけることがおすすめ。香りはお気に入りのものを炊いたり、音楽はゆったりとしたものを聴くと良いでしょう。

スマホ・テレビ・PCは見ない

スマホ・テレビ・PCからはブルーライトが放出しています。ブルーライトは脳を活性化したり、交感神経を優位にさせたりする働きがあると言われているため、寝る直前まで見ていると眠りが浅くなるおそれがあります。

そのため、スマホ・テレビ・PCを見るのは寝る1時間前にやめ、あとは寝る準備期間としてリラックスする時間にしましょう。

毎日同じ時間に寝る

寝る時間が不規則な生活を続けるとどうなるのでしょうか?寝る時間がバラバラだと生体リズムが崩れ、免疫力の低下や自立神経の乱れにつながります。それだけでなく、肌にもさまざまな影響を及ぼします。

まずは、肌の生まれ変わりが乱れることであらわれるのがくすみです。他には、男性ホルモンの分泌が促進されることから、皮脂が過剰になり、ニキビの原因にもなり得ます。

また、成長ホルモンは体内時計に影響されやすいため、毎日一定の時間に睡眠を取ることが大切です。

睡眠習慣を見直して美肌に

睡眠習慣を見直して美肌に
出典:GODMake.

良質な睡眠をとって、美しい肌を目指しましょう。良質な睡眠は普段の生活習慣を少し変えるだけで得られます。生活リズムも整い、肌もキレイになれる習慣をぜひ取り入れてみてください。

一気に生活が変わると負担になるので、一つずつ試し、慣れたら次のものを試すのがおすすめです。自分に合った方法で継続をすることで、美肌へと導いてくれます。

美肌のカギは睡眠習慣にあり!良質な睡眠で美肌に

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北口慈子

北口慈子

元美容部員の経験と知識を活かし、美容ライターとして活動中。コスメコンシェルジュ・ ナチュラルビューティースタイリストの資格を保有。女性がいつまでもキレイで輝けるお 手伝いができるような情報をお届けします。