30代になったら1台は持っておきたい!年代別家庭用美顔器の選び方
美肌ケアにこだわる女性の間で人気が高い家庭用美顔器。イオン導入や超音波導入といった与える系の機能を持つ美顔器のほか、毛穴の開き改善やリフトアップ効果が期待できるレーザー美顔器まで、さまざまなタイプがあります。
ここでは年代別におすすめの家庭用美顔器をご紹介。化粧品だけのケアでは物足りなくなってきた方、必見です。
- 2019-06-04
- 清水真紀
30代になると気になり始めるお肌の衰え。これまで使っていた化粧品で手応えが感じられなくなったというとき、みなさんはどうしますか?
アンチエイジング効果のある化粧品や、サプリメントを取り入れるという人も多いと思いますが、おすすめしたいのは家庭用美顔器です。ここでは、ワンランク上のセルフケアができる家庭用美顔器について、詳しくご紹介していきます。
初心者から本気のエイジング対策まで。年齢別おすすめの家庭用美顔器
家庭用美顔器は、大きく分けて以下の種類があります。年齢や肌の悩みに合わせて、最適なものを選びましょう。
- イオン導入やエレクトロポレーションなどの導入系
- フォトフェイシャル系
- EMSやRF(ラジオ波)などの引き締め系
- 医療用レーザーを応用したレーザータイプ
20代なら美容成分を入れ込む導入系、またはフォトフェイシャルタイプ
美容成分を浸透させる導入系は初心者にも◎
化粧品では肌に浸透させにくいビタミンC誘導体などの成分を、角層の深い部分まで届けてくれるイオン導入やエレクトロポレーションなどの導入系の美顔器は、痛みや不快感などがまったくないので、家庭用美顔器が初めてという方にも最適です。
使用するときは浸透型ビタミンC(APPS)やビタミンE誘導体のほか、ヒアルロン酸など分子が大きくて化粧品では肌に浸透させにくい成分を配合したローションやジェルを併用します。
使い続けることで、毛穴の開きも目立たなくなり、肌の透明感もアップ。もっちりとした肌に近づくことができます。
導入系美顔器は専用のローションやジェルが必須!
導入系の美顔器は、肌のバリア機能をいったん低下させてから成分を角層の深い部分に浸透させていきます。
お手入れするときは、クレンジングや洗顔を徹底して肌に余分な成分が残っていない状態で使用すること、また余分な成分が入っていない専用の化粧水や美容液を使うのがルール。
一般的な化粧水などを使用すると、界面活性剤をはじめとする添加物まで肌に浸透させてしまう恐れあるので、注意が必要です。
また、バリア機能を低下させるという点を考えると、あまり頻繁に使用するのは避けたいもの。使用は一週間に2回程度に留めておくようにしましょう。
フォトフェイシャルタイプ
フォトフェイシャルは複数の波長の光を肌にあてることで、肌本来の力を高めてトラブルを軽減します。レーザーに比べると威力が弱いので、肌へのダメージはありません。
ターンオーバーが活性化されて、コラーゲンやエラスチンなどを作り出すはたらきがサポートされるため、内側から美しい肌に近づくことができます。また、肌のツヤやハリがアップしたような変化を実感する人も。
フォトフェイシャルも導入系の美顔器と同様、肌へのダメージがほぼありません。価格も手頃なものが増えてきているため、初めての方でもトライしやすいのではないでしょうか。
30代たるみが気になり始めたらEMSやRFタイプ
30代になってフェイスラインのゆるみやもたつきが気になり始めたら、EMSやRF(ラジオ波)を搭載したタイプの美顔器がおすすめです。
EMSとは、高周波の力で顔の筋肉にアプローチして引き締めをねらうもの。普段あまり使うことがない表情筋を鍛えて、すっきりとしたフェイスラインに導いてくれます。筋肉がぴくぴくと動くような感覚があるので、レベルを調節しながら使用するのがポイント。
RF(ラジオ波)は肌を温めて血行を促進し、イキイキした肌に導いてくれます。肌のターンオーバーをサポートする働きもあるので、くすみを軽減させる効果も期待できます。
また、肌が温まることで血流だけではなくリンパの流れも改善し、むくみもスッキリ。顔が一回り小さくなったように感じることもあります。
30代後半からはシミや毛穴の開きにアプローチする家庭用レーザー
家庭用美顔器のなかでも、導入系やEMSタイプとはまったく違う手応えが実感できるのが、レーザータイプの美顔器です。
レーザータイプは、他の美顔器に比べると価格が高い上に、使用するとき若干の痛みが伴うため購入するときには勇気がいりますが、それだけ確かな違いを実感できる美顔器でもあります。
30代を過ぎて本格的な肌の衰えが気になり始めた方や、将来的に老化を防ぎたい方におすすめ。
現在、レーザータイプの家庭用美顔器は、フラクショナルレーザーを搭載したトリアの「スキン エイジングケアレーザー」のみとなっています。
たるみ、しわ、シミ。あらゆるトラブルにアプローチするフラクショナルレーザーとは
スキン エイジングケアレーザーは、美容クリニックで使用されているフラクショナルレーザーの威力を弱めて、家庭でも安全に使用できるようにしたもの。
フラクショナルレーザーは、目に見えないほどの微細な穴を肌に開けながら肌に熱を与えていきます。
肌にごく軽度のダメージを与え、そのダメージから肌が回復する過程でコラーゲンやエラスチンなどの産出が促され、小じわや毛穴の目立たないふっくらとした肌に近づくことができます。
化粧品では改善しにくい、肌のゆるみによる毛穴の開きや肌のゆるみをなんとかしたい!という方には最適の美顔器と言えるでしょう。
また、新陳代謝が活性化されることで、くすみの軽減はもちろん、他の美顔器ではアプローチしにくいシミ、ニキビ跡の色素沈着を改善する効果も期待できます。
実際に使用している人からは「肌そのものが丈夫になって、トラブルが起こりにくくなった」という声もあがっています。
家庭用レーザー美顔器ならダウンタイムもなし!
美容外科で受けるフラクショナルレーザーは痛みがかなり強く、施術後も肌に赤みが残り数日のダウンタイムを考慮しなければなりませんが、トリアのスキン エイジングケアレーザーは使用直後に肌が赤くなる程度。
「小さな穴を開ける」というとちょっと怖い気もしますが、もちろん目で見て分かる穴が開くわけではありませんので、安心してくださいね。照射後、赤みが出ることがありますが、保冷剤で冷やし一晩眠れば消失します。
家庭用レーザー美顔器はあらゆる肌トラブルにひとつで対処できるので、30代以降、本格的なエイジングケアを目指す方におすすめ。
導入系やEMSタイプの美顔器と比べると価格が高めですが、美容皮膚科でフラクショナルレーザーの治療を受けると1回3万円程度かかることを考えると、お得感があります。
また、ジェルや化粧水などを併用する必要がなく、ランニングコストがかからない、お手入れ時間が短いので続けやすいという点もメリットと言えるでしょう。
家庭用美顔器を選ぶときに注意したいこと
家庭用美顔器の価格は、1万円から5万円台までと化粧品に比べるとかなり高額になります。
特にジェルや化粧水などを併用しなくてはならないタイプは、ランニングコストもかかることに。価格をチェックして、無理なく続けられるものを選ぶようにするといいでしょう。
また、ジェルや化粧水を併用するタイプは、定期購入ではなく自分の好きなタイミングで単品購入できるシステムがある美顔器を選ぶことをおすすめします。
まとめ
年齢とともにじわじわと衰えてくる肌。家庭用美顔器の使用を習慣にすることで、将来的に起こる肌の老化を遅らせることも不可能ではありません。
化粧品に比べると高価なものですが、自分に合ったものが見つかればこれほど心強いものはありません。もはや一家に一台はあると言われる家庭用美顔器。将来の肌のための必要経費と思って投資してみては?
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10代のころはニキビに悩み、20代から徹底して紫外線対策を行ってきたせいか、アラフォー世代になっても10歳以上若く見られることがある美容ライター。あらゆる肌トラブルを克服してきたのが強みです。趣味と化しているアンチエイジングケアを皆さんと共有していきます!最近のブームはヨガとルーシーダットン、瞑想。