自宅で手軽にできる美髪の作り方
みなさん、美髪のために何かしていることはありますか。実は髪の毛もお肌同様に、日々のケアが大切なのです。今回は自分で手軽にできるヘアケア方法をご紹介したいと思います。
- 2019-05-24
- notti
キレイな人は髪の毛だって美しい
キレイを目指すときにはメイクアップやボディシェイプ、スキンケアに力を入れる人は多いと思いますが、美しい髪の毛も「キレイな人」の必須アイテムです。実際にツヤのあるキレイな髪って憧れますよね。
とはいえ、ヘアサロンで頻繁にケアするには、お金も時間もかかります。今回はキレイな髪の毛を手に入れるために、手軽にできるセルフケアをご紹介したいと思います。
ドライヤーで美髪を作り出す
ドライヤーの高温な風で髪の毛が傷むと思って、自然乾燥に任せていたりしませんか。それは大きな勘違いです。髪の毛は濡れている状態が一番デリケートなので、濡れたまま寝たりすると、枕との摩擦で髪の毛が傷んでしまいます。そもそも髪の毛が濡れた状態で就寝することは、雑菌が増殖しかねないので絶対にやめましょう。
それでは美髪を作るためのドライヤーの使い方をご説明します。
まずドライヤーを使う前に、タオルで優しく水分をふき取ります。決してゴシゴシしてはいけません。濡れた状態の髪は傷付きやすいので、丁寧に優しくがポイントです。タオルで髪の毛をはさんで、ポンポンとたたく程度でも結構です。このときに髪の毛が絡まっていたら、手やブラシを使ってほぐしておきましょう。
髪の毛の水分がある程度とれたら、次はいよいよドライヤーの出番です。まずは高温の強めの風で乾きにくい根元から乾かします。えり足や耳上の部分は特に乾かしにくいので、念入りに風を当てて乾かしてください。
このときに注意したいのは、ドライヤーを髪の毛から10センチ以上離すこと、そして常にドライヤーを振り続けることです。美容師さんがドライヤーを使うときに、常にフリフリしていることを思い出してください。これは高温の風を長時間当て続けないためです。髪の毛を熱から守るためにも、このポイントを忘れないようにしましょう。
髪の毛が8割程度乾いたら、次は冷風に切り替えましょう。ここが美髪のポイントです。
高温で髪の毛を乾かして終わりにしていませんか。実は最後に冷風を当てることで、髪に残った熱を逃がし、髪の毛のツヤアップにつながるのです。
このときに髪の毛を下へ引っ張りながら冷風をあてると、髪の毛の流れが整います。可能であればブラシを使って優しくブローすれば、まとまりのあるツヤ髪に仕上がります。
トリートメント剤の効果的な使い方
美髪のためにトリートメント剤は必須です。せっかく使うなら、その効果を最大限に引き出したいですよね。トリートメント剤の正しい使い方についてご説明します。
トリートメント剤というと、入浴中、洗髪後に使うイメージがあるかもしれませんが、これは正解です。お風呂で温まることで髪の毛のキューティクルが開くので、このときがトリートメント剤の成分が髪の毛に浸透しやすくなります。
もちろん日中も髪の毛はたくさんのダメージを受けていますから、洗い流さないタイプのトリートメント剤をいつでも使って問題ありません。
トリートメント剤を使うときには適量を心がけることも大事です。たっぷりとつけたほうが効果が出そうですが、髪の毛に浸透できる量は決まっているので、記載されている通りの量をつけるようにしましょう。また、頭皮にトリートメント剤をつけると頭皮の毛穴をふさいでしまいますので、毛先から順につけるようにしてください。
トリートメント剤を使う前に、髪の毛の水分はしっかりと切りましょう。これはトリートメント剤の成分を薄めないためです。そしてトリートメント剤をつけたら、手ぐしで髪の毛をとかして、均等になじませることもポイントです。
紫外線から髪の毛を守る
紫外線を浴びると、お肌の日焼けやシミが心配ですよね。日焼け止めを念入りに塗る人も多いはず。でも紫外線はお肌だけではなく、髪の毛にも悪影響だったのです。
髪の毛が紫外線を浴びると、髪の毛を構成しているたんぱく質がダメージを受けます。その結果、髪の毛の色が変わったり、キューティクルが剥がれて髪がパサついたりします。
つまり髪の毛にも紫外線対策が必要なのです。体の一番高いところにあり、常に多くの紫外線を浴びているのですから、お肌以上に対策が大事です。日傘を差したり、帽子を被ることも効果的ですが、それらが使えない場面もあるかと思います。そのようなときには、お肌同様に日焼け止めが必要ですね。
髪の毛にはスプレータイプの日焼け止めがお薦めです。髪全体に日焼け止めがかかるように、15センチ程度離してスプレーしてください。そして手ぐしで全体になじませると、より効果的です。
それでも紫外線を浴びてしまったら、保湿効果の高いシャンプーを使って、ヘアオイルで水分を閉じ込めましょう。つまりお肌と同じように紫外線対策をすることが大切です。
おわりに
髪の毛はお肌と違って、メイクでカバーすることができません。それでいてとても目につくパーツでもあります。髪の毛によってその人の印象もかなり変わります。そして髪の毛は後ろ姿の印象を左右するとても重要な部分でもあります。
ついついケアが後回しになりがちですが、スキンケアに負けないレベルで、ヘアケアにも力を入れてほしいです。