ランニングマシンとエアロバイクはどっちがいい?徹底比較
有酸素運動マシンといえば、ランニングマシンとエアロバイクです。果たしてどちらが使いやすいのでしょうか?今回はランニングマシンとエアロバイクを徹底比較してみたいと思います。
- 2019-05-24
- anmint
有酸素運動といえば、ランニングやウォーキングですが、最近は室内でできる運動が人気のようです。室内なら天候に関係なく、好きなときに好きなだけできるのがいいですよね!
さて室内の有酸素運動といえば「ランニングマシン」と「エアロバイク」が有名ですが、はたしてどちらが使いやすいのでしょうか?今回は、ランニングマシンとエアロバイクを徹底比較してみたいと思います。
ランニングマシンとエアロバイクはどっちがいい?
室内でできる有酸素運動はたくさんありますが、中でも最近はマシンを使ったトレーニングが人気のようです。有酸素運動ができるマシンといえば「ランニングマシン」に「エアロバイク」ですが、この2つではどちらが使いやすいのでしょうか?ダイエットで使うのであれば、飽きずに長く使える方がいいですよね!
ランニングマシンとは、回転するベルトの上を走るマシンのことです。エアロバイクは、自転車のように座ってペダルを漕ぐマシンのことをいいます。今回はそれぞれのメリットやデメリットをふまえて、結論をだしたいと思います。
有酸素運動とは
有酸素運動とは、筋肉を動かすのに酸素を使う運動のことをいいます。簡単にいうと「息切れが起こる運動」のことです。逆に筋トレのような酸素をエネルギーとしない運動のことを「無酸素運動」といいます。
マシンの比較の前に、有酸素運動の特徴をご紹介します。
1. 血糖値が安定する
筋肉は糖分をエネルギーとして動かします。有酸素運動によって血中の糖分がたくさん使われるので、「血糖値の上昇を抑制する」ことができるそうです。
血糖値の上昇下降の差が大きいと、糖を脂肪に変えるインスリンが大量分泌されます。そのため有酸素運動で血糖値を安定させることは、「ダイエットとしても有効」になるでしょう。
2. 脂肪の分解
運動をするとエネルギーである糖が不足します。不足した「糖の代わりに脂肪を分解」してエネルギーに変えるので、痩せることができます。しかし、「筋肉も分解」されるというデメリットもあるので、やりすぎには注意が必要です。
3. 呼吸循環器系機能向上
有酸素運動では、酸素を運ぶための器官の動きが活発になります。有酸素運動を繰り返すことで、器官の能力が向上して強化されるそうです。
心肺機能が強化されれば、長時間の有酸素運動にも耐えられるので、より「持続した脂肪燃焼効果」が期待できるようになります。
ランニングマシンのメリット・デメリット
ランニングマシンとは、回転するベルトの上を走るマシンのことです。メリット・デメリットをご紹介します。
メリット
1. 全身運動になる
腕、腹筋、腰、脚など、全身を同時に動かすことができます。やり方によっては「消費カロリーを増やすことや部位を引き締める」ことも可能です。
2. ランニングもウォーキングもできる
スピードを変えればウォーキングやランニング、全力疾走もできます。気分や体調に合わせて細かく変えられるので、「飽きずに長続きしやすい」のも特徴です。また、機種によって送風機能もあるので、まるで外で走っているかのような爽やかな風を感じることもできます。
3. 角度がつけられる
ボタンひとつで好きな角度に斜傾をつけることができます。有酸素運動にも筋トレにもなるので、「筋肉を落としたくない人」におすすめです。また、斜傾を上げることで「膝への負担が軽減」するといわれています。
4. 心拍数やカロリーが計測できる
マシンタイプにもよりますが、心拍数や消費カロリー、走った距離や目標設定が液晶に表示されます。外でのランニングより「明確な目標」が決めやすくなるので効率的です。
デメリット
1. 音が大きい
マシンの音は静音ですが、走るときの「足音が少し大きい」ようです。そのため近隣に迷惑にならない場所にしか設置できません。ウォーキングならそれほど響かないので迷惑になりづらいです。
2. 場所をとる
コンパクトサイズで「40cm×110cm」ほどあります。安易に移動できないので、置き場所には慎重になりそうです。
3. 怪我のリスク
外を走るよりは遥かに怪我のリスクは少ないですが、それでも「関節部の怪我」のリスクはあります。利用する前にランニングフォームの研究をしてから使った方が安全かもしれません。
エアロバイクのメリット・デメリット
エアロバイクとは、自転車のようにサドルとペダルがついたマシンのことです。メリットとデメリットをご紹介します。なお姿勢を正して使ってこそ効果がありますので、「猫背にならないように」しましょう。
メリット
1. 省スペース
「約45cm×72cm」のタイプが多いです。しかも移動もしやすいので、リビングにも置きやすいと思います。
2. 怪我のリスクが少ない
ランニングと比べて「関節部への負担が少ない」のが特徴です。ペダルの負荷も調整することで、自分の状態に合わせることもできます。
3. 本を読みながらでもできる
上半身はほぼ固定されるので、視界のブレがあまりありません。TVはもちろんのこと、「スマホや小説」を読むことも可能です。
4. 心拍数、消費カロリーがわかる
ランニングマシンと同じ機能がついています。こちらも現在の状態が数字でわかるので、目標を設定しやすくなるでしょう。
デメリット
1. 機種によっては使いづらい
使用時間が短かったり、負荷調整ができないといった機種もあります。ダイエットで必要な負荷調整や、カロリー表示などの機能を揃えると、多少高価になるかもしれません。
2. 飽きやすいかも
負荷の違いはありますが、基本は「ペダルを漕ぐだけ」です。本を読んだりスマホを操作するなら大丈夫ですが、何もしていないと飽きてしまうかもしれません。
どっちがいい?
ランニングマシンの方がエアロバイクより少しだけ消費カロリーは多いですが、「ほとんど差はありません」。そうなると結論としては、「エアロバイク」になります。ランニングマシンと比べてコンパクト、本が読める、怪我をしづらいといった点が今回の決め手です。
とはいえ、ランニングマシンの体全体を使う運動は体全体を引き締めるので、設置場所が確保できるなら使ってみてもいいかもしれません。
しかし自宅ではなかなか難しいので、使うのであれば「ジムのランニングマシン」を利用した方がいいでしょう。
エアロバイクでダイエット!
ランニングマシンとエアロバイクを比較してみました。どちらも有酸素運動としては高いレベルになりますので、甲乙つけがたいですね。しかし家庭で使うなら、ご説明した通りエアロバイクがいいと思います。エアロバイクは脚しか鍛えられないと思うかもしれませんが、「脚が引き締まれば体全体も自然と引き締まってきます」。
ランニングマシンでもエアロバイクでも、大切なのは「継続」です!ぜひ日課として使ってみてくださいね!
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ボディメイク、ダイエットの分野を得意とするフリーライター。 固定観念にとらわれず、正しい情報を伝えることをモットーとしています。 理想のボディのためにご協力させていただきますので、よろしくおねがいします。