同じ形のパーツでも、違った悩みをいただくことがあります。たとえば、一重の目元。一般的に多いのが、「目を大きく見せたい」という要望なのですが、「一重の目元が好き」「気に入っているから生かしたい」といったご依頼をいただくことも。10代よりも20代後半以降の方からはこの「生かしたい」という意見が多いです。つけまつ毛やアイプチを卒業したい、メイクに時間をかけられない、といったことも原因があるようです。皆さんはどちらの要望に近いでしょうか?
意見は分かれるところですが…、今回は、「一重の目元を生かして、印象的に見せたい」というお悩みのほうに注目して考えていきましょう。多部未華子さんや黒木メイサさんなどに憧れる方はぜひ参考に♪
まず、目を「どのように印象的に見せるか」次の2パターンから選んでみましょう。
1、クリッとした丸みのある目元に見せたい
2、スッキリと切れ長に見せたい
イメージとしては、丸みのある雰囲気に近いのが多部さん、切れ長の雰囲気は黒木さんかと思います。
選べたら具体的な方法です。
上アイラインの引き方
1、クリっとした丸みのある目元
図のように、「目頭~黒目の外側」のラインを少し太めにしてみましょう。
2、スッキリと切れ長な目元
図のように、「黒目の内側~目尻」のラインを少し太めにしてみましょう。
下アイライン
ここで、さらに下のアイラインをプラスしていきます。目尻の角度によって引く場所を変えていくと理想に近づきやすくなりますよ。
1、クリっとした丸みのある目元
目尻がやや下降または水平な方は「黒目の下」に、
上昇している方は「目尻」にラインを加えましょう。
2、 スッキリと切れ長な目元
この場合はどの角度の方も「目尻」に上昇のラインを加えましょう。
眉
1、クリっと丸みのある目元
曲線的な眉を描いていきます。丸みが強調され、目が縦に大きく見える効果もあります。
2、スッキリと切れ長な目元
直線的な眉を描いていきます。角度が強調され、目が横に大きく見える効果もあります。
さぁ、これでそれぞれ完成です!
意外な落とし穴なのですが、アイラインを入れる場所は目尻だけではないところもポイントです。目的に合わせて、効果的に活用しちゃいましょう♪
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プロのメイクアップアーティストを育成する[フロムハンド]メイクアップアカデミーにて美容を学ぶ。CM、舞台などのヘアメイクに携わった後、リバイタライズサロンSionKyotoの立ち上げに参加、10代~80代と幅広い層の美の悩みをメイクやトリートメントを通して解決する。主な執筆は、現場経験にもとづく、魅力を引き出すメイクやトータルケアでの美容習慣作りなど。