美迫力~5~「綺麗な姿勢を無理しなくてもできる身体の基礎づくり」
姿勢美人になりたくて、姿勢を良くしようとしてもなかな持続しない人や、猫背や内巻き肩が気になっている人へ、姿勢を綺麗に保つための身体づくりマッサージ方法の内容です。
- 2019-04-04
- 白金桃香
雰囲気美人や品のある女性の特徴で度々あげられる「姿勢が綺麗な女性」。
それを知って背筋を伸ばして姿勢を美しく見せようとしても、その姿勢を長く維持することができなくて、なかなか姿勢美人になれない。そんな経験はありませんか?
そういう経験がある人は、姿勢を意識だけで保つのは難しいんですよね、実は。
今回の美迫力は、姿勢を良くしようと意識はしているけれども、その状態をずっと保てず疲れてしまう、猫背や内巻き肩の自覚症状がある人が綺麗な姿勢をとりやすくする身体づくりのお話です。
「これって、私のことかも?」って思ったら、そのまま読み進めていってくださいね。
美迫力の真髄、本当に必要なことを知って着実に姿勢美人に!では、さっそく始めていきましょう。
Are you ready?
デコルテとバストの側面のオイルマッサージ
なぜ、これが必要か少し実験してみましょう。
背中を丸めて、両手をお祈りをする時のように指同士を組んで、両膝の間に挟むように置いてください。少し大げさですが、意図的に猫背と内巻き肩の状態をつくってもらってます。
その状態を保ったまま背筋を伸ばしてみてください。
……いかがでしたか?
背筋は伸ばしづらさを感じませんでしたか?
背筋を伸ばそうとしても、猫背や内巻き肩の人は、今の実験のように普段の姿勢によって抵抗力が強く、背筋を伸ばしづらい状態になっています。
せっかく綺麗な姿勢を意識して背筋を伸ばそうとしても、これでは疲れてしまいます。
背筋を伸ばすときは、背骨を伸ばしていくのと同時にデコルテや胸を開いていくのですが、猫背や内巻き肩の人は、このデコルテや胸を開くことが阻害されてしまうのです。
そこで、まずはデコルテ、そして胸の側面をオイルマッサージで開きやすくしていきましょう。
猫背女子&内巻き肩女子から姿勢美人になるためのオイルマッサージ手順。凛としたデコルテ編
①デコルテと両腕の付け根、肩の前側にオイルを塗ります。
②デコルテの右半分と左半分に分けてマッサージをしていきます。
③デコルテの真ん中に右手を左ななめ上に滑らせる角度で置きます。
④そこから左の付け根の肩前側、内巻き肩の人であれば内側に肩が折り込まれているあたりのところまでを、肩を外に広げるようにマッサージしていきます。
⑤この時、左腕を、左の手首から外側にひねると内側に折り込まれていた肩がフラットになってマッサージがしやすくなります。
左腕を外側にひねるのがキツイ人は無理にはひねらずに、左腕をそのままおろした状態でマッサージをしましょう。
⑥さらにマッサージ効果を上げるのなら、マッサージする側の右手をグーにして指の第二関節をデコルテの真ん中に当てて、左腕の付け根の肩前までスライドしてみてください。
⑦右手をグーにして第二関節をつかってマッサージする時に、より効果を出すのであれば、指の第二関節を単にスライドさせるのではなく、デコルテの真ん中から少しイタ気持ちいい程度で押し当てながら、左腕の付け根の肩前まですべらせます。
⑧バスト上くらいから鎖骨の下まで、右手の位置を少しずつずらしながら、上にあげていきながらマッサージしていきましょう。
⑨マッサージの回数は厳密には決まってませんが、デコルテ左半分を手の位置をずらしながら10回程度は行ってみましょう。
⑩デコルテの左半分が終わったら、今度は左手を使ってデコルテの右半分を③~⑧の方法で繰り返してみましょう。
猫背女子&内巻き肩女子から姿勢美人になるためのオイルマッサージ手順。すっきりとしたバスト側面編
①バストの側面も、デコルテや胸を開きやすくするためのポイントになります。
②まず、右手で左のバスト側面をマッサージしていきましょう。
③右手をパーにした状態から、人差し指から小指までの4本の指を揃えて指の隙間を閉じてください。
④その状態から、左バスト側面に親指以外を脇の下に当てて、そこからアンダーバストのラインまで範囲を上下にスライドしてください。
⑤右バスト側面も左手を使って同じように行っていきます。
⑥さらに効果を高めるのであれば、マッサージする側の手をグーにして指の第二関節を右手は右の脇の下、左手は左の脇の下に当てます。
⑦指の第二関節の当て方は、グーにしている人差し指側が身体の前側、小指は身体の後ろ側にきてるようにして脇の下に当ててください。
⑧その状態で、右手は右の脇の下からアンダーバストラインまで、左手は左のアンダーバストラインまで上下スライドしていきます。
⑨左右同時に同じ方向に上げ下げしづらいようでしたら、右手を右脇の下から下にさげる時に左手は左バスト側面のアンダーバストラインから上にあげて、左右でジグザグさせるように動かすとリズミカルになり動かしやすくなります。
⑩バスト側面のマッサージの回数は厳密には決まっていませんが、10往復程度はマッサージしてみましょう。
姿勢美人に一歩近づけることを楽しみにしながら行ってみてくださいね。