ストレスなし!モレノ式ダイエットに挑戦
ダイエットに挫折する原因の1つに、つらい食事制限があります。モレノ式ダイエットはこれまでの食事制限ダイエットよりも、食に対するストレスが少ないのが特徴です。今回はモレノ式ダイエットのやり方についてご紹介します。
- 2019-04-11
- anmint
ダイエットをしている女性の多くは、カロリー制限や糖質制限をしていると思います。しかしどちらの方法にせよ、食に対するストレスを感じているのではないでしょうか。
そこでオススメなのが、最近話題のモレノ式ダイエットです。今回はストレスが少ないモレノ式ダイエットについてご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね!
モレノ式ダイエットの発祥はアメリカ
モレノ式ダイエットは、医師のマイケル・モレノさんが執筆した本に記載されているダイエット法です。この本は130万部以上売れて、全米でも大変話題になりました。
日本でもとあるタレントが実践して結果がでたことから一気に口コミが広がり、今では糖質制限ダイエットと同じくらい人気のダイエット法になっているようです。
モレノ式ダイエットの特徴
モレノ式ダイエットは、今までのダイエットとは少し違う特徴があります。参考にしてくださいね。
1. 食に対するストレスが少ない
サイクルによって禁止の食べ物もありますが、暴飲暴食さえしなければある程度「自由に食べられます」。これまでの食事制限ダイエットよりストレスは少ないでしょう。
2. リバウンドしづらい
食事制限ダイエットといえばリバウンドでしたが、モレノ式ダイエットは身体に無理をかけないので健康的に痩せられます。そのため「リバウンドしづらい体質」になれるでしょう。
3. ダイエット効果が高い
個人差はあるものの、ルールを守った人の「ほぼ全員がダイエットに成功した」といわれています。逆にルールを1つでも守らないと効果が薄くなってしまうようです。
4. 身体の調子が良くなる
野菜を中心に栄養バランスよく食べるので、腸内環境が整います。「髪や肌の調子が良くなる」人も多いようですね。
モレノ式ダイエットのルールと注意点
モレノ式ダイエットには4つのサイクルがあります。それぞれのサイクルでルールは異なりますが、基本のルールは同じです。必ず守るようにしましょう。
ルール
- 朝一番に濃いレモン水を飲む
- 毎日水を2L飲む(コーヒー、お茶は別)
- 炭水化物を控える(サイクルによる)
- ウォーキングやランニングなどの有酸素運動をやる(17分以上、通勤で歩く時間も含まれる)
- 野菜を中心に食べる
- ヨーグルトやキムチなどのプロバイオティクス食品を食べる
- お酒はNG(サイクルによっては少量OK)
- 食事は腹八分目まで
注意点
普通のダイエットもモレノ式ダイエットも継続が大切です。止めてしまえばリバウンドはしづらいものの、いずれ元に戻ってしまいます。基本ルールとサイクルのルールを守りながら続けましょう。
とはいえ、モレノ式ダイエットが合わない人もいるので、「体調がすぐれないときは中止」しましょう。
モレノ式ダイエットのやり方
前半3つのサイクルを「各17日間ずつ」、最後の1つのサイクルを「無期限」でやるダイエットです。それぞれ意味があるサイクルなので、やり方をしっかり覚えてくださいね。
1. 促進期
最初の17日間で一気に体重を落とします。一番つらいサイクルですが、次のサイクルでは楽になるので頑張りましょう!
食べていいのはこれだけ!
- 野菜(でんぷん質野菜はNG)
- 鶏むね肉(皮はNG)
- 魚(鮭、カレイ、ツナなど)
- 卵(1日2個まで)
- 低糖分果物(りんご、オレンジ、桃など)
- プロバイオティクス食品(ヨーグルト、キムチ、納豆など)
- 良質な油(オリーブオイルなど)
促進期の間は「上記の食材以外はNG」です。ごはんもダメなので、野菜でお腹を満たしましょう。
2. 活性期
この頃には体重が減りにくくなっていると思います。17日間の活性期ではより体重を減らすために、食べられる食材を増やして「代謝を向上させる」のが目的です。
「活性期と促進期の食事を1日交代」で食べましょう。
食べていいのはこれだけ!
- 促進期の食材
- 甲殻類(エビ、カニ、牡蠣など)
- 赤身の肉(牛、豚、モモなど)
- 穀物類(玄米、大麦、オートミールなど)
- 豆類(大豆、インゲン豆など)
- 野菜(じゃがいも、トウモロコシなど)
だいぶ食べられる食材が増えてきましたね!この時点ではまだ「脂質が少ない食材」が中心です。調味料も注意しましょう。
3. 確率期
ここからはリバウンドを防ぐために体重を安定させます。さらに食べられる食材が増えますが、「タンパク質はこれまでより少なく」しましょう。
食べていいのはこれだけ!
- 促進期、活性期の食材
- パン(グルテンフリー、全粒粉など)
- シリアル(オールブラン、グラノーラなど)
- 無糖米
- パスタ(グルテンフリー)、うどん
- 乳製品(チーズ、カマンベール、モッツァレラなど)
- 野菜(ほぼすべて)
- 肉類(ソーセージ、ベーコンなど)
- 豆乳、マヨネーズ、ナッツ、お酒(1杯だけ)
タンパク質以外ほとんど制限はありません。脂質とカロリーが少なければお菓子も多少OKです。ルールにもありますが、有酸素運動はしっかりやりましょう。
4. 達成期
今後はずっとこのサイクルで生活します。
- 月(朝食)~金(昼食)までは好きなサイクルの食事が可能です。
- 金(夕食)~日(夕食)まではサイクル関係なく、好きなものを食べてOKです。ただし暴飲暴食はNG!
達成期のルールと基本ルールを守れば、スタイルを維持しやすくなると思います。
継続が大切
モレノ式ダイエットは食に対するストレスが少ないので、長い期間続けやすくなっています。ただ1つ注意して頂きたいのが、達成感からくる暴飲暴食です。この点だけ気をつければ、いつまでもダイエット後のスタイルを維持しやすくなると思います。
多くの人に効果があったモレノ式ダイエットなので、ぜひやってみてください。
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ボディメイク、ダイエットの分野を得意とするフリーライター。 固定観念にとらわれず、正しい情報を伝えることをモットーとしています。 理想のボディのためにご協力させていただきますので、よろしくおねがいします。