トレーニングを日課にしている女性は最近増えています。しかし中には1日でもはやく効果をだそうと、疲労がたまっているにもかかわらず、無理をしている女性もいるようです。無理なトレーニングは身体に悪影響をおよぼします。
今回は無理をすると発症するオーバーワークについてご紹介します。
オーバーワークとは?
トレーニングが連日続いたときに、「風邪に似た症状」になった事はありませんか?それはもしかしたらオーバーワークになっているかもしれません。
オーバーワークは、連日自分の限界を超えてまでトレーニングをしたときに発症します。オーバーワークは男女関係なく発症する可能性がありますので、自己管理はしっかりしましょう。
オーバーワークの原因
オーバーワークの原因をご紹介します。該当する項目がある人は、悪化する前に対策をしましょう。
1. 仕事でオーバーワーク
オーバーワークはトレーニングをしている人だけの症状ではありません。「働きすぎ」でも発症します。仕事を効率化して残業を減らしましょう。
2. 自分にあっていない運動の仕方
自分の体力にあっていない「重量やペース配分」でトレーニングを繰り返していると、オーバーワークになってしまいます。もう一度、自分の体力にあったトレーニング内容を考えましょう。
3. 休息をとっていない
忙しいからといって慢性的に「寝不足」になっていると、回復が追いつかずオーバーワークになってしまいます。
4. 同じ部位ばかり鍛えている
毎日のように「同じ部位を鍛えている」と、筋肉と神経の回復が追いつかずオーバーワークになります。たとえ1部位だけの筋トレだとしても、全身がだるくなってしまうので注意が必要です。「1部位最高週2回まで」にしておきましょう。
オーバーワークの症状
ここでオーバーワークの兆候と、発症したときの症状についてご紹介します。個人差があるので、ご紹介した症状以外の事も発症する可能性はあります。
なおオーバーワークは回復まで数日から数週間ほどかかるので、兆候がでたらすぐに休息をとるようにしてくださいね。
オーバーワークの兆候
1. やる気がでない
この間までやる気が溢れていたのに、急にトレーニングをするのが億劫になります。主に休息を疎かにしていると発症しやすくなるそうです。
2. 筋力が弱くなった気がする
筋トレのときに以前はこなしていた重量が今日はできない、という症状もオーバーワークの特徴です。
3. 筋トレ後に筋肉が張らない
筋トレ後はパンプアップといって、血流が良くなり筋肉がパンパンに張って一時的に大きくなります。オーバーワークだとパンプアップが起きず、筋肉が小さいままになってしまうのです。
オーバーワークの症状
1. 運動パフォーマンスの低下
いつもより身体が重く感じて「力がでなくなります」。すぐ疲れたり、高重量が扱えなくなってしまうのです。
2. 食欲がない
まったくといっていいほど「食欲がなくなります」。起床直後のような感覚です。
3. 体重が一気に減る
断食をしているかのように、一気に「体重が減少」します。オーバーワークが回復すれば元に戻る事が多いです。
4. 慢性的な倦怠感
つらい「風邪のようなだるさ」が数日続きます。脱力感や衰弱感、やる気の低下や集中力の低下といった症状です。
5. 筋肉が減る
鍛えた「筋肉が減ります」。腕や脚だけではなく、バストやヒップにも影響があるでしょう。
6. 眠れない
疲れているのに「眠れない」、途中で起きるといった事になります。トレーニングだけはなく、仕事にも影響が出てしまうかもしれません。
オーバーワーク対策
オーバーワークを防ぐ対策をご紹介します。人によって考え方は違うと思いますので、参考としてみてくださいね!
1. 軽い負荷にする
トレーニングに慣れていない初心者の人は、「軽い負荷からはじめる」ようにしましょう。2ヶ月目くらいから少しずつ負荷を上げるようにしてください。
2. 分割法を取り入れる
胸の日や背中の日、腹の日など「1日1部位を鍛える」ようにしてください。毎日同じ部位を鍛えると筋肉が回復できないので、オーバーワークだけではなく成長も遅くなってしまいます。
3. 全身をバランスよく鍛える
気になるからといって、同じ部位だけ鍛えるのは止めましょう。例え腹筋が気になっていても、胸や背中、脚も「バランス良く」鍛えてください。1箇所がオーバーワークになると、全身にも影響がでるので注意が必要です。
4. 完全休養日をつくる
トレーニングが楽しくても「週に1~2日」は何もしないようにしてください。可能なら筋肉を使わないように、自宅でゆっくり過ごしてみましょう。
5. 良質な睡眠をとる
良質な睡眠は成長ホルモンの分泌が増えて、身体の各細胞を活性化してくれます。これが「一番身体のためになる方法」なので、普段から睡眠にはこだわってみてください。
今回はオーバーワークについてご紹介しました。オーバーワークをするほどやってないという人もいるとは思いますが、一応注意してみてください。
もしトレーニングをしている中でオーバーワークの症状がでたら無理をせず、すぐに休んで様子をみるようにしましょう。これからもオーバーワークに気をつけてトレーニングを頑張ってくださいね!
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ボディメイク、ダイエットの分野を得意とするフリーライター。 固定観念にとらわれず、正しい情報を伝えることをモットーとしています。 理想のボディのためにご協力させていただきますので、よろしくおねがいします。