スキンケアを上手に時短するためのコツ

肌質によって時短アイテムを変える

時短スキンケアの見極めに必要なのは、肌質によって何を時短すべきか選ぶことです。乾燥肌さんの場合は乳液やクリームなど水分を維持するためのバリアとなるスキンケアは必須、逆に皮脂が多い脂性肌さんの場合は皮膚の内側が乾燥しないように化粧水など水分を与える役割となるスキンケアは必須です。

自分の肌質に併せて時短することが、効果へとつながります。

時短してはいけないスキンケアもある

スキンケアの中で、時短しない方がいいアイテムもあります。基本となるスキンケアのお手入れで重要なのは、“落とすケア”と“お肌を保護するケア”です。その後に入れ込んでいくスキンケアを効率良く浸透させるためにも、導入となる最初の“落とすケア”は時短しないことをおすすめします。

また、化粧水の後に水分を逃さないよう、乳液やクリームでしっかりとフタをすることも大切です。適度な油分を与えることで、浸透させた水分を逃さないようにバリアをすることができます。

時短スキンケアにありがちな疑問を解消

クレンジングシートは擦らず使う

クレンジングシートでメイクを拭き取る際に、擦りながら落としてしまうと、摩擦によってお肌がダメージを受けてしまいます。クレンジングシートの成分を含んだ液がじわっとなじむように、シートをのせて少し時間を置き、クレンジングの成分を染み出させてからオフするようにしましょう。

マッサージはクレンジングと同時進行で時短

むくみ取りに効果的なフェイスマッサージは、それだけでおこなうと時間がかかってしまいますよね。おすすめの方法は、クレンジングしながらマッサージして同時進行する方法です。クレンジングクリームを使ってマッサージすることで、メイクを落としながらお顔のむくみをカバーすることができます。

泡で出てくるタイプの洗顔料を選ぶ

洗顔料を泡立てるのは、意外と大変で時間がかかりますよね。そんなときに便利なのは、泡立て不要の最初から泡で出てくるタイプの洗顔料。手間を減らすことで、上手に効果的なスキンケアができますよ。

日常に取り入れられる時短スキンケア

家事をしながら乳液タイプのフェイスマスクを

乳液タイプのフェイスマスクは、粘度があるので液が垂れにくく、家事などの日常生活を送りながらも取り入れることができます。最近では、ジェルマスクなどの密着しやすいつくりのフェイスマスクなどもあるので、お顔にフィットしやすいアイテムを選んでみましょう。

ケアと一緒に肩甲骨にも着目

スキンケアなどお手入れをするときにおすすめなのが、肩甲骨をまわして血行促進を意識すること。血液の巡りがよくなると、お顔も明るくイキイキとして見えます。

また、フェイスオイルを体温で温めて、保湿をしながらフェイスマッサージをしてみたり、くすみを取り払う一工夫を織り交ぜながらケアをしていくと時短につながります。

ベースメイクはスキンケア成分が入っているか意識する

最近では、ベースメイクに使うコスメにスキンケア効果を得られる成分が含まれているケースがあります。お肌が乾燥しにくかったり、美容成分のおかげでメイクをしていながらも美肌にアプローチしてくれるアイテムが充実しているのです。

日中、大半の時間をメイクをした状態で過ごさなくてはいけない場合は、ぜひベースメイクに使うコスメの成分にも意識を傾けてみてはいかがでしょうか。

睡眠時に効果的なスキンケアを取り入れる

眠っている時間も、できれば美肌を育てる時間に充てたくありませんか？夜の睡眠時に、お肌を修復してくれるような美容効果をもつ美容液などのスキンケアを取り入れることも、賢い時短の美容につながります。

また、睡眠時にベッドの周りに乾燥防止のためのミストを振っておいたりするのも効果的です。眠っている間は、無意識に口を開いて眠ることで乾燥をしてしまったり、お肌の細胞も生成される大切な時間となるので、良い効果をもたらす環境を調えるように意識してみてください。

時短しながら美肌を目指そう

忙しい毎日の中でも、欠かすことのできないスキンケア。特に一分一秒が貴重な朝の時間帯や、疲れ切って早く眠りたい夜のお風呂上がりや眠る直前など、上手に賢いスキンケアを取り入れて美肌を目指してみませんか。

今回ご紹介した方法は、どれも挑戦しやすいものばかり。ぜひこの機会に、時短スキンケアを試してみてくださいね。