ファンデでエイジングケアができる!ミネラルファンデーションの魅力とは
ブラシでさっと塗ることができ、カバー力も高いミネラルファンデーション。クレンジング不要、肌に優しいミネラルが主成分なので、敏感肌の方やお肌のエイジングが気になる方にもおすすめです。
ここでは若い肌にこそ使ってほしいミネラルファンデーションの特徴や選び方について説明しています。
- 2019-01-31
- 清水真紀
ブラシで直接肌にのせるパウダー状のミネラルファンデーション。敏感肌の人向けのアイテムと思っていませんか?だとしたらとてももったいないこと。ミネラルファンデーションを使うことは、お肌のエイジングケアにもつながるのです。
ここでは、10年後のあなたの肌を変えてくれる可能性のあるミネラルファンデーションの特徴や選び方について詳しくお話しします。
ミネラルファンデーションとは
天然の鉱物であるミネラルを主成分にして作ったファンデーションを、ミネラルファンデーションと呼んでいます。
主な原料となるのは、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカ、シリカなど。いずれも肌への刺激が少ない成分であり、特に酸化亜鉛は肌を保護し肌荒れを防ぐ効果も期待できるミネラルです。
ミネラルファンデーションは、これらのミネラルをベースに合成界面活性剤や合成防腐剤、合成色素、ポリマーなど肌にとって刺激となる成分を使用せずに作られています。
また、酸化亜鉛や酸化チタンといった成分には紫外線を反射する効果も。肌に負担をかけずに紫外線をカットしてくれるので、敏感肌の人でも安心です。
ミネラルファンデーションはファンデーションブラシでさっと塗ることができるパウダータイプの他、プレストタイプやリキッドタイプもあります。ツヤ感を求める人もきっと満足できるでしょう!
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普通のファンデーションとミネラルファンデの違い
普通のファンデーションとの違いを分かりやすくあげてみましょう。
- クレンジング不要、石けんで落とすことができる
- 肌に刺激となる成分がほとんど含まれていない
- 紫外線カット効果がある
- 時間が経ってからの肌がキレイ
- メイク直しが少なくて済む
ミネラルファンデはクレンジング不要
通常のファンデーションに含まれている油分や化学成分は、メイクを落とすときにも同様に油分や合成界面活性剤を配合したクレンジングが必要となります。
でも、天然のミネラルが主成分で、油分や合成成分も含まれていないミネラルファンデは、石けんや通常の洗顔料のような洗浄力の強すぎないアイテムでもするっと落とすことができるのです!
肌に優しいだけじゃない!仕上がりもキレイでモチも◎!
通常のファンデーションには発色やツヤ、使用感を良くするために合成界面活性剤やポリマー、シリコン、保存料など様々な化学成分や油分が配合されています。
合成界面活性剤は、肌を乾燥させてバリア機能を低下させる成分。全ての合成界面活性剤が肌に良くないわけではありませんが、その種類や配合量によって肌に負担をかけることもあるのです。
また、SPF値の高いファンデや日焼け止めに配合されている紫外線吸収剤は、肌の上で化学反応を起こして紫外線が肌に浸透させるのを防いでいます。こちらも敏感肌の方にとってはダメージの原因になることが。
こうした肌に負担となる成分が含まれていない分、ミネラルファンデーションは肌に優しいと言えるでしょう。
その他、ミネラルファンデは時間が経って皮脂と混ざり合うことで、肌に密着しよりキレイになれるというメリットも。普通のファンデのように時間が経ってくすんでくるということがほとんどありません。そのため、メイク直しも最小限で済むのです!
ミネラルファンデーションがエイジングケアになる理由
ミネラルファンデーションそのものに合成界面活性剤や紫外線吸収剤をはじめとする肌に負担となる成分が含まれていないことや、メイクを落とす際にクレンジング剤が不要なことから、日常的にかかる肌の負担が大きく軽減します。
特に洗浄力の強いクレンジング剤は必要な皮脂まで奪い肌を乾燥させ、肌の老化を加速させるおそれのあるアイテム。クレンジングを使わなくなることで、乾燥が和らぎ肌がほっとしたような感覚を実感できるでしょう。
ダメージの原因となる成分を使わないメイクとメイク落としを続けることで、5年後、10年後の肌もきっと変わってくるはずですよ!
ミネラルファンデーションの選び方
ミネラルファンデーションを選ぶときのポイントは以下の4点です。
- なにが入っていないか
- 肌に合ったカラーがあるか
- SPF値はどのくらいか
- ファンデーションひとつで使えるか
まずは全成分を確認して、天然ミネラルが主成分であることや、防腐剤やポリマーなどの不要な成分が入っていないかどうかも確認するようにしましょう。
SPF値が高いミネラルファンデが白っぽい理由
ミネラルファンデを使っている人からよく聞かれるのが、「肌にあった色がなかなか見つからない」「SPF値が高いと白浮きする」という声。
酸化亜鉛や酸化チタンといった成分は、紫外線反射剤、紫外線散乱剤とも呼ばれ、紫外線の光を跳ね返してカットする性質があります。そのため、ある程度SPF値のあるミネラルファンデはどうしても白っぽくなりやすいのです。
肌の色に合ったミネラルファンデーションを見つけるまでには、何度かトライ&エラーを繰り返す必要があるかも。
有色人種の人が多いアメリカのメーカーのミネラルファンデなどはカラーバリエーションが豊富なので、肌に合ったものを見つけやすいといえるでしょう。
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もし、ファンデの色を重視して、SPF値が低いミネラルファンデを使うなら、ノンケミカルの日焼け止めを使用するなどの工夫が必要になります。
また、ミネラルファンデーションの中にはお肌にのせる前に下地パウダーが必要なものも。長く使い続ける場合、そのぶんコストがかかることになるので、本格的に使い始める前に確認しておきましょう。
ミネラルファンデの魅力・まとめ
敏感肌の方だけではなく、全ての女性の肌に優しいミネラルファンデーション。若い肌にこそ是非、使ってほしいアイテムです。
最近ではミネラルファンデを扱うメーカーも増え、手頃な価格のものも登場しています。肌に合ったものが見つかるまでは、トライアルセットや少量のお試しを利用してみるのがオススメ。
お気に入りのミネラルファンデを見つけて、5年後10年後も美しい肌をキープしましょう!
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10代のころはニキビに悩み、20代から徹底して紫外線対策を行ってきたせいか、アラフォー世代になっても10歳以上若く見られることがある美容ライター。あらゆる肌トラブルを克服してきたのが強みです。趣味と化しているアンチエイジングケアを皆さんと共有していきます!最近のブームはヨガとルーシーダットン、瞑想。