不機嫌な顔は“老け見え”の原因に。笑顔になるトレーニングでたるみを阻止!
何かに集中している時、口角が下がった不機嫌な顔になっていませんか?不機嫌な顔は、着々と肌のたるみを進行させています。
キュッと口角の上がった明るい表情なら、周囲にも好印象。口角を上げるトレーニングで、“老け見え”を阻止しましょう。
- 2019-01-08
- 森本悠希
不機嫌顔が“老け見え”につながるのはなぜ?
パソコンで仕事をしているときや、スマホでの情報収集に夢中になっているときなど、あなたはどんな表情をしていますか?周囲の人から「機嫌が悪そう」と思われる無表情になっていませんか?
1つの物事に集中しているときは、顔の力が抜けて口角が下がりやすくなります。口角が下がると怒っているように見えたり、老けて見えたりと美人度が大幅ダウン!
また、顔の力が抜けると、ほうれい線や顔のたるみを引き起こします。エイジングケア用化粧品でどんなに頑張ってお手入れをしても、改善するどころかたるみが悪化しかねません。
逆に、口角がきゅっと上がっていると、顔のたるみのない明るく若々しい顔になります。口角の上がった笑顔のステキな女性を目指すために、まず、表情筋とは何か、不機嫌顔になりやすいのはどんなシチュエーションかをチェックしておきましょう。
表情筋とは
表情筋とは、まばたきをする、口を動かすなど、顔を動かして表情をつくる筋肉のこと。顔には約30種類以上の表情筋があると言われ、普段何気なく生活しているだけだと、表情筋のおよそ30%程度しか使っていません。
デスクワーク中心で無表情が多い場合や加齢などによって、表情筋はどんどん衰えていきます。そして、表情筋が顔のパーツを引き上げる力を失うと、顔のたるみやほうれい線、たるみ毛穴などが目立つ老け顔に変化してしまうのです。
特に、表情作りに欠かせない口元のたるみが悪化すると、“老け見え”一直線!「笑顔を作る口角トレーニング」で、口回りの筋肉や舌の筋肉を鍛えると口角がきゅっと上がります。
不機嫌顔になりやすいシチュエーションは
せっかく「笑顔を作る口角トレーニング」をしても、日々の生活の中で不機嫌顔ばかりしていてはトレーニングが台無しになってしまいます。不機嫌顔になりやすいシチュエーションでは、意識的に口角をきゅっと上げるようにしましょう。
特にパソコンやスマホを操作しているときや、テレビを見ているときなどは無表情の不機嫌顔になりやすいので要注意。あごを突き出す猫背姿勢や、口呼吸になっているとさらに表情筋は緩んでしまいます。
また、一人で食事をすると、よく噛まずに食べて早食いになりがち。そんなときも口角が下がった不機嫌顔になりやすいので、気をつけましょう。
それでは、毎日取り入れたい口角トレーニングを紹介します。
笑顔を作る口角トレーニング
頬の引き上げ
口角だけでなく、頬のたるみにも効果的なトレーニングです。慣れるまでは、鏡を見て行いましょう。
- 口を閉じて、正面を見ます
- 右の口角を5秒~10秒かけてゆっくり引き上げます。口角が頬に引き上げられるイメージです
- しっかり引き上げたら5秒キープします
- 左の口角も同様に行います
- 左右引き上げるのを1セットとして、3~5セット行います
ふぐ顔
お手軽トレーニングなので、いつでもどこでもできるのが魅力。気が付いた時に、こまめに取り入れたいトレーニングです。
- 口の中にパンパンに空気をためて、思いきり頬を膨らませます
- 唇にキュっと力を入れて5秒キープ
- 右の頬に空気を移動して、5秒キープ
- 左の頬に空気を移動して、5秒キープ
- 鼻の下に空気を移動して、5秒キープ
- 口の下側からあごの部分に空気を移動して、5秒キープ
ほうれい線やたるみ毛穴に悩んでいる人は、左右の頬に空気をためたとき、ほうれい線をのばすように空気でプレスするとGOOD!
ベロ回し
口角を上げるだけでなく、ほうれい線改善や小顔効果も期待できるトレーニングです。慣れるまでは、疲れやすく痛みが出る場合があるので、回数を減らすなどして調整してください。
- 口を閉じて、上唇と上の前歯の間に舌を入れます
- 口を閉じたまま、右頬→下唇と下の前歯の間→左頬の順に、ゆっくり舌を回します。この時、右頬と左頬の内側を舌で押すようになぞります。ほうれい線を内側からプレスしましょう
- 1~2を10回繰り返します
- 同様に左回しで10回行います
割り箸トレーニング
頬の筋肉を鍛え、口角を上向きにキープするトレーニングです。
- 割り箸を横にして、口にくわえます
- 口を「い」の形にして、口角を上げられるだけ、ぐっと上げます
- 30秒~1分キープします
慣れるまでは、頬や唇がプルプルして、疲れる場合があります。最初の内は、無理をせずに10秒トレーニングしたら休憩、また10秒という具合に行っても構いません。
ペットボトルトレーニング
「笑顔を作る口角トレーニング」に慣れてきたら、自分で負荷を変えられるペットボトルトレーニングを取り入れましょう。
- 500mlのペットボトルに水を100mlいれて、テーブルに立てておきます
- 下を向いて、唇でペットボトルをくわえます。この時、ペットボトルを歯で噛んで支えるのはNG。唇と頬の力を意識しましょう
- ペットボトルを持ち上げて10秒キープします
- 1~3を3回繰り返します
慣れてきたら、ペットボトルを持ち上げている時間を10秒ずつ増やす、水の量を50mlずつ増やすなど、負荷を大きくしていきましょう。
笑顔美人は良い流れを引き寄せる
表情筋トレーニングは「毎日コツコツ」が大切です。朝晩のスキンケアの後やお風呂の中など、自分の取り入れやすいタイミングで習慣化しましょう。トレーニングをやめてしまうと、表情筋は再び衰えて口角の下がった不機嫌顔に逆戻りしてしまいます。
いつでも口角の上がったやさしい笑顔でいると、周囲の人に良い印象を与るだけでなく、考え方がポジティブになる、イライラしにくくなる、ストレスが解消する、自律神経が整うなど、プラスの影響ばかり。ぜひ、「笑顔を作る口角トレーニング」で笑顔美人を目指してくださいね。
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教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。