意外とムズカしい?!いつものメイクを格上げする基礎テク
基本的なアイメイクやチーク、リップメイクなど…簡単なようで基本的なメイクって意外と難しくありませんか?今回は、フルメイクに欠かせない基本的なメイクのテクニックを、アイメイク・チーク・リップメイクを中心に、ポイントをしぼってご紹介していきます。
- 2018-12-26
- myu
メイクを格上げするために必要なことって?
いつものメイクを格上げしたい方に、見直してほしいメイクのポイントは「コンプレックスの無い部分」。欠点を隠そうとして、コンプレックスを感じている部分のメイクはつい濃く仕上がってしまったり迷走しがちに感じる方も多いかと思います。
しかしコンプレックスを感じている部分は、努力の甲斐あってメイクが上手に仕上げられるようになったり、自分が思っているよりも他の人から見たら気にならないという事実も少なくありません。
メイクの格上げに大切なことは「バランス」
そこで着目したいのは、ついおざなりになりがちの「コンプレックスの無い部分」のメイクなんです。気にならないから適当に仕上げたり、ついサボってしまった経験、ありませんか?
まず、メイクで大切なのは全体のバランスの良さです。お顔のパーツが左右対称の方は極めて少ないので、まずは左右・全体のバランスを上手にとっていくことが大切です。このポイントを頭の片隅において、メイクの格上げに挑戦していきましょう!
メイクを始める前におさえる基本ポイント
お顔と鏡の距離を近づけすぎない
ポイントメイクやカバーしたい部分に気をつけようとするあまり、お顔と鏡の距離を近づけすぎていませんか。鏡の距離が近すぎるとお顔全体が見えにくく、左右のバランスがとりにくくなってしまいます。
メイクをするときは、お顔と鏡の距離を30cm以上は離し、お顔と平行の位置に鏡を置いてメイクするのがポイントです。全体のバランスがとれているか引きでチェックしながら、進めていってみてください。
左右同時にメイクを進めていく
メイクを格上げするポイントは左右同時にメイクを進めていき、左右対象になるように意識することです。左右のメイクが非対称な仕上がりだと、悪目立ちしてしまいがち。しかし、左右対称に仕上がっていると違和感を感じにくく、気になる箇所もカバーされて見えるのでおすすめです。
アイメイクを格上げするポイント
アイメイクを簡単に格上げするポイントは、アイラインの仕上がり。アイラインがガタガタに見えてしまうと、目を開いていても閉じていても気になってしまいますよね。そこでおすすめなのが、左右非対称になりやすい目尻に黒のアイライナーでまつ毛を細く描き足してみること。目の横幅が広く見えるので、目力アップにもつながります。
まず、黒のアイライナーを手に持ち、目線と並行の位置に鏡を設定しましょう。アイライナーは目のカーブに沿うように描き、本来のまつ毛と同じくらいの長さになるようにカーブをつけながら目尻に2~3本ラインを描き足します。
チークを格上げするポイント
チークの仕上がりを格上げするポイントでおすすめしたいのは、使用するチークは練りチークでチャレンジすること。パウダーよりもお肌になじみやすく、じゅわっと内側から血色があるように見せやすいので、メイクがこなれて見えます。
練りチークを塗るときは、ベタっと強く塗るとムラになって仕上がってしまうので注意しましょう。まず、塗る場所が左右対称になるように、このときもチークをのせたい場所と並行になるように鏡を位置づけます。
そこから、少しずつ練りチークを左右それぞれ馴染ませていきます。人差し指と中指の腹に練りチークをのせ、逆側の手の甲に余分なチークをのせて付けすぎを防ぎます。練りチークは、トントンとたたき込むようにのせることがポイント。こすらずにたたき込むことで、ムラを防ぐ以外に頬のカバー力も得られます。
リップメイクを格上げするポイント
リップメイクの仕上がりを格上げするポイントは、オーバーリップを狙わずに自分自身の唇の輪郭よりほんの少し控えめにリップメイクを仕上げることです。トレンドのじゅわっとした印象のリップメイクは、一歩間違えるとはみ出しているように見えてしまいます。
リップメイクは自分自身の唇に合わせて仕上げると、簡単に品のあるリップメイクに仕上がるのでおすすめです。本来の輪郭の外側から1~2mm程度、内側からリップを塗り始めます。そこから、指の腹で唇の輪郭をはみ出さないように注意しながら、外側に向かってリップの色味を広げていきましょう。
アウトラインを自然とぼかすことで、ナチュラルなグラデーションリップが仕上がります。
ポイントをおさえてメイクを格上げしよう
いつものメイクが何だかキマらないときや、仕上がりに納得できない方は、ぜひ今回ご紹介したメイクの基本的なポイントを見直してみてはいかがでしょうか。思わぬ初歩的な盲点をキッカケに、いつものメイクが格上げするかもしれません。
この記事を読んだ人におすすめ
ミーハーな美容系ライター。美容師免許・メイク検定・JNAネイル技能検定を取得。美容部員やアパレル販売・PRを経て、世の中の女性が「今よりもっとキレイにかわいく、“キラキラできる”」サポートができるように、実体験をもとに楽しみながら奮闘中です♡