朝食を摂る事はいい事だらけ

朝食を摂ると、朝から脳と身体にエネルギー補給をする事が出来ます。他にも、体内時計やホルモン分泌が正常化し、そしてやる気が湧いてくる為、午前中にしたい仕事などが集中して出来る事でしょう。そして、朝食を摂ることによって、胃が温まり活動的になる為、便秘や下痢などのお通じ改善に期待が出来たり、新陳代謝もアップするでしょう。

朝食と集中力

朝食を摂るという事は身体に良いとはわかっていても、なかなか簡単な事ではないかもしれません。ただ、朝食を摂らないと頭が回らず、仕事や勉強に集中する事が出来なくなってしまいます。

夕食後10時間以上何も食べていない状態が続いている中、朝食を食べずに朝を迎えてしまうと、午前中からエネルギー切れになってしまいます。脳のエネルギー源となるブドウ糖が不足すると、集中力や記憶力の低下や、イライラしやすくなってしまったりなどの症状が続いてしまうのです。

朝食とダイエット

ダイエット中だからとカロリーを気にするあまり、朝食までもスキップさせてしまうと、身体は飢餓状態になってしまいます。その為、お昼ご飯や夕食時に、飢餓状態の身体は脂肪を溜め込もうとし、一気にどか食いをしてしまいます。

他にも、人は食べ物を食べる事で代謝が上がり、食事を摂るだけで身体がポカポカと温まってきます。この代謝は食べるその時間帯にも関係しており、同じ食事内容であっても、朝食を食べた方が代謝が高くなるのです。代謝が高くなれば身体に溜め込まれた脂肪が燃焼されるので、ダイエットを目指すなら夜よりも朝しっかり食べた方が痩せやすいと言えるでしょう。

朝食と自律神経

朝食を抜く事は、自律神経までも乱れる原因になります。自律神経には、朝や昼に活性化する交感神経と、夜のリラックス時に優位になる副交感神経があります。朝食を抜いてしまうと生活のリズムが乱れ、夜に暴飲暴食をしてしまったり、ストレスを溜め込みやすくなったりなどの体内時計までも乱す原因に繋がるでしょう。

その結果、自律神経までも乱れてしまい、体が疲れやすかったり、不眠や、頭が重い、イライラ、息切れ、便秘、何もやる気が起きなくなったり、鬱っぽくなってしまったり、気分が落ちやすくなったりなどの身体と心の至る所から悲鳴が上がってしまうでしょう。

朝食と血糖値

朝食を摂らないと、血糖値が下がっている状態のままになってしまいます。そして、お昼を食べる頃にインスリン拮抗ホルモンによって血糖値が上昇しやすくなってしまいます。血糖値の上がり下がりが激しいと身体に大きな負担がかかってしまったり、太りやすくなってしまう原因となってしまいます。

綺麗と健康を手に入れる朝ごはん

平日は忙しいからと食べなかったり、パンだけやコーヒーだけなど単品朝食の人が多い中、休日には写真映えするような朝食を作るという人もいるかもしれません。ただ、あまりにも写真映え重視では摂りたい栄養バランスが摂れてないという事も考えられるでしょう。せっかく時間をかけて作るなら、栄養バランスも是非考えてみましょう。

冷蔵庫にあったら積極的に使いたい美容食材

どんな朝食レシピであっても、冷蔵庫にこれらの食材があるなら、なるべく使うようにしてみましょう。食べれば食べるほど綺麗になれる美容食材は、

• バナナ
• アボカド
• ほうれん草
• ヨーグルト
• グレープフルーツ
• ピーナッツバター
• サーモン　など

体を温める朝ごはん

お粥

お粥のイメージは体調を壊した時の食事のように思われますが、お粥はカロリーが低く、そして胃腸にも負担がかからない優れた美容食なのです。お粥はたくさんの水分を含んでいる為、デトックス効果もあり、他にもお粥は身体を温めてくれるので冷え改善にも繋がる事でしょう。

ただ味に飽きやすいという難点もある為、梅干しを入れたり、とろろ昆布を入れたりと自分なりにアレンジをしてみて下さい。

卵料理

和食と洋食どちらでもいいので、栄養価の高い卵を使用するようにしましょう。卵は調理がしやすくアレンジ法もたくさんある為、料理が苦手という人でも挑戦しやすい食材と言えるでしょう。エッグベネディクトや、スクランブルエッグ、ポーチドエッグや目玉焼きなど、和食と洋食の好きな方に卵料理をプラスするようにしてみて下さい。

どれだけ忙しくても、朝食をスキップさせるという事は美容面や健康面だけではなく、メンタル面にまでも悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。朝から、お腹が空いたと感じられるよう、今の生活スタイルを改善してみましょう。