今季トレンド!マットメイクで仕上がりが重くならない方法
この秋からじわじわトレンドとして挙げられているのが“マットメイク”。
しっとり上品な仕上がりになるのが特徴ですが、一歩間違えると重たくもったりとした印象になってしまいます。
マットでも軽やかに、女性らしく仕上がる方法を詳しくご紹介します!
- 2018-11-22
- SAKI
定番となりつつあったツヤ肌から一変、マット肌がトレンドに!
みなさん、最近の美容業界を見てきて気づいたことはありませんか?
そう、今までツヤ肌が主流だったのが、今年はマットな質感メイクが雑誌の特集、新作コスメでも大半を占めています!
筆者は一生ツヤ肌で生きていく、ぐらいの勢いでツヤ肌命だったのですが、メイクのプロとして、トレンドメイクを見過ごすわけにはいかないと、今年はマットメイクに挑戦してみることにしました。
結果、マットメイクのメリットはたくさんあり、最近ではマット系コスメを集めては気に入って愛用しているものが増えてきました。
今回は、ツヤの方が綺麗に見える…と、マットメイクを敬遠してきた方でも簡単にトライしやすいマットメイクの仕方を詳しくご紹介したいと思います!
マットメイクの魅力
マットメイクの魅力といえば、柔らかく上品な仕上がりになること。ツヤのあるメイクは光に当たると肌のアラがカバーされ、ふっくらハリのある仕上がりになるのが特徴です。
マットメイクは柔らかで上品な、日本人形のようななめらかな仕上がりにすることができ、例えば毛穴の凹凸をボカしたり、しっかりカバーしてもバランスが取りやすいのがマットメイクの特徴です。
質感は秋冬らしい落ち着いた仕上がりなので、季節感を出したい時にもマット系コスメは大活躍ですよ!
重くならないマットメイクの仕上げ方
マットメイクで気をつけたいのは、もったり重たくなってしまうこと。パーツごとで仕上がりを工夫すれば、綺麗に質感のバランスを取ることができますので、ここで詳しく解説していきたいと思います!
ベースメイク
ベースメイクでマットに仕上げるには、粉体が多く入ったアイテムを使うのが簡単です。ただし、冬は乾燥しやすい時期なので、ただ粉をしっかり乗せるだけでは日中パキパキ乾いて崩れてしまいます。
そうならないように、まずはスキンケアでしっかり保湿を!手に吸い付くぐらいにしっかり保湿できたらベースメイク作りに取り掛かりましょう。
もし、乾燥がひどいという方は、無理に全体に粉を乗せず、アイラインやマスカラがにじみやすい目の下、お顔の中心だけでもつけるのがいいですよ。
アイメイク
ベースメイクでしっかりマットな質感を作ったら、アイメイクに濃い色を持ってくると全体的に重い印象になってしまいます。質感はマットなものを、そしてカラーは明るさのある、程よい発色のニュアンスカラーで軽やかに仕上げましょう。
一色で自然な陰影をつけるのもいいですし、アイラインやマスカラでしっかり目元を引き締めれば、物足りなさも感じることなく綺麗にバランスが取れますよ。
チーク・リップ
チークとリップの色は、できるだけ統一しましょう。ただし、色の濃さの比重は、どちらかに傾けてください。チークを濃くするなら、リップはナチュラルカラーを。逆にリップを濃くするならチークは薄めに仕上げます。
個人的には、リップを濃くする方がトレンド感も出てオススメです。チークは血色感というより立体感を出すために入れるようにし、血色感はリップでしっかり出しましょう。グロスは乗せず、マットな質感のものを。
もしマットな口紅で乾燥するならば、予防のためにリップクリームを下地として仕込んでおきましょう!
おすすめマット系コスメ3選
シャネル レ キャトル オンブル 268
去年から大ブームとなっている、赤キャトル。肌馴染みのいいブラウンカラーにアクセントとなるレッドがセットされており、誰でもこなれたマットメイクを楽しむことができます。
カラーが軽やかなので、パレットの中でも一番濃い色を使っても重い印象にはなりません。深みを出せて、トレンドメイクも楽しめる…とても優秀なパレットです!
トム フォード ビューティ ウルトラ リッチ リップ カラー
ソフトマットで発色高い口紅です。ツヤは抑えめですが、時間が経っても乾燥せずマットリップが苦手な方でも使いやすいです。
色持ちもよく、ミニサイズも販売されていますので持ち運びにも便利!カラーバリエーションも豊富なので、なりたいイメージに合わせて自由に選ぶことができますよ。
アディクション ザ アイシャドウ ラ・マムーニア
トレンドの赤みブラウンで、指やブラシなどツールを変えれば色の濃さの調節も自由自在!これ一つでグラデーションを楽しむこともできます。
赤みカラーは濃く乗せても暗くならず、締めの色としても使えますし、ポイント使いをすればこなれた洒落感を出すこともできます。色沈みもなく、時間が経ってもくすみにくいのでブラウンメイクに飽きてしまった…なんていう方は、このような赤みの強いブラウンにチャレンジするのも楽しいですよ。
この秋マットメイクにチャレンジしてみて
いかがでしたか?マットメイクもバランスが大事なので、やり方さえマスターすれば、もっとメイクのレベルがアップします!
ぜひこの冬はマットな質感も存分に楽しんでくださいね!
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百貨店にて美容部員の仕事をする傍ら、美容専門学校にてメイク講師の仕事を兼任中。コスメコンシェルジュインストラクターの資格を取得し、その知識を活かして美容ライター・ブロガーとしても活動。コスメの先生として、日々たくさんの化粧品アイテムを研究中!