一歩間違えると逆効果に!正しいオイル美容とおすすめオイル3選
乾燥が厳しい季節になると、スキンケアに投入したくなるオイルですが、使い方・選び方を間違えてしまうと逆効果になることも……。今回は、正しいオイルの取り入れ方・選び方とおすすめのオイルをご紹介します!
- 2018-10-21
- 剱持百香
オイル美容って?
洗顔後すぐの肌にオイルをなじませたり、ふたをする感覚でなじませたり、全身の保湿にと幅広い用途に使うことができるオイル。
オイルのメリットは、「角質を柔らかくして肌をふっくらさせる」「皮脂の代わりとなって水分の蒸発を防ぐ」などですが、なんのオイルでもとにかくスキンケアに取り入れればよいというわけではありません。適切なタイミングで、適切な種類のオイルを選ぶことで、先ほど紹介したメリットを感じることができるのです。
そこで、オイルの効果を最大限に発揮させるための正しいオイルの選び方と使うタイミングをご紹介します。
正しいオイルの選び方と使うタイミング
肌を柔らかくふっくらさせたいとき
オイルを取り入れるタイミング
角質を柔らかくして、肌をふっくらさせたい方は「洗顔後すぐ」のタイミングにオイルを取り入れるのがおすすめ!
オイルの選び方
洗顔後すぐに使う場合は、その後の化粧水などの浸透を邪魔しないものを選ぶのが大切。
オイルにも様々な種類がありますが、「水と油」と言う通り、水をはじいてしまうオイルを選んでしまうと、化粧水などの浸透を妨げてしまう可能性もあります。
その後の化粧水などの浸透を邪魔せず、肌を柔らかくしてくれるオイルは、人間の皮脂と似ている構造を持つ油脂であるアルガンオイルやローズヒップオイル、米ぬか油、アーモンドオイルなど。
油脂が持つ角質を柔らかくしてくれる作用が、冷えなどによってこわばった肌を柔らかくして、化粧水などの浸透をしやすい肌に整えてくれます。
肌内部の水分の蒸発を防ぎたいとき
オイルを取り入れるタイミング
肌内部に化粧水や美容液などで十分に水分を与えた後、蒸発を防ぐためには「フタをするような感覚でスキンケアの最後」にオイルを取り入れるのがおすすめです。
オイルの選び方
洗顔後の肌にブースター感覚で取り入れるのがおすすめできないオイルがあります。それは、炭化水素系のオイル。具体的にはミネラルオイル(ワセリン)やスクワランオイルです。
これらは構造的に水とまったく結びつかないため、水をはじいてしまい化粧水などの浸透を妨げてしまいまうから。
とはいえ、反対に言えば水分蒸発を防ぐ力には優れているということ。なので、スキンケアの最後にこれらのオイルを取り入れることで、肌内部の水分を閉じ込め乾燥を防いでくれますよ。
本格的な乾燥の季節に使いたい!おすすめオイル
POLA Red B.A グローラインオイル 6,264円(税込)
つややかなうるおいとなめらかなハリ感を与えるオイル美容液。ストレスケアできるラインとあって、うっとりするような心地の良い香りがします。オイル美容液なので、べたつかずさらっとした使用感です。
水分の蒸発を防いでくれるスクワランがベースなので、スキンケアの最後に使うのがおすすめ。4滴ほど顔全体になじませると、次の日の朝はしっとりすべすべに。時間が経つにつれてツヤも出るので、メイク前になじませるのも◎!
ピュアセラ 美容オイル 4,860円(税込)
3種類のオーガニックオイルに天然ヒト型セラミドと和漢植物を配合した高保湿オイル美容液。最強の保湿成分であるセラミドが配合されているので、しっかり肌が潤います。
べたつかずスーッと肌になじみ、ふわふわの肌に。
アルガンオイルやマカデミアナッツオイルの油脂ベースのオイルなので、洗顔後すぐのブースターとしてもスキンケアの最後にもどちらでも使えるオイルです。
アムリターラ モリンガシードオイルセラム 5,400円(税込)
植物の中で世界一、と言われるほどたくさんの栄養価があるモリンガの種を搾ったものがベースのオイル美容液。
皮脂となじみやすいオレイン酸70%配合で、輝き成分とも言われているベヘン酸も通常のものよりも多く配合されているので、潤いを保ってくれるだけでなく艶やかな肌へと導いてくれます。
ブースターやマッサージオイルとして取り入れるのが特におすすめ。その後の化粧水の浸透が違うことが実感できますよ。
オイルを味方につけて乾燥しらずの肌に!
オイルは、取り入れるタイミングと選び方さえ気をつければ乾燥肌さんの強い味方となってくれます。肌の乾燥が気になる方はぜひオイルに頼ってみてくださいね。
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外見だけでなく内側からも美しくなりたいという想いを抱き、日本化粧品検定をはじめとする美容資格を取得。 コスメ、スキンケアの最新情報や『紫外線マスター』として徹底的なUV対策・美白ケアの重要性を発信中。