極上美肌が手に入るかも?医師&美容家が推奨するスキンケア方法とは
スキンケアをていねいに行なっているのに、肌状態が改善しない。思うような肌にならず悩んでいるなら、一度スキンケア方法を見直してみましょう。
医師や美容家が提案するスキンケア方法をまとめました。すべてライターもトライ済み!体験談も交えて紹介します。
- 2018-10-13
- 森本悠希
基本のスキンケアを“やりすぎ”ているかも?
美しさを保つにはスキンケアも必須!けれど、毎日頑張っているのに肌状態が改善しない・歳を重ねるごとにスキンケア効果を実感できないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そんなときは、プロが提案&推奨するスキンケア方法にトライしてみましょう。現状を打破するカギになるかもしれませんよ。
スキンケアは「この方法が絶対に正しい!」というやり方はありません。一般的に言われているスキンケアの流れは、クレンジング・洗顔⇒化粧水⇒美容液⇒乳液⇒クリームです。
複数の美容液や導入アイテム、パックを含めれば、もっと過程が多くなります。
過程が多くても、自分で納得のいく肌をキープできているならOK。けれど、こんなに頑張ってもキレイにならない!という人は、洗いすぎ・ぬり過ぎ・触り過ぎの“やりすぎ”が肌に悪影響を与えている可能性がありますよ。
“やりすぎ”ない美肌術
洗いすぎ・ぬり過ぎ・触り過ぎのスキンケアは、肌に悪影響を与える可能性があります。
- 肌に必要な皮脂が奪われ乾燥につながる
- ターンオーバーが乱れる
- 自力で肌の保湿ができない(皮脂が適度に分泌されない)
医師や美容家がおすすめする美肌術は、“やりすぎ”に着目したスキンケアです。今のスキンケアに満足できないなら、やりすぎない美肌術をはじめてみましょう!
シンプルスキンケア
皮膚科医の吉木信子さんは、スキンケアの引き算を提案しています。また、手作り石けんブームの先駆者の前田京子さんも、シンプルスキンケアについて本にまとめています。
シンプルスキンケアの定義はあいまいな部分も多く、石鹸洗顔⇒化粧水⇒乳液orクリーム、石鹸洗顔⇒植物オイルのみなど、やり方は人それぞれ。
共通しているのは、基本はクレンジングを使わないという点です。したがって、石鹸で落とせるメイクにシフトする必要があります。乾燥を感じる部分、ごわつきなど肌状態と相談しながら使うアイテムを決めていきます。
筆者体験談
アイテム数を減らすことに抵抗がありましたが、「たくさん使っていた時とそんなに肌状態は変わらない」と感じました。化粧品コストが下がるのもうれしいポイントです。
今現在も、シンプルを基本としているので、筆者のスキンケアの大きな柱になっています。
肌断食
皮膚科医の宇津木龍一さんが提案したスキンケア方法です。界面活性剤が肌に及ぼす影響や肌摩擦を減らして、自分の力で肌を美しくしていきましょうというもの。
石鹸で顔を洗ったら、その後は一切化粧品を使わず、どうしても乾燥する場所にのみ、うすーくワセリンを塗ってOKとしています。徹底的に肌断食を行うには、メイクもNG。
もし肌断食を始めるなら、宇津木さんの著書を読み込む・情報収集をしっかり行ってからはじめるのが○。肌断食は、肌が本来のすこやかな美しさを取り戻すまで数ヶ月~数年かかります。
筆者体験談
30代後半に一度トライし、数ヶ月で挫折してしまいました。極度の乾燥肌で冬に始めたせいか、粉拭き・皮めくれや・肌のピリピリ感が長期間続いたためです。「乗り越えればキレイになれる」と言われても、心が折れてしまいました。
ただ、自分の肌としっかり向き合う期間を作れたのは良かったなと思います。どんなときに肌荒れがひどくなるかなど、自分のコンディションの見極める力を養えました。
夜だけ美容断食
エステサロン経営者の宮本洋子さんが提案しています。宮本さんは50代ですが、肌水分量は20代なのだそうです。
夜だけ石鹸洗顔⇒何もしない、朝は好きなスキンケア(美容液もOK)という方法です。クレンジングはNGなので、メイクは石鹸で落とせるものを選びます。
夜だけなので、完全肌断食よりハードルが低く取り組みやすいのが魅力です。
筆者体験談
肌断食は挫折したものの、「断食はなんだか肌に良さそう」という実感はあったので、夜だけならとトライしてみました。
現在も、自分の肌がどれくらい皮脂を分泌するか・乾燥レベルはどれくらいかを知るために、ときどき取り入れています。
週末プチ断食
金曜の夜から日曜の夜にかけて肌断食を行う方法です。ビューティフルライフ・プロデューサー坂梨カズさんも著書にまとめています。
金曜夜のメイクは植物オイルでやさしくオフ⇒洗顔石鹸⇒何もつけないのが基本のやり方です。週末に肌を労わって、肌が本来持つ力を引き出します。毎週末絶対やろう!と意気込まずに、出来るときに実践すればOKです。
筆者体験談
1ヶ月に1~2度、外出の予定がない日に継続しています。日中は石鹸で落とせるUVクリームとアイブロウのみで、とても楽ちん。スキンケアやメイクをしなければ!という慌ただしさがないので、肌も心も休ませたい日におすすめです。
オフスキンケア
人気の美容ブロガーかずのすけさんが提案したスキンケア方法です。適切な洗浄力で洗って、洗顔後は何もつけません。ただし、いきなり何もつけないと肌がびっくりしてしまうので、適宜肌に必要なセラミドを補います。
油脂系クレンジングオイルでメイクオフ⇒適切な洗浄力の洗顔料⇒なにもつけないor肌に必要なアイテムをプラスというのが、基本の流れです。油脂系クレンジングオイルとは、コメヌカオイルやマカデミアナッツオイルなどが主成分のアイテム。
クレンジングOKなので、メイクは好きに楽しみたいという人は肌断食よりもオフスキンケアのほうが向いているかもしれません。
かずのすけさんは、自身の美容論やアイテム選びに関する情報をブログで提供しているので、興味がある人はチェックしてくださいね。
筆者体験談
40代を目前にした筆者の今現在の基本のスキンケアです。油脂系クレンジングオイル⇒洗顔⇒セラミド配合化粧水⇒セラミド配合美容液(⇒朝のみ乾燥する部分にジェル)としています。
肌に必要な皮脂はきちんと残してセラミドを補っているので、クリームをつけなくても乾燥を感じません。また、ふわっと柔らかい肌触りに変わってきています。
美肌は1日にしてならず!続けるのが大切
どの美肌述も共通しているのが“やりすぎ”ないということ。特に、洗浄力と肌摩擦に着目されています。
いずれの方法も、すぐに肌がきれいになる!というものではありません。長く継続することで、徐々に美肌に近づいていきます。肌状態を見極めながら、数ヶ月~数年スパンで継続していきましょう。
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教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。