そのストレス“深読み”が原因かも。深読みし過ぎな思考を今すぐストップさせる方法とは

優し過ぎて。空気を読み過ぎて。気づいた頃にはもう歯止めが効かないほど、頭の中で話が勝手に進んでしまい、自らストレスを招いてはいませんか。生きている上で人付き合いは避けられませんよね。せっかくならその思考をメリットに変えて、もっと気楽に生きやすくしてあげましょう。

深読みし過ぎさんの、深読みし、考えこむ思考をストップさせ、ポジティブ思考に変える簡単な方法とは。

言葉を素直に受け取れない

会話の中、メール内でも相手の言葉以上の解釈をし、悪い想像をしてしまっていませんか。そのまま受け取れずネガティブに解釈をすると、気持ちも暗くなってしまいますよね。

考えすぎな人は少し真面目ではなく、“真面目すぎる”や、“空気を読みすぎる”が特徴としてあり、深読みし過ぎる度に自分の心に疲れを招いてしまっています。

気づけば癖になってしまって、人と会話をする度に落ち着かない状態になってはいませんか。深読みしすぎて考え込んでしまうと、チャンスを逃したり、自分を優先しなくなったり、ストレスが異常に溜まってしまいます。

まずは言葉を深読みし過ぎてる事に気づく事が大切です。そして気づいた時には、勝手に深読みし過ぎている自分を受け入れて、自分を追い込ませないようにしてあげましょう。

深読みは実はメリットでもある

デメリットのイメージが強いですが、実は深読みができるという事は時にメリットでもあり、真面目で、想像力が豊かで、注意深く、他人への気遣いや思いやりができるという事が挙げられます。最悪な状況を察知する能力もあり、常に危険に備えて様々な対処法を考えられる事は素晴らしい事ですが、せっかくなら、この深読みし過ぎで考えこむ思考をこのままメリットの状態で保てるよう少し変化をさせてみましょう。

ま、いっか。とグレーな思考でスルーする

苦痛にならない為にもまず、スルー力をつけましょう。「もしかしたらあの人って…」「さっき言ってたあの言葉って…」とよく考えてしまう人は、言葉を拾い過ぎて気になってしまうかもしれませんが、そこで思考をストップさせておきましょう。気になってもわからなければ、考えても結果はわからないので、そのままグレーな気持ちを持つ事が大切です。

もし気になり止まらない場合は、勝手に考え込んで人付き合いを悪化させる前に、直接本人に聞いてみるのも1つの手でしょう。きちんと相手に聞く事は恥ずかしい事ではなく、ポジティブにその人との関係性をよくする為の方法なので、勝手に悪く解釈するぐらいなら、時間をかけてでも相手と気持ちよくコミュニケーションが取れるよう一度自分の思いを伝え、相手の話を聞いてみましょう。

ただ度が過ぎてしまうと、相手に不快な思いをさせてしまうので、ある程度で聞いてみましょう。もし「ま、いいや！」と思えたら、そのままポジティブに受け止め、その会話をスルーさせてみましょう。

言いたいことをきちんと伝える

相手の言葉ばかりを聞くのではなく、自分の本当に思っている事を言えるようにしましょう。同調する事は優しい事ですが、同調し過ぎて疲れていませんか。相手と意見が違う事は当たり前です。相手に嫌われないよう、好かれようと自分を演じ過ぎて、必要以上に我慢をしているならそれはよくありません。

まずは深読みをし過ぎないよう、相手優先のペースで会話を続けるのではなく、きちんとお互いが会話をし合えている状態になれるよう心がけましょう。いい人はどうでもいい人という言葉があるように、自分に自信を持って、相手に好かれようとせず意見が言えるようにしてみましょう。

そして自分自身も相手に深読みさせないように、シンプルな言葉で相手に伝え会話を楽しみましょう。少しぐらいKYになっても“し過ぎ”な方たちはちょうどいい具合になるので、徐々に深読みし過ぎな機会を減らしましょう。

受け止め開き直る

深読みをし過ぎたら、嫌になるまでとことん考え込んでみましょう。ノートに気持ちを書き込むこともオススメです。そして散々落ち込んでみて結局その見えた先が、“本当の事はわからない”と理解した時には、もう考えこむ事自体に嫌気をさしていることでしょう。

時間の無駄と分かれば、もうその後は、気持ちが徐々に這い上がってくる事で、勝手な空想に度が過ぎたという事にも気づけるはずです。なので、一度モヤモヤしたらあえて開き直って、嫌気がさすまで考え込む事をしてみてください。

そして勝手に深読みし過ぎた時、勝手な解釈で物事を捉えていた自分には決め付けてしまう癖がある事にも気づくかもしれません。一度ゆっくり呼吸をし、自分を客観的に見てあげることも大切です。

そして、完璧主義だからこそ白黒つけたい気持ちはありますが、グレーな部分がこの世にはたくさんあります。なので全てを深読みし、物事を悪く捉え毎度毎度落ち込んでしまうには、まだまだ人生先が長いので、自分を追い込むぐらいならグレーな気持ちを持って、「ま、いいや」に変えるいい加減さを持ち、なるべくその時間を好きな事を考える時間として過ごすようにしましょう。

何度も何度もこれらを繰り返し、また深読みし過ぎたと感じたとしても、まずは自分を責めないようにしてください。深読みや考える癖にはメリットがある事を忘れないようにしましょう。

ただ、少しぐらい完璧じゃない方が、し過ぎな人たちにはちょうどいい具合になるので、深読みし過ぎる自分を責めず、そしてゆっくり徐々に深読みし過ぎる時間を減らすよう心がけ、日頃の過剰になっているストレスとさよならして気楽に過ごせるようにしてみましょう。