“粉”選びと使いこなしが重要!秋冬もパウダーファンデでうるおい肌へ【コフレドール10周年「粉塾」レポート】
2018年に10周年を迎えた『COFFRET D’OR(コフレドール)』。そのアイデンティティともいえるファンデーションの土台となる「粉」について深く学び、ベースメイク選びを考えるイベント「粉塾-konajuku-」が都内にて開催されました。
イベントでは、カネボウ化粧品の研究員の方による「粉」にかけるこだわりに関するトークセッションと、ヘア&メイクアップアーティスト長井かおりさんによる、新商品「ヌーディカバー モイスチャーパクトUV」を用いたファンデーションテクニックのデモンストレーションを展開。選び抜かれた粉で仕上げる、ツヤ肌は必見です。
また、10周年企画第3弾として限定発売される、大人気サンリオキャラクターとのコラボレーションデザインも見逃せません。
- 2018-08-22
- byBirth編集部
「粉塾-konajuku-」~“粉”を学べば、ベースメイク選びが変わる~
パウダリーファンデーションはアジアで長く愛されるメイクアップ
日本人に古くより愛され続けている、粉タイプのファンデーション。そのルーツは、平安美人・江戸美人の“覆い隠して肌をみせる”おしろい文化へとさかのぼります。以降、乾燥した気候のヨーロッパと違い、高温多湿なアジア圏では、粉が重宝され、その技術の進化は世界でもトップレベルへ。
そのような背景を踏まえ、カネボウ化粧品は、リキッド・クリーム・パウダー…すべてのファンデーションの共通原料である“粉”に着目。「上質なファンデーションは、上質な“粉”からできている。」との発想で、独自の研究を重ねたのです。
それらについて、研究員であり、コフレドールのベースメイクを担当していらっしゃる研究員の方に、詳しくお話しを伺いました。
『COFFRET D’OR(コフレドール)』10周年
“技術戦争”から“本当の「キレイ」へ”
1984年、85年頃のベースメイクのトレンドは、おしろい文化の延長ともいえる「カバー力全盛時代」。また、ファンデーション業界も、最新技術をいかにして取り入れるかに注力していたのだそう。
そんな時代に、これが「本当にお客様が求めている『キレイ』なのか」にいち早く目を向けたのが、カネボウ化粧品の研究員。1993年頃には、「隠す」から「肌をキレイに見せる」とう考えにシフトし、『コフレドール』の前身ブランド『レビュー』にて、ナチュラルさとカバー力を併用するファンデーションを発売。
以降、コフレドールの『粉トライアングル』により、新発想のファンデーションを多数、私たち女性へ届け続けているのだそう。
コフレドール『粉トライアングル』とは
粉ごしらえ
「粉ごしらえ」とは、料理でいるところの下ごしらえ。下記がその作業です。
- 大きさ・厚みを変える
- 形を変える
- 複合化する
- コーティングする
当然ながら、粉をどのような大きさや形にするかで、その透明感や触り心地は変わるもの。大きな粉と小さな粉を混ぜる等の「複合化」や、感触を整えるべく表面に違う素材をまぶす「コーティング」も、カバー力・ツヤ感・肌あたりを左右する大事な工程。
どんな素材をどんなサイズや形にし、どのような割合で混ぜ合わせるかは、ファンデーションの仕上がりを決める大事な準備です。
粉資産
では、そもそも“粉”ってなんでしょう。粉は、大きく分けると、肌色を作る「着色顔料」と、ファンデーションの基盤となる「体質顔料」の2つから成ります。「体質顔料」には、タルク(サラサラ感触でのびの良い粉)とマイカ(しっとり質感でツヤのある粉)があり、これらは石を砕いたもの。
カネボウ化粧品は、先人たちが良い原石を追い求め厳選してきた豊富かつこだわりの粉資産を持っているのだそう。
粉職人
トライアングルの最後は「粉職人」。解説をしてくださった研究員のお2人を始めとする、こだわりと技術に優れた職人たちの手により、素晴らしい“粉”が絶妙な配合で組み合わさることにより、私たちの肌をキレイに見せてくれる、ファンデーションへと姿を変えます。
「粉トライアングル」からなる『COFFRET D’OR』秋新商品
ヌーディカバー モイスチャーパクトUV
そして、ここまで詳しく紹介をしてきたコフレドールの『粉トライアングル』及び独自の技術を凝縮した、秋の新商品がこちらです。
秋冬の乾燥した肌にもしっとりフィットして、毛穴・色ムラをしっかりカバーする、“生湿感パウダー・ファンデーション”。しっとり質感のヌーディ肌が持続し、パウダーファンデーションでも潤い溢れるツヤ肌を実現します。
長井かおりさん直伝!「粉塾」良い粉の見分け方&パウダーファンデーションテクニック
長井「良い粉は指で潰すと消えてなくなる」
イベント後半には、“粉”についての見識やパウダー術にも定評のある人気ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさんが登場し、秋新商品を用いたメイクデモンストレーションを実施。
長井さんによれば、良い粉は、指に取りすり潰すようにすると、消えてなくなるのだそう。また、耳元ですり潰したときの音を聞くこともあるのだとか。
「ヌーディカバー モイスチャーパクトUV」は、粉にこだわる長井さんも大絶賛!このファンデーションをより美しく仕上げるテクニックは下記の通りです(混合肌さん向け)。
ツヤ肌に仕上がる!パウダーファンデーションテクニックまとめ
①スキンケア・ベースのあとの肌は「ぺとサラ」質感
パウダーファンデーションの実力を最大限に出すためには、その土台も大切。スキンケアや下地であまりウエットに仕上げすぎてはいけません。肌に触れたとき、さらっとしてるけれどもしっとり感が残っているくらいがポイントです。長井さん曰く「ぺとサラ」肌。
②パフの半分~1/3にムラなく取る
パフにファンデーションを取った段階からムラがあるようでは、肌にのせたら当然ムラに。パフの半分~1/3くらいの面積に取ったら、手の甲で1度なじませて。
③「美肌ゾーン」の目の下へ最初に塗布
最初にのせるのは、「美肌ゾーン」と呼ばれる目の下。この部分がきれいだと、肌全体が美しく見えるので、指で押すように、トントンと塗布。
④頬や額には「サササ塗り」
目の下をしっかりとカバーしたら、頬や額、首元はサッサッサと手首のスナップを効かせて塗ればok!つけ過ぎは厳禁です。
⑤小鼻はパフの角を使いクルクルと
毛穴の開きやメイク崩れの気になる小鼻周りは、パフの角を使ってくるくると。細部に押し込むように塗りましょう。
⑥最後に綺麗なパフ(パフの裏側)で「カラ磨き」
仕上げに、パフの裏側のキレイな面で、肌を磨くのがポイント。ラフな持ち方でサッサと磨けば磨くほど、ツヤが生まれます。
⑦トラブル部分はファンデーションを指で塗布してコンシーラー代わりに
肌トラブルがある場合は、指に直接取って、コンシーラーのように使うのもオススメです。ちょっとしたトラブルなら、軽やかにカバー完了。
コフレドール10周年企画 第3弾
「Favorite Collection」限定登場
なんと今回、コフレドール10周年企画第3弾として、新商品「ヌーディカバー モイスチャーパクトUV」を含む3つの商品に限定デザインが登場。
大人気サンリオキャラクタ-とコラボレーションした、大人の遊び心を刺激するパッケージは必見です。
『COFFRET D’OR(コフレドール)』新商品一覧
2018年9月1日発売 ※参考価格(税抜き表記)・一部限定
コフレドール ヌーディカバー モイスチャーパクトUV 全7色 2,800円
コフレドール モイスチャーグロウベースUV 全1種 2,800円
コフレドール アイゾーンコンシーラー 全1種 2,500円
コフレドール ブライトアップコンシーラー 全1種 2,500円
コフレドール モイスチャーグロウベースUV リミテッドセットa 全1種 2,800円(数量限定)
コフレドール ヌーディカバー モイスチャーパクトUV リミテッドセットa 全4種 3,300円(数量限定)
コフレドール ヌーディーカバー モイスチャーリクイドUV リミテッドセットb 全2種 3,500円(数量限定)
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