快適な眠りにつくために知っておきたい!睡眠を助けてくれる食材と睡眠を邪魔する食材
睡眠がちゃんととれてなくて寝不足が続いてしまうと疲労感が溜まっていくだけでなく、肌トラブルの原因にもなってしまいます。今の暑い季節はなかなか寝付きも悪く、心地よい睡眠ができない場合もたくさんありますよね。
毎日しっかりと睡眠をとるためにも知っておきたい快適な睡眠をもたらしてくれる食材と、逆に睡眠の邪魔をしてしまう食材とはどういったものがあるのかご紹介します!
- 2018-08-16
- 中谷早里
夜の時間でも暑くなっている夏の日は、なかなか眠りにつけずに寝つきが悪くなり、しっかりとした睡眠をとることができなかったという日もたくさん出てくると思います。
寝ようと思ってベッドに入ったのは良いけれど、眠気が来ずに携帯を触っていたら、気づけば何時間も経っていて遅い時間になっていたなんてこともよくありますよね。
眠りについても何度も目が覚めてしまったり、寝ようと思ってもなかなか眠りにつくことができないという日が何日も続いてしまうと寝不足の状態になってしまうだけでなく、睡眠不足からくる疲労感や肌荒れもひどくなってしまいます。
体調管理や美容には睡眠はとても大切な役割を果たしているので、毎日ちゃんとぐっすり寝て次の日爽やかな気分で1日を過ごしたいですよね。
毎日の眠りを快適にするためにも知っておきたい、睡眠を助けてくれる食材と睡眠を邪魔する食材とはどんなものがあるのかをご紹介します!
睡眠を助けてくれる食材
1. アーモンド
アーモンドにはマグネシウムが含まれています。アーモンドに豊富に含まれているマグネシウムは筋肉を適度に緩めて楽な状態にして、快適な眠りにつくのを助けてくれる効果があります。
アーモンドを食べると眠りによいからと、寝る前に一度にたくさんのアーモンドを食べてしまうと下痢や脱水の原因となってしまうので、適度な量を食べることをオススメします。
2. バナナ
バナナもアーモンドと同じようにマグネシウムやカリウムが豊富に含まれているので、筋肉を緩める働きをしてくれて楽な状態で眠りにつくことができるようになります。
3. チェリー
一口サイズでぱくぱくと食べることができるチェリーには、メラトニンが多く含まれています。このメラトニンは睡眠サイクルを調節する助けをしてくれる働きがあり、睡眠不足が続いているときにチェリーを食べることで良質な睡眠を得ることができます。
4. カボチャ
昔から不眠症にはカボチャを茹でて食べるのが効果的だとも言われており、カボチャを寝る前に食べることで眠気がくるまでの時間を短くしてくれる効果があり、快適な眠りへと導いてくれます。
睡眠を邪魔してしまう食材
1. トマト
ビタミンCや鉄分、リコピンなどの美容にもよい成分がたくさん含まれていることで女性に人気の高い食材となっています。
トマトであれば太ることもなく美容にも良いからと、寝る前の小腹が空いたときに食べてしまうこともあるかもしれませんが、寝る前にトマトを食べることは睡眠を邪魔してしまう可能性があります。
体に嬉しい成分がたくさん含まれているトマトですが、トマトは酸が強いことでも知られており、酸が強いものを寝る前に食べてしまうと胸やけや消化不良を起こしてしまうことがあります。
さっぱりしていてたくさん食べてしまいがちのトマトですが、食べるのであれば寝る3時間以上前に食べるようにすることをオススメします。
2. ブロッコリー
ブロッコリーやカリフラワーにはビタミン、ミネラル、抗酸化作用やデトックス効果のあるファイトケミカルなどの健康に良いとされる成分がたくさん含まれています。
サラダにしたり湯がいてそのまま食べることが多いブロッコリーですが、ブロッコリーには食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は体内での消化が遅く、摂取した食物繊維を消化している間は消化器官がずっと活動している状態になっているので、眠気がこないという状態になってしまいます。
3. お肉
タンパク質が多く含まれているお肉ですが、お肉の中のたんぱく質は分子の構造がとても複雑なことからなかなか消化がされなくなっています。
摂取したタンパク質を消化するには酸の強い胃酸が必要となります。タンパク質を消化しようとする胃酸によって胸焼けや消化不良といった症状が出てしまい、なかなか寝付くことができなくなります。
もしも睡眠時に無呼吸の症状が出る場合があるという方は、胃酸が逆流して逆流性食道炎を引き起こしてしまうこともあるので要注意です。
夕食にお肉を食べる場合はなるべく早い時間帯に食べるようにし、消化が進んだ状態で眠りにつくようにすることが大事です。
4. 辛いもの
辛いものを食べると交感神経が活性化され、体内の熱があがりなかなか眠りにつくことができなくなってしまいます。
体や脳を落ち着かせて快適な睡眠をするためにも、夕食時にはあまり辛い物は食べ過ぎないようにすることが大事なポイントです。
毎日快適な睡眠を
いかがでしたでしょうか?毎日何気なく食べている食材の中には、快適な睡眠を助けてくれるものと逆に睡眠を邪魔してしまうものがあります。
何を食べても夜は快適に良く寝ることができるという方は特に気にする必要はないかもしれませんが、寝付けない日が続いている場合や睡眠の質があまりよくない気がするという方は、夕食時や寝る前に食べる物を見直しながら、なるべく睡眠を邪魔する可能性のある食材は避けて食べるようにしてみてください。
体調維持や美容のためにも睡眠はとても大事なものとなっています。快適な眠りにつくためにも、寝る前に食べる物には気を付けていきたいですね!