一気に冷え込み始めたら、心配になるのが肌の乾燥。8月の時期を思い出してみてください、あの時肌は潤いに満ちて、ピリピリすることなんてなかったのでは? それが10月、手で包んだ顔の肌感覚がいつもと違うと感じたら……それはもう乾燥注意報発令中。直ぐ様、スペシャルケアを施さないと、美容皮膚科に行かないと改善しない肌トラブルになっちゃいますよ! コストをかけずに、家で肌を乾燥知らずの健康美肌にするためには、ちょっと工夫が必要です。
■セルフで行う!スペシャル保湿ケアルール
保湿力を高めるために、行いたいルールが3つ。
【1】導入美容を必ず行うこと
乾燥し始めている肌に、いくら化粧水を放り込んでも、土台が出来ていなければ効果は半減。だからこそ、導入美容のチカラを取り入れるのは大切です。ほら、イメージしてみてください。枯れた土にいくら水をあげても意味がないですよね? まずは土をならすことが大事。それこそが肌で言うと、導入美容の意味なのです。肌をふっくらと蘇らせて、化粧水が浸透しやすい状態にするブースターを使いましょう。
【2】夜のシートマスクは特別方法で
普通に使っても保湿力があるシートマスクですが、さらに一工夫して保湿効果を引き上げましょう。することは簡単! いつも通りシートマスクを肌につけたら、そのシートの上から乳液を塗っていきます。高い乳液ではもったいないので、ドラッグストアなどにて1000円以下で手に入るものでOK。シートマスクの上から乳液を叩きこむようにしてマッサージをすれば、シートマスクの美容液を余すところなく取り入れることができるだけなく、摩擦によるダメージもなく顔の血行促進を行えます。肌の血行が悪くなっていると、むくみやすいだけでなく、乾燥肌も招いてしまうからです。
【3】朝の蒸気ケアでファンデのりを変える!
朝の洗顔のとき。洗面器に湯をはって、毛穴を開きつつ、夜寝ている間に冷えた肌をゆっくりと温めていきましょう。「起きてソッコー洗顔」では、肌が固くなっている状態での洗顔になり、チカラをかけて洗顔するはめになってしまうことも。すると、肌にダメージが加わり、乾燥や肌トラブルを招いてしまいます。だからこそ、朝はいつもよりも5分早めに起きて、蒸気ケアを洗顔前に行うこと。肌を柔らかくして、優しい洗顔のみで汚れを落とせるように土台作りが肝心です。
ちょっとの手間を加えるだけで、肌は応えてくれます。この冬は異常気象が続く「エルニーニョ現象」。例年よりもしっかりと保湿ケアを徹底して、乾燥に負けないように今から努力しておくことが大事、大事ですよ!
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美容マーケティング集団beausのメンバーとして活動中。 病気にならないための体作りを目的とした予想医学の資格を有しており、ライティングの専門は医学を基盤とした美容。